フェルサ 育毛サプリとしての効果は限定的か

成分・含有量共に少なめのフェルサ

フェルサに発毛効果は?

男性型脱毛症(AGA)を対象にした育毛サプリメントの中でおしゃれな外観を持つフェルサ。ノコギリヤシや亜鉛など定番の成分を配合しているものの、詳細な成分や含有量を見ると正直なところ不安を抱かざるを得ません。

公式サイトにおいても「生やすことではなく育てる事に着目」と謳っており、発毛ではなく育毛に焦点を当てていることが見て取れるフェルサ。薬事法的にも当然といえば当然ですが…

多くの育毛サプリメントが存在しどれを使っていいか分からない人も多数いると思われ、フェルサも候補に入っているという人に向けて、成分や含有量、価格に至るまで徹底的に検証してみたいと思います。

フェルサにはどういった成分が入っているのか?

サプリメントに限らず育毛関連商品の効果を量るには成分がもっとも重要になりますので、まずはフェルサの全成分を見てみましょう。

フェルサ
成分
ノコギリヤシ種子エキス
ミレットエキス
亜鉛含有酵母
ビール酵母
ドロマイト
豚プラセンタエキス末
結晶セルロース
サイクロデキストリン
焼成カルシウム
ステアリン酸カルシウム
パントテン酸カルシウム
L-リジン塩酸塩
L-メチオニン
L-シスチン
二酸化ケイ素
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ナイアシン
シェラック
キサンタンガム
グリセリン脂肪酸エステル

ノコギリヤシと亜鉛、ミレットエキスは育毛サプリメントにおいて定番成分で、目新しさはないものの基本はしっかりと抑えている印象を受けます。

それらを含めフェルサの注目すべき成分をもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

■ノコギリヤシ

AGA対策の薬としてプロペシアが非常に有名でご存知の方も多いと思います。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは5αリダクターゼ(5α還元酵素)の作用を阻害することによりジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する効果があります。

このDHTは前立腺肥大症や薄毛の原因となる男性ホルモンの一種で、フィナステリドは元々前立腺肥大症の治療薬として使われていたのですが、DHTの生成抑制が薄毛にも効果があるとして発毛剤に転用された歴史があります。

ノコギリヤシにはこれと同じ効果があり、ヨーロッパの方では前立腺肥大症の治療薬として用いられていますし、日本においてもそれに伴う尿漏れや頻尿対策のサプリメントとして有名です。

このようにノコギリヤシにはフィナステリド同様5αリダクターゼを阻害しDHTを生み出しにくい状況を作ることから、育毛分野においても活躍しています。

■亜鉛

亜鉛は髪の毛の90%以上を構成するケラチンを作り出すうえで欠かせないミネラル。

ケラチンは体内にある18種のアミノ酸を合成して作られますが、亜鉛はその合成を促す作用があり髪の毛の成長にとって絶対に必要な成分なのです。

また新陳代謝や細胞分裂を促進させるため、毛母細胞の分裂や増殖を手助けし育毛に繋がげるという点でも注目されています。

成人男性の平均的な1日の亜鉛摂取量は8.8mgとされていますが、推奨摂取量は10~12mgとやや足りておらず、それを補う意味でも亜鉛が入っている事は重要になります。

■ミレットエキス

穀物の「キビ」の一種であるミレットは特にヨーロッパなどで使用されている実績があり、かの地では「飲む育毛剤」という地位を確立しています。

ミレットには各種ビタミンや亜鉛などのミネラルなど豊富な栄養素が含まれていますが、中でもケラチンの元となるアミノ酸が多く育毛を強力にサポートします。

ミレットエキスでアミノ酸をしっかりと補給し亜鉛と共にケラチンの合成を促すというのは理に適っているといっていいでしょう。

■アミノ酸

フェルサにはミレットエキスとは別にアミノ酸も配合されています。

ただ、中身を見てみるとリジン、メチオニン、シスチンの3種のみで、育毛サプリメントとしてはかなり少ないと言わざるを得ません。

リジンは育毛のために単体のサプリメントを使う人もいるくらいですが、10種以上入っている育毛サプリも珍しくないので、フェルサのアミノ酸はさすがにちょっと少ないかな。

■ビタミンB群

数あるビタミンの中でもビタミンB群は細胞分裂や血行促進、ケラチンの合成を促すなど育毛に深く関わります。

フェルサに含まれるビタミンB群はB1、B2、B6に加えパントテン酸カルシウム(B5)、ナイアシン(B3)の5つで、まあまあ及第点といったところでしょうか。


成分的にはある程度ツボを押さえてはいるものの、他の育毛サプリメントに比べるとフェルサの成分は全体的に少なめという印象は拭えません。

そうなると一つひとつの含有量や価格がカギになってきますが…

フェルサの成分含有量

フェルサの成分について見てきたところで、今度は1日分2粒に入っている主要な成分の含有量を見てみたいと思います。

成分 ノコギリヤシ 亜鉛 ミレットエキス
含有量 100mg 3mg 100mg

多くの育毛サプリメントが含有量非公表としている中主要な3種の成分を明記している点は評価できますが、どれを見ても少ないと言わざるを得ません。

まずノコギリヤシ。これは各国にDHT抑制効果があったとする臨床データが存在しますが、その中で使われる量というのはほとんどの場合1日320mg

一般的なノコギリヤシサプリメントはそれにならって300mg前後配合するのがスタンダードですが、フェルサには100mgしか入っていません。

亜鉛については上でも書いたように1日の推奨摂取量は10~12mg程度とされ、上限は45mgと余裕があるため多くの亜鉛サプリメントは10mg前後配合し、どんな人も亜鉛不足に陥らないような配慮がなされています。

しかしフェルサは3mg…明らかに少ない。

そしてミレットエキス。これについては明確な指針はないものの、ミレットを主成分としたサプリメントの多くは300mg前後含有しています。一方でフェルサは100mg。

含有量が明記されている3種の成分はすべて一般的な専用サプリメントの3分の1くらいの量しか入っておらず、さすがにこれで明確な効果があるとは思えません。

様々な成分が入っているオールインワンサプリだから仕方ないんじゃない?

そう感じる人もいるかもしれませんが、イクオスサプリEXのように、フェルサに比べ遥かに多くの成分を配合しながらもノコギリヤシや亜鉛は十分な量入っているものもあります。

成分の数が少ない上に含有量も少ないというのは薄毛改善において相当厳しいと言わざるを得ません。

フェルサは髪の毛を生やす事を諦めている?

成分の数が少なく含有量も多いと紹介したフェルサですが、公式サイトには下図のようなことが書かれています。

フェルサで髪は生えない

…なるほど。

医薬部外品の育毛剤ですら「発毛」や「髪が生える」という表現を使うのは薬事法によって禁止されており、医薬部外品ですらないサプリメントで「髪が生える」なんて表現は絶対に使えないため、フェルサのこの姿勢は間違ってはいません。

間違ってはいませんが、主要な成分の少ない含有量を見てしまうと「はなから髪の毛を生やすことを諦め、少ない成分を正当化している」という印象を抱いてしまいます。

確かに育毛サプリメントで「髪が生える」という表現はご法度ながら、各社いろいろと努力したり工夫を凝らしたりして発毛に繋げようとしているのですから、成分や含有量が少ない中でこの姿勢…個人的には気に入らない。

フェルサの価格は?

成分の数は少ない、含有量も少ない、発毛ははなから諦めている。ならばせめて価格面ではかなり頑張ってもらわねば困りますよね。

そんなフェルサの価格はというと…

購入プラン 送料 初回特典 価格
単品購入 530円 6,696円(税込)
定期コース 無料 1本無料 5,980円(税込)
(2017年3月現在)  

定期コースの初回は無料で1本プレゼント…つまり半額の実質2,990円で2本買えることになりますが、次回以降は5,980円。

ハッキリ言ってクソ高い。

成分46種、ノコギリヤシ300mg、亜鉛12mgなどフェルサを遥かに上回るイクオスサプリEXが定期で4,730円なのに、なんで大きく劣るフェルサが5,980円!?

ハゲを本気で治したい人間の立場から言わせてもらうと、ずっと半額の2,990円だったとしても使いたくないレベル。

フェルサの総評・まとめ

ちょっと感情的に書いてしまいました。しかしフェルサを調べれば調べるほど「これはおすすめできない」と強く感じさせ我慢ができませんでした。

2016年9月にイクオスが大幅リニューアルして以降、育毛剤はもちろんサプリメントの勢力図が大きく変わってしまった影響もありますが、それにしてもフェルサには何一つ“売り”が見当たりませんでした。

せめて価格が安いなどの特徴があれば紹介もしやすかったんですけどね。

現状育毛サプリメントは成分や含有量、価格面においてもイクオスサプリEXが頭一つ抜け出していますので基本的にこちらをおすすめしますが、フェルサの公式サイトのリンクも貼っておきますので、興味のある方は覗いてみて下さい。

もしピンと来るなら使ってみてもいい…かも。

fuerza(フェルサ)の詳細

イクオスサプリEXの詳細へ

当サイト育毛剤人気ランキング


あわせて読みたい関連記事


カテゴリ一覧