リアップX5とメディカルミノキ5を徹底比較

日本製ミノキシジル外用薬を徹底比較

リアップX5とメディカルミノキ5

日本国内で販売されているミノキシジル製品はリアップシリーズのみでしたが、2017年10月に国内2つめとなる「メディカルミノキ5」が発売されましたので、どっちを使えばいいのか比較しながら検証します。

「リアップ使ってみたいけど高いな~」と感じていた人は多いと思われ、後発のメディカルミノキ5が発売されたことで安価に買えるのではないかという期待も生まれますよね。

リアップX5もメディカルミノキ5もミノキシジルを5%配合しているという点で共通しているので、その他の要素が勝敗を分けるでしょう。

果たして結果やいかに。

    目次
  1. リアップX5とは
  2. メディカルミノキ5とは
  3. リアップX5とメディカルミノキ5の成分比較
  4. 副作用の出やすさは?
  5. 使いやすさはメディカルミノキ5が上か
  6. 価格を比較すると…
  7. リアップX5とメディカルミノキ5比較の総評

リアップX5とは

リアップX5

アメリカですでに成功を収めていたミノキシジルが日本に入ってきたのは1999年。大正製薬が発売したミノキシジル1%を含有するリアップが最初で、医薬品というくくりであるため薬剤師が常駐した薬局やドラッグストアでしか購入できないという特徴も。

2009年には同成分を5%配合した「リアップX5」が発売され、2015年には3つの育毛サポート成分を追加した「リアップX5プラス」が発売。現在に至ります。

海外では数多くの製品が販売されているミノキシジル外用薬ですが、日本においては2017年にメディカルミノキ5が発売されるまでリアップシリーズが事実上の独占状態でした。

この理由については「副作用のリスクがあるミノキシジルの普及に厚生労働省が及び腰だった」「大正製薬と厚生労働省に癒着があった」などの噂が飛び交っていましたが、真相は謎。

ただ、世界で使用されているミノキシジルを他メーカーが18年間も販売しなかった事実の裏に何らかの「力」が働いていたのは想像に難くありません。

とはいえ、リアップX5は医療機関で処方されるプロペシアと並んで薄毛男性の希望であったのは間違いありません。

メディカルミノキ5とは

メディカルミノキ5

メディカルミノキ5はおよそ18年ぶりに発売された国内2つめのミノキシジル外用薬。育毛シャンプーで有名なアンファーが販売する「スカルプD」ブランド。

名前が示すようにミノキシジル5%を配合している点はリアップX5と一緒。もちろん第一類医薬品ですので薬剤師のいる薬局でしか購入できません。

ただ、リアップのような臨床試験のデータを公表していないことを考えると、先発薬のデータを踏襲できるジェネリック医薬品という位置付けである可能性が濃厚。

メディカルミノキ5は成分的にリアップX5に近いことに加え、国内にミノキシジルを使った発毛剤が2つしかないことから直接的なライバルになることは間違いないでしょう。

リアップから遅れること18年、2017年になってなぜ新たなミノキシジル外用薬が認可されたのかは謎。裏にはなにかあったのだろうか?

リアップX5とメディカルミノキ5の成分比較

ミノキシジルばかりに目が行きがちなリアップX5とメディカルミノキ5。全成分はどうなっているのか比較してみましょう。

リアップX5プラス メディカルミノキ5

ミノキシジル
ピリドキシン塩酸塩
トコフェロール酢酸エステル
l-メントール
セタノール
1,3-ブチレングリコール
ジブチルヒドロキシトルエン
リン酸
エタノール


ミノキシジル
グリセリン
1,3-ブチレングリコール
リン酸
エタノール

ほとんど一緒ですね。

リアップX5には発毛サポート成分として「ピリドキシン塩酸塩」「トコフェロール酢酸エステル」「l-メントール」の3つが入っていますが、メディカルミノキ5の有効成分はミノキシジルのみとシンプルに。

各成分がどういったものか詳しく見ていきましょう。

ミノキシジル

リアップX5、メディカルミノキ5共に5%を配合するミノキシジルは世界中で発毛効果が認められている成分。現在約90ヶ国で使用されています。

詳しい発毛メカニズムは解明されていないものの、毛根を包み込むように存在する毛包に作用し毛母細胞の増殖や分裂を促した結果、薄毛になってしまった部分の髪の毛が再生することは分かっています。

ミノキシジルを5%含有した外用薬を頭皮に塗布した際の効果は以下のとおり。

ミノキシジル5%の効果

メディカルミノキ5の説明文に「4ヶ月使用後から有効性が認められる」とあるように、16週の段階で80%以上の人に薄毛の改善が見られ、うち10%は中等度改善に。

その後も改善する人がじわじわと増え、最終的には約95%の人が軽度改善以上、約70%が中等度改善と良好な成績を収めています。

上記はリアップX5の臨床試験データですが、メディカルミノキ5がこれのジェネリック医薬品であるなら効果はほぼ一緒と見ていいでしょう。

ピリドキシン塩酸塩

リアップX5のみに配合される成分であるピリドキシン塩酸塩は、頭皮の皮脂分泌を抑え毛穴が詰まるのを予防する効果があるとされ、毛穴の詰まりを抑制することでミノキシジルの浸透を助け発毛を促進させます。

トコフェロール酢酸エステル

リアップX5プラスのみに配合される発毛サポート成分の1つ。

トコフェロール酢酸エステルは「酢酸DL-α-トコフェロール」とも呼ばれるビタミンE誘導体で、様々な育毛剤の有効成分としても使用されています。

基本的な効果は抗酸化作用や血行促進効果で、リアップX5の説明によると皮脂の酸化といった変質を抑制し、においの発生を抑制する効果があるらしい。

l-メントール

一般的に芳香などの目的で使用されるメントールは爽快感を生み出すと同時に炎症、かゆみなどの発生を抑制します。

これもリアップX5のみに含まれる成分。

副作用の出やすさは?

医薬品成分であるミノキシジルだけに副作用は気になるところ。

メディカルミノキ5はジェネリックという位置付けのため副作用に関してもリアップX5に準じると思われますので、ミノキシジル5%使用で考えられる副作用と、リアップX5の臨床データを見てみます

ミノキシジル5%の副作用

ミノキシジルは本来血管を広げて血圧を下げる薬であるため、低血圧やめまい、動悸といった副作用を心配する人もいるでしょうが、頭皮に塗る外用薬として使用した場合はそれらの副作用リスクは限りなく小さくなります。

臨床試験データを見てもそのほとんどはかゆみや発疹、紅斑など頭皮に関するトラブルで、全体の発現率は8.82%。これを高いと見るか低いと見るかは人それぞれながら、そのくらいの副作用であればチャップアップやイクオスといった育毛剤でも出る可能性があるので、あまり心配しなくてもいい気はします。

メディカルミノキ5は防腐剤不使用

リアップX5プラスには3種の発毛サポート成分が入っているというメリットがある一方で、メディカルミノキ5は防腐剤不使用をひとつの売りにしています。

具体的にはリアップX5プラスに入っていて防腐剤としての効果もある「ジブチルヒドロキシトルエン」や「トコフェロール酢酸エステル」が入っていないこと。

広く使われるこれらに健康を害するほどの毒性があるとは考えられないものの、肌が弱い人や添加物を気にする人にとっては入っていないほうが安心なのかもしれません。

私は全然気にしないけど…

■低血圧やめまい、動悸などの副作用の心配はほとんどない
■防腐剤不使用である分メディカルミノキ5の方が若干安全か

使いやすさはメディカルミノキ5が上か

リアップX5プラスもメディカルミノキも成分的にほとんど同じであるため、使用感に大きな差はありません。あえて言うならメントールが配合されている分清涼感はリアップX5プラスのほうが若干上。

しかし、メディカルミノキ5は容器にこだわっているため、使いやすさという面ではアドバンテージがあります。

メディカルミノキの容器

リアップX5は容器のノズルに計量室があり、量を確認した上で直接頭皮に押し当てて使用します。一方メディカルミノキはキャップがスポイト状になっている上、「押し当てる」「ボタンを押す」という使い分けで吐出量を調整できます。

個人的にはどっちでもいい気がしますが、せっかちな人にとっては一気に出すことができるメディカルミノキ5の方が便利に感じるかもしれません。

価格を比較すると…

最後になりましたが、価格について見てみましょう。

普通に考えれば後発であり成分的にも優れた面はなく、しかもジェネリック医薬品ということでメディカルミノキ5のほうが2、3割は安くなりそうなイメージを抱きますが…

商品名 価格 1本あたりの単価
リアップX5プラス 7,611円 7,611円
メディカルミノキ5 7,800円 7,800円
メディカルミノキ5 3個セット 19,890円 6,630円
メディカルミノキ5 4個セット 24,960円 6,240円

ところがどっこい安くない。

セットで購入すると安くなり、4個セットであれば約2割引きにあたる1本当たり6,240円になるものの、単品価格ではメディカルミノキ5のほうが高くなります。

ネットを中心に販売する育毛剤と違いお得になる定期コースがないためセットで安くする方法もありだとは思いますが、ジェネリック医薬品なのに先発のリアップX5プラスより高い単品価格には違和感を感じざるを得ません。

だって、長い期間とコストが必要になる臨床試験すら行ってないんでしょ?それなのにそれを行っているリアップより高いというのは、「ちょっと消費者をバカにしてるんじゃないの?」という印象を抱かれても仕方ないかなと。

リアップX5とメディカルミノキ5比較の総評

20世紀から販売を続けるなど歴史も実績もあるリアップシリーズの旗艦モデルであるリアップX5プラスと、18年ぶりに登場した国内2つめのミノキシジル外用薬メディカルミノキ5。様々な面で比較してみることで見えてくるものがあったのではないでしょうか。

新たな商品であるメディカルミノキ5視点でメリットデメリットを挙げてみると…

メディカルミノキ5
メリット デメリット

■防腐剤を使っていない
■容器が使いやすい
■まとめ買いでお得になる


■成分がミノキシジルのみ
■実績や信頼性で劣る
■単品価格が高い

メディカルミノキ5はまとめ買いで1本当たりの単価が安くなるのが最も大きなメリットで、長期的にミノキシジルを使用しようと考えている人にとってはありがたいかもしれません。

しかし単品での購入となるとデメリットが目立つため、これまでミノキシジルを使ったことがない人などはリアップX5プラスを使うべき。

もう少しぶっちゃけてしまうと、ミノキシジル5%だけでいいなら1本当たり1,700円くらいで購入できるアメリカ製のカークランドで十分ですし、「もっと強い効果を」と望むならミノキシジル16%やフィナステリドが配合されるフォリックスFR16が良い。5,180円とメディカルミノキ5の4個セットより安いし。

リアップX5プラスやメディカルミノキ5の金額を出すなら育毛サプリメントが付く育毛剤チャップアップやイクオスも視野に入ります。

育毛剤単品であれば個人差はあれどミノキシジルの方に効果を感じる人の方が多いと思いますが、育毛サプリメントも加わると逆転する可能性もありますし、副作用のリスクも小さくなりますので、育毛剤を初めて使うという人はこちらのほうが良いかもしれません。

リアップX5プラスとメディカルミノキ5を比べた場合、どちらかというとリアップX5のほうがおすすめ。しかし選択肢はこれだけではないことも忘れないで下さい。

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