ベルトリドは最安値のデュタステリド内服薬

フィンペシアに迫る価格のベルトリド

ベルトリド最安値 プロペシアの主成分フィナステリドの1.6倍の効果があるとして注目を集めるデュタステリドは価格が高いという欠点がありますが、ベルトリドであれば1日40円足らずと非常にリーズナブル。

日本の医療機関で処方されるデュタステリド内服薬はザガーロのみで、価格は1錠300円ほどと非常に高価で、使用に二の足を踏む大きな原因になっています。

そのため、個人輸入を用い海外製の安いジェネリック医薬品を購入・使用する人が多くなっており、デュタスデュプロストなどが人気を集めていますが、中でも最安値として注目なのが個々で紹介するベルトリドです。

ベルトリドとは具体的にどういったものなのか、詳しく見ていきたいと思います。

ベルトリドとは?

ベルトリドは日本のザガーロと同じデュタステリドを0.5mg配合した発毛剤。

このデュタステリドはプロペシアの主成分であるフィナステリドと同じく元々は前立腺肥大症の治療薬として開発されたもので、原因を同じくする男性型脱毛症(AGA)にも効果があるとして発毛剤として転用されました。

ベルトリドの作用

ベルトリドの主成分であるデュタステリドは男性ホルモンであるテストステロンを薄毛の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)に変えてしまう5αリダクターゼという酵素の働きを阻害します。

ベルトリドの効果

プロペシアやフィンペシアに代表されるフィナステリドと違う点は、2型5αリダクターゼの阻害効果しかないフィナステリドに対し、デュタステリドは1型2型の両方を阻害するという点。

これによってフィナステリドのおよそ1.6倍の発毛効果が期待できるのです。

ベルトリドの副作用

効果が大きいということは副作用も強いんじゃない?

そう感じる人も多いと思われるデュタステリド。実際デュタステリドの方が副作用が強いという話もちらほら聞こえてくるものの、ザガーロを製造・販売するグラクソ・スミスクライン社の臨床試験において下記のようなデータが示されています。

ベルトリドの副作用

赤枠の部分がフィナステリド1mg、及びデュタステリド0.1mg、0.5mgのものですが、約180人ずつを用いた臨床試験においてこの2つの副作用には大きな違いは見られず、誤差の範囲と言っていいレベル。

20%前後の副作用発現率にやや不安を覚えるところではありますが、効果も副作用もないはずのプラセボ群(偽薬群)でも15%の副作用が出ていることを考えると、フィナステリドやデュタステリドの副作用の中にはプラシーボ効果によるものも相当数含まれていると思われます。

ベルトリドって信用できるの?

副作用と同じくらい気になる点として、海外製のジェネリックであるベルトリドの信頼性ではないでしょうか?

人気のフィンペシアをはじめ海外製の安いジェネリック発毛剤は、特許が切れた後に他社が製造する正式なジェネリック医薬品ではなく、インドやタイ・フィリピンなどの製薬会社が同じ成分を使い勝手に作っているという背景があります。

特許によって守られているはずの薬でなぜこんなことが起きるのか?

それは国自体が国際特許に緩いことはもちろん、貧困者の多い地域において高価な先発薬を使えないことに対する救済措置でもあるのです。

では、半ば勝手に作っている発毛剤の効果も信用できないものなのか?

これらジェネリックの発毛剤を作っているインドなどの製薬会社は世界中に生産拠点を持っていたり、流通させていたりする大手製薬会社で、最も有名であろうフィンペシアを作るインドのシプラ社はアメリカやヨーロッパをはじめ多くの国に薬を流通させるインドでも屈指の製薬会社。売上高は2000億円に届こうとしています。

一方、ベルトリドを製造・販売するのは同じくインドのインタス社で、シプラ社ほど規模は大きくないもののインド10位の製薬会社で、先進国、新興国問わず世界70ヶ国以上に医薬品を流通させています。

売り上げの規模だけでいえば日本で25位前後のゼリヤ新薬やキッセイ薬品レベルですが、インタス社は薬価の安いジェネリックばかりを製造していてこの売上高なので、生産や流通、取引の規模はずっと大きくなります。

常識的に考えてそれほどの規模の製薬会社が品質の低いものを製造することは考えにくく、信頼性という面で心配する必要はないでしょう。

ちなみに、フィンペシアより安いフィナロを製造しているのもインタス社。

ベルトリドの価格は?

冒頭でも「最安値」と書いたように、圧倒的な安さが特徴のベルトリド。

どのくらい安いか、同じくデュタステリド内服薬のデュプロストやデュタスと1箱の価格、1錠当たりの単価を比べてみましょう。すべて税込・送料込です。

商品名 内容量 価格 1錠の単価
ベルトリド 100錠 5,049円 50.5円
デュプロスト 100錠 5,546円 55.5円
デュタス 300錠 13,472円 44.9円
(2017年7月現在)  

確かに一番安いけど1錠当たりの単価はデュタスの方が安いじゃねぇか!

そう思った方も多いと思いますが、これには続きがあります。というのも、ベルトリドは複数買いするとかなりの割引が効くのです。

商品名 内容量 価格 1錠の単価
ベルトリド1箱 100錠 5,049円 50.5円
ベルトリド2箱 100錠×2 8,014円 40.1円
ベルトリド3箱 100錠×3 10,992円 36.6円
デュタス 300錠 13,472円 44.9円
(2017年7月現在)  

元々安いのに、3箱が実質2箱分の価格で買えるという謎仕様。

これによって300錠入りのデュタスより遥かに安く買うことができ、日本のザガーロが30錠で1万円前後くらいであること考えると、10分の1に迫ろうかという圧倒的な安さを実現しています。

ベルトリドの総評・まとめ

日本では非常に高価なデュタステリド内服薬も、個人輸入を用いて海外製のジェネリックを購入すればビックリするくらい安く済みます。

中でもベルトリドは非常に安価で、割安な3箱まとめ買いなら1錠当たりの単価は36~37円。人気のフィナステリド内服薬であるフィンペシアの1錠約30円にも匹敵するほどの価格に。

ただ、これまで日本のプロペシアやザガーロを使っていたという人は、インド製のジェネリックに抵抗感がある場合も。そういった場合はザガーロと同じグラクソ・スミスクライン社が製造・販売するアボダートという選択肢もあります。

これは純正品ながらザガーロの3分の1程度の価格で買えるため、信頼性・価格のバランスを考えるならこちらが良いかもしれません。

個人輸入を用いたとしてもデュタステリドはフィナステリドの1.5倍ほどの価格になりますが、ベルトリドのまとめ買いを上手に利用するとほとんど変わらないレベルまで安くなりますので、価格面で二の足を踏んでいる人は参考にしてみて下さい。

ベルトリドの詳細

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