キャピキシルの値段の高さは適正なのか

ちょっと厳しいキャピキシル育毛剤の価格

キャピキシルの値段が高い

色々と新たな成分が登場する育毛業界においてキャピキシルは確固たる地位を確立しつつありますが、「高すぎて買えない」と感じている人も多いのでは?果たしてこの価格は効果に見合っているのでしょうか?

キャピキシルが育毛剤の主成分として登場した時の「ミノキシジルの3倍の効果」というフレーズは衝撃的で、新たな可能性を感じさせるものでした。

同時に軽く1万円を超える価格に衝撃を受けましたが。

最近では1万円を切る値段のものも登場していますが、それでも従来のものに比べれば割高。果たしてこの価格は適正なのか?

    目次
  1. キャピキシルとは?
  2. キャピキシル育毛剤の具体的な価格
  3. キャピキシルはなぜ高い?
  4. 効果に価格は見合ってる?
  5. 口コミは賛否両論
  6. 副作用がない点は高評価
  7. キャピキシル育毛剤個別のコスパ診断
  8. キャピキシルの効果と価格に関しての総評

キャピキシルとは?

最初に、キャピキシルが具体的にどういったものかよく分からないという人のために、簡単な説明をしておきましょう。

キャピキシルはカナダのLUCAS MEYER COSMETICS(ルーカスマイヤーコスメティックス社)が開発した化粧品の成分で、元々はまつげの成長を促す美容液として製造。その効果が認められ後に育毛剤にも使用されることに。

成分表上は「キャピキシル」ではなく、構成する成分である「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド-3」の2つが表記されます。

キャピキシルの構成成分

アカツメクサはその辺の野原でもよく見かける花で、このエキスに含まれる「ビオカニンA」という物質は大豆に含まれるイソフラボン同様に女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きをします。

エストロゲンは薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の働きを抑制する効果があるため、ビオカニンAにも同様の効果が期待できるのです。

一方のアセチルテトラペプチド-3は高い細胞修復能力があり、それが主に毛包の細胞に働きかけ髪の毛の成長を促すもの。

この2つの相乗効果によってキャピキシルは高い育毛効果を示し、培養した細胞を用いた実験ではミノキシジルの3倍の効果を示しています。

キャピキシルの臨床試験

ただし、培養細胞による実験は実際の頭皮の状況とは大きく異なるため必ずしも信憑性は高くありません。そこを考慮してか実際の頭皮に使用した試験も行い、成長期の髪が13%増えたのに対し休止期の髪は29%減少するという効果を実証。

こういった効果が認められて大きな注目を集めるに至ったのですが、開発メーカーのデータしか存在しない点は不安材料と見ることできます。

それでも私達ハゲに希望を与えていることに変わりはないですけどね。

キャピキシル育毛剤の具体的な価格

キャピキシルを用いた育毛剤の価格が高いかどうかを判断するには、具体的な値段を知っておく必要がありますので、まずは現在販売されている5種の単品価格と定期コースの価格をチェックします。ちなみにすべて税込。

商品名 内容量 単品購入価格 定期コース価格
バイタルウェーブ 60ml 11,880円 8,200円
フィンジア 50ml 12,800円 9,980円
ザスカルプ5.0C 80ml 15,000円 10,000円
ボストン 60ml 15,984円 13,824円
Deeper3D 60ml 14,100円 14,100円

単品購入では最も安いバイタルウェーブでも12,000円弱、最も高いボストンは16,000円弱することになり、私のような貧乏人には相当厳しい値段。

一方、お得な定期コースになるとバイタルウェーブやフィンジアが1万円を切ってくるものの、高機能育毛サプリメントが付いて7,538円のイクオスあたりに比べるとやはり高いと感じざるを得ません。

ちなみに、上記5種はすべてキャピキシルを5%配合で共通しているにも関わらず価格が大きく違うのはそれ以外の成分によるところが大きいから。

特にDeeper3Dはリデンシル5%と成長因子8種配合と、成分的に頭一つ抜けている印象があります。ただ高い。しかも定期コースでもほとんどお得にならないのは厳しい…

キャピキシルはなぜ高い?

後発であるバイタルウェーブや人気のフィンジアは定期コースで1万円を切る価格になっているものの、育毛サプリメントが付いて7,500~9,000円のイクオスやチャップアップといった従来の育毛剤に比べると割高に感じてしまいます。

キャピキシルを用いた育毛剤はなぜここまで高いのか?

その一番の原因はキャピキシルを開発したルーカスマイヤーコスメティックス社へ支払うライセンス料が考えられます。

キャピキシルが高い理由 現在、日本でキャピキシルを配合した育毛剤は計5種販売されており、そのすべてが5%配合となっています。

3%以上を配合するものにはルーカスマイヤーコスメティックス社から正式な許可の元使用している証として右図のエンブレムが付与されるのですが、おそらく同社の許可を得て配合するのにそれなりのお金がかかると推測されます。

まして、従来の育毛剤は一つひとつの成分の含有量を明記していない…つまりそれぞれの量はあまり多くないと思われる中、キャピキシルは5%も配合しているわけですから、その辺の権利関係にコストがかかっているのでしょう。

ブランドイメージの構築も狙いか

キャピキシルの使用量にある程度のコストがかかっているのは想像に難くありませんが、だからといって1本当たり数千円かかっているようなことはまず考えられません。どういった契約かは分からないものの一般的な育毛剤の原価を考えれば、1本当たり換算でせいぜい数百円程度でしょう。

にもかかわらずこれだけ高い理由のひとつとして考えられるのが「キャピキシル」というブランドイメージを確立して価値を創出したいという狙いがあると思われます。

「もの」というのは安ければ売れるというわけでは決してなく、高いからこそ効果に信憑性を与えられるという考え方もあります。

ただし、これはあくまでもメーカー側の都合であり、私達消費者にとってみればあまり嬉しい話ではありませんが。

効果に価格は見合ってる?

ある程度価格が高くてもそれに見合うだけの効果があれば文句はないが、果たしてキャピキシルには値段に説得力を持たせるだけの効き目があるのでしょうか?

前述したように培養細胞を用いた実験ではミノキシジルの3倍の効果が出たとしていますが、成分の入った液体に細胞を直接浸すという方法は実際の頭皮環境とは大きく異なるため、あまり信用できません。

じゃあ、実際に頭皮に使ってみてどうなのか…という点におけるデータは、開発元であるルーカスマイヤーコスメティックス社が出しているデータしか存在せず、こちらも信憑性としてはいまいち。

一応イクオスが自社商品の検証として出しているデータの中でキャピキシルとミノキシジルを引き合いにしているものも存在します。ただ…

アルガス2のデータ

やや噛ませ犬感が…

イクオスはキャピキシルともミノキシジルとも関係のない育毛剤なので、考えようによっては客観的かつ正当なデータという見方もできるか。

口コミは賛否両論

キャピキシルに関した口コミは色々と確認できるものの、その内容は必ずしも肯定的なものばかりではなく、否定的な意見も散見されます。

いくつか象徴的なものを見てみると…

なんか、4ヶ月経って、やっとちょっと生えてきた気がする
3ヶ月くらいの頃は「あれ?もしかして、よく見たら産毛っぽいのが増えてきてね? 気のせいかな?」くらいだったけど
あと、薄毛とか関係なく、髪伸びるのはえーなってのはすぐわかった

ある程度の育毛効果が認められた例。その後にどうなったかが一番気になるところなので、追加報告が欲しいところ。

朝夜ボストンだが、効果がかなり低い
つけないよりマシだが費用対効果がひくい
かといって他に塗るタイプで効くのないし

効果がないわけではないが、値段の高さから費用対効果に言及しています。

多くの人は育毛対策に使用できるお金は限られているため、ボストンの14,000円近くする価格を考えると効果には納得できないよう。

半信半疑でリアップからフィンジアに乗り換え半年やったけど、かなり良いかも。分け目復活、生え際&Mには産毛モサモサ生えてきた。抜け毛も激減。
しかし、コスパがすこぶる悪い。
ボストンに変えたいが、どんな成分が入ってるか表示ないし怖い。

やはり皆さん値段の高さが気になるようです。

ミノキシジルを配合するリアップからフィンジアに乗り換えてさらなる効果が出たのであれば、効き目的には期待大ということになりますが…


生の声に近い2chなど掲示板の口コミでは「効果がない」とする声は少なくなく、また値段の高さやコストパフォーマンスに言及する人も多いのが実情。

キャピキシルに対する“育毛の新たな可能性”として期待感は強いのですが、効果がやや不透明な中で価格が先走っている印象は拭えません。

全体的にあと2,000円くらい安ければ印象も変わるんですけどね。

副作用がない点は高評価

「ミノキシジルの3倍とか胡散臭い」「値段が高すぎる」という否定的な声がある一方で、間違いなく評価されている点は副作用がないところ。

実績十分なミノキシジルの効果は認めているものの、万が一の副作用が嫌で使用を止めた、使用に踏み切れない人は多く、内服薬でより副作用リスクが高いプロペシアやザガーロであれば尚更。

ミノキシジルも外用薬として使用する分には、副作用の心配はほとんどないとされているのですが、元々が強い血管拡張剤ですので心臓への負担などはやっぱり怖いもの。

だからといって使用を止めれば薄毛は進行する一方ですし、医学的根拠のない育毛剤も不安…となったときに、ある程度の根拠が示されており副作用もないキャピキシルというのは“うってつけ”なんですよね。

高い効果がある一方で副作用がないなんて都合のいい話はない」とする声も一部にはあるものの、医学の世界では症状の原因に対して選択的に効くことで高い効果と少ない副作用を実現している薬も少なくありません。つまりそれが“進歩”。

ミノキシジルレベルの効果があるかどうかは相性の問題も大きく関わってくるので、必ずしも「Yes」とは言えないものの、副作用に関しては「無い」と断言できるのがキャピキシルの良いところなのではないでしょうか。

キャピキシル育毛剤個別のコスパ診断

ここまでキャピキシルに関して、価格に見合うかどうか色々と書いてきましたが、結論が出せないという人も多いと思いますので、ここでは個別のキャピキシル育毛剤のコストパフォーマンスについて軽く触れておきましょう。

日本で販売されているものはすべてキャピキシル5%となっていますので、その他の成分や内容量にも焦点を当てて判断してみたいと思います。

定期コースで安い順から。

バイタルウェーブ

バイタルウェーブの価格 定期コースでは8,200円とキャピキシル育毛剤の中で圧倒的な安さを誇るのがバイタルウェーブの最大の強みです。

キャピキシル以外の目玉成分はDeeper3D同様リデンシル。しかし、Deeper3Dが5%配合なのに対しバイタルウェーブは含有量を書いていないので、かなり少な目であると推測されます。

これ以外だと2%計6種の成長因子が特徴的ですが、これもDeeper3Dの8種には及ばず、全体的にはDeeper3Dの廉価版といった印象。

とはいえ、これだけ入って8,200円はかなりお得であり、キャピキシル育毛剤の中で急激にシェアを伸ばしているのも事実。

バイタルウェーブの詳細

フィンジア

フィンジアの価格 バイタルウェーブが出るまでは最も後発であったため価格は1万円を切る9,980円に抑えられているのが特徴。

成分的には「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれるピディオキシジルを2%配合しているのが大きな目玉で、同成分を1.5%配合しているボストンを上回り業界最大量となります。

キャピキシルやリデンシルは開発企業がミノキシジルと比較したデータを出している一方、ピディオキシジルはミノキシジルとほとんど同じ原子構造とあって、単純に考えればこちらの方が効果がありそうにも感じる。

値段とピディオキシジルの効果もあってキャピキシル育毛剤の中では屈指の人気を誇るものの、冷静に考えれば9,980円はやっぱり高いと言わざるを得ず、効き目で納得させられるかがカギ。

フィンジアの詳細

ザスカルプ5.0C(THESCALP5.0C)

ザスカルプ5.0Cの価格 価格的には定期コースで10,000円とフィンジアとほぼ同じながら、他の商品に比べて内容量が80mlと多めなのが特徴。

成分的にはキャピキシル以外目立ったものはないが、成分の数自体は約40種と多く、従来のチャップアップやイクオスにキャピキシルを加えたというイメージがしっくりくるか。

そのため、「従来の育毛剤でも効果を感じていたがキャピキシルも試してみたい」という人にはうってつけの商品と言える一方で、これまでのものとは全く違う効果・作用が欲しい場合は物足りないかもしれません。

良くも悪くも従来の育毛剤+キャピキシル。

ザスカルプ5.0Cの詳細

ボストン スカルプエッセンス

ボストンの価格 キャピキシル育毛剤としては比較的古い部類に入る商品で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

成分的にはフィンジア同様ピディオキシジルを配合しているものの、含有量は1.5%とやや劣る。加えて成長因子も配合されていますが、これも具体的になんの成長因子か示されておらず、力不足感は否めない。

内容から考えると定期コースの価格税込13,824円はあまりにも高く、個人的には最もおすすめしないキャピキシル育毛剤と言わざるを得ません。

ただし、3本セットの定期コースだと1本当たり8,927円とバイタルウェーブに次ぐ安さになるので、ここに価値を見出すことができれば…といったところか。

≫BOSTONスカルプエッセンスの詳細

Deeper3D(ディーパー3D)

Deeper3Dの価格 定期コースで比較するともっとも高いDeeper3Dですが、内容も頭一つ抜けています。

キャピキシル以外にはリデンシルを5%配合し、かつ成長因子を8種も配合。どちらも育毛剤としては最多になります。

上でも書いたように成分的にはバイタルウェーブに近いものの、含有量や成分の数などすべての面で上回っており、事実上最強のキャピキシル育毛剤と言ってもいいでしょう。

ただ14,100円は高い…

6本セットで購入すると1本当たり10,395円になるので、長期使用を考えるならこちらの方がお得。

Deeper3Dの詳細

キャピキシルの効果と価格に関しての総評

キャピキシルは従来の育毛剤に比べメーカーがしっかりとしたデータを出している分、効果の面で安心感があるものの、値段の高さは大きなネックになります。

事実、インターネットを中心に販売する育毛剤のトップ5にキャピキシル育毛剤は1本も入っておらず、反面チャップアップやイクオス、ブブカといった育毛サプリメントが付くのが特徴のものが3つ入っていることからも、消費者が価格に敏感なのが見て取れます。

育毛剤単体で考えればチャップアップやイクオスより効果が高いと考えられるものの、サプリメントの効果まで考えると「微妙」と言わざるを得ず、そこが普及しきれない原因ナノではないでしょうか。

内容量も少なさも気になるところかもしれません。ただ、キャピキシル系は最低でも5%のキャピキシルが入っていますので、他の育毛剤に比べ高濃度に作られる傾向にあり、「内容量が半分だから効き目も半分」ということはありません。

もしキャピキシルを試してみたいのであれば、バイタルウェーブやフィンジアといった比較的安いもので様子を見て、長く使ってみようと思えたのであれば最も効果が高いであろうDeeper3Dの6本セットに移行するのがベストか。

私自身フィンジアを実際に使ってみて、ミノキシジル5%と比べ遜色ない効果を実感しているので、間口を広げるという意味でももう少し安くなれば…と思わずにはいられません。

キャピキシル育毛剤のおすすめは?

フィンジアおすすめ キャピキシルを5%配合した育毛剤はいくつかありますが、価格と成分のバランスが最も良いのがフィンジアです。

ミノキシジルの3倍の効果があるキャピキシルに加え、ミノキシジル誘導体であるピディオキシジルの配合濃度は業界最多となる2%。

育毛剤は浸透力に問題がある場合も多いのですが、フィンジアはカプサイシンによるゲートアクセス理論によりその問題を解決。どのキャピキシル育毛剤を使うか迷った時はフィンジアを選んでおけば間違いないでしょう。

フィンジアの詳細

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