薄毛・ハゲの主な原因は加齢?

薄毛の原因はやはり「加齢」なのか?

育毛剤が効かない原因は?

「若い頃はあんなにフサフサで針金のようだったのに、今となっては…」

10代から20代前半までの髪というのはピンピンするほどのハリやコシを有しており、「ボリュームあり過ぎてうぜぇ…」くらいの印象を抱いていた人も多いと思いますが、20代後半から30代では徐々に髪の毛のコシがなくなってきたと感じる人が多くなります。

それはなぜか?結論から言ってしまうと薄毛やハゲの原因で最も多いのは「加齢」と「AGA」だからです。

とはいえ、この2つは密接に関わりあっているもので、切り離して語るわけにはいきませんので、ここでは加齢による薄毛やAGAについて詳しく取り上げていきたいと思います。

まずはヘアサイクルを知る

何もしなければ歳を取ると共に体の全ての部分は衰えてきますから髪の毛も衰えるのは自然であり、時間を止められない以上老化は避けられません。そんな薄毛を語る上で絶対に欠かせないのがヘアサイクルです。

ヘアサイクル 髪の一生 髪の毛の一生は右図のようなサイクルになっており、このヘアサイクルはおよそ2~6年で一回りします。

若い頃はほとんどの髪がこのサイクルを活発に行っておりますから髪の毛は多く生き生きとしています。

しかし歳と共に成長期が短くなり、髪の毛や毛根が太くなる前に退行期~休止期に入ってしまい、結果短く細い毛が増え、また抜けるのも早くなってしまうのです。

これが顕著になってくるのが多くの場合30代~となり、実際に周りを見渡してもこのくらいの年代になると薄毛の方が一気に増える印象を受けます。

薄毛の割合は年齢を重ねるほど増える

もはや語るまでもないとは思いますが、年を取っている人ほどハゲの人の割合は多くなり、50代以降になると半分以上の男性が大なり小なり薄毛になっている印象を受けますよね。

年代別の薄毛の割合を示したデータはいくつかあり、複数の統計を「ハゲる年齢って平均的に何歳?」で詳しく検証していますが、ここではそこから最も現実に即したデータを取り上げます。

年齢 脱毛が進んでいると感じている人の割合(%)
10代 10.5%
20代 25.8%
30代 38.2%
40代 45.4%
50代 53.4%
60代 60.5%
出典:リーブ21  

これを見ると年齢と共に薄毛の割合が増えていることがハッキリと見て取れ、20代でも4人に1人がハゲていることに。30代に至っては3人に1人以上が薄毛という、我々ハゲにとっては心強い(?)結果になっています。

一口に30代といっても30歳から39歳までかなりの幅があるものの、30代半ばになれば3人に1人は多かれ少なかれ薄毛が進行しはじめていると見ていいでしょう。

50歳くらいになれば約半数の人が薄毛になっている事になるなど、加齢によって薄毛の人は確実に増えていくこと示されています。

なぜ加齢によって薄毛になるのか?

加齢によって薄毛になる原因はいくつか考えられるものの、その多くは男性型脱毛症(AGA)ということになります。なぜならAGAは男性の薄毛の9割を占めているからです。

しかもAGAは特に対策をしなければ進行する一方なので、加齢とともにハゲてきたと感じる人が増えてくる点とも合致します。

そんなAGA、どういった原因で発症してしまうのか?

■AGAのメカニズム

男性型脱毛症(AGA)を引き起こす原因…それは我々が豊富に持つ男性ホルモン「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結合して生まれる「ジヒドロテストステロン(DHT)」にあります。

AGAのメカニズム

5αリダクターゼは遺伝や体質によってある程度分泌量が決まっており、それがテストステロンに作用してDHTという男性ホルモンが生成されます。

そしてこのDHTが毛乳頭細胞内にある受容体「アンドロゲンレセプター」に作用して髪の毛の成長を阻害、結果ヘアサイクルが乱れて成長期が短くなり、抜け毛が増えたり細い毛が増えたりといったことが引き起こされます。

しかしここでちょっとした疑問がわいてきます。

DHTを作り出す5αリダクターゼの分泌量が遺伝などによりある程度決まっているのなら、テストステロンの量がピークを迎える20代で薄毛が始まるのが妥当であり、加齢とともにAGAが増えていくという点に違和感を感じるからです。

加齢によってDHTが増えるという説

男性ホルモンであるテストステロンは確かに20代をピークに減少していきますので、5αリダクターゼの分泌量が一定であれば薄毛の原因となるDHTも減少していくような気がしませんが?

しかし、事はそう単純ではないよう。

男性にとって必要不可欠なテストステロンが加齢によって減少すると、体の中ではそれを補おうとDHTの生成が活発化するという見方があります。

そう考えると、加齢によって薄毛の人が増えることに説明が付きますよね。

髪の毛が細く薄くなっていくのに反比例してヒゲや体毛が濃くなっていくのは、DHTが増えたことによる作用とも言われています。確かに実感としてヒゲは加齢とともに濃くなっている。

ヒゲとか体毛とかいらんから髪の毛を生やしてくれと言いたい。

加齢による薄毛は避けられないのか?

先ほども書いたように人の老化は避けようがありませんから加齢による薄毛もまた避けようがないようにも感じるでしょう。

しかし現在は体を含めアンチエイジングという考え方が浸透し「また若い頃のようにフッサフサに」というのは無理でも、加齢による抜け毛などを減らし太くコシのある髪の毛にできる可能性は十分にあります。

加齢による薄毛の詳しい対策、対処法は薄毛の対処法のページで詳しく解説しているのでここでは要点だけまとめます。

  • ■睡眠不足の解消
  • ■食生活の改善
  • ■適度な運動
  • ■ストレスを減らす
  • ■禁煙
  • ■効果的な育毛剤や発毛剤を使う

…などでしょうか。

老化は誰にでも公平に訪れますから、ある意味加齢による薄毛が一番対策しづらいのは間違いないのですが、日常生活が乱れていたり、タバコを一日にかなりの本数を吸う方、全然運動をしない方で薄毛に悩んでいる場合はそれらを改善すれば効果を期待できる可能性は十分にあるでしょう。

AGAの主な原因は5αリダクターゼが作り出すDHTであることは間違いないものの、それはあくまでも大きな要因であってすべてではありません。

生活習慣を見直し血行を促進し酸素や栄養を髪の毛に行き渡らせるなど、髪の毛が成長しやすい環境を整えることでAGAの発症を食い止めることもできるのです。

もちろん、育毛剤などを使えば手っ取り早く効果を実感できるものの、自分の中の“髪の毛を生やす力”を維持・改善することも重要な要素になりますので、加齢と諦めず生活習慣の改善にも取り組んでみて下さい。

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