育毛剤に発毛効果はなく新たな髪は生えない

育毛剤に発毛効果なし

「プロペシアなどのフィナステリド内服薬やミノキシジルに発毛効果があるのは分かるが、副作用が心配だし個人輸入にも不安があるためハードルが高い」

髪の毛の薄さや抜け毛を実感していてもこのような理由で発毛剤の使用に踏み切れない方は意外に多いと思われます。そしてそういった方が気軽に始められるのが育毛シャンプーやネット販売を中心とした育毛剤。

しかしちょっと待って。あなたの薄毛は本当に育毛剤で治るの?

多くの育毛サイトが絶賛している点や副作用がないという点から気軽に始められる印象がある育毛剤。しかし「髪の毛を増やす」という私たちハゲの目的を達成できなければ意味がありません。

広く販売されている育毛剤の真実や発毛剤との違いなどを解説していきます。

インターネットを中心に販売する育毛剤にご用心

世の中にはインターネットを中心に販売している育毛剤は多く、そういった商品をちょっと検索をかけてみると…出るわ出るわ絶賛の嵐。中でもチャップアップやフィンジア、ポリピュアEXあたりの記事をよく目にしませんか?

まず最初に書いておきますが、これら絶賛記事は高額なアフィリエイト報酬を目的とした提灯記事。今風に言うならステルスマーケティング(ステマ)で、ほとんどウソだと思ってください。

まあ当サイトでもこれら育毛剤の記事も多数書いていますから人のことは言えませんが…ぶっちゃけてしまうと育毛剤で劇的な効果が出るのであれば世の中にハゲはいません。

…いきなり育毛剤に否定的なことから書いてしまいましたが、「効果なし」「効かない」と言うつもりはなく、「ネットで絶賛されるような発毛効果はなく、あくまでも育毛剤なりの効果ですよ」ということをまず理解して欲しいのです。

それを踏まえた上で育毛剤が有効かどうか検証していきます。

育毛剤はしょせん育毛剤、発毛剤ではない

育毛剤の広告ではいかにも髪が生えてきそうな雰囲気を匂わす文面が踊っていることでしょう。この「匂わす」というのが肝なのです。

育毛剤のほとんど…というか、カロヤンやハツモールあたりの例外を除いてすべての育毛剤は「医薬部外品」。プロペシアの成分であるフィナステリドやリアップに代表されるミノキシジルといった医薬品と違い新たな毛が生える「発毛」を謳うことはできませんから、発毛を匂わせつつ明言は避ける手法を取るのです。

例えばブブカなどはミツイシコンブから抽出する成分「M-034」を「ミノキシジルと同等の育毛効果」と謳っています。しかし「話題の育毛成分M-034に発毛効果はあるのか?」でも書いているように言葉のマジックを使い「ミノキシジルと同じ効果」と錯覚させているに過ぎません。

基本的に育毛剤に含まれる成分は、発毛効果はおろか育毛効果すら科学的、医学的に証明できていないものばかり。「データが実証」と書いてあってもそれはあくまでも自社調べや息のかかった専門家にお願いしているもので信頼性には疑問が。

ただ、だからといって効果が無いと言いきれる根拠もありませんし、育毛効果や発毛効果があるかどうかは別として、血行促進や保湿など頭皮にとって良い影響がある可能性は高いので、それによって育毛が促されることも否定できません。

しかしそれはあくまでも「育毛効果」であって「発毛効果」ではない。

育毛剤使用によって頭皮環境が改善され髪にコシが出て元気になることはあっても、男性型脱毛症(AGA)の進行により抜け落ちてしまったところから再び髪が生えることは期待しないでください。

それはあくまで発毛剤の役目だからです。

育毛剤で生えない理由

育毛剤で生えない理由

「なぜ育毛剤で髪が生えることはないのか?」。これについてもう少し掘り下げてみましょう。

育毛剤はほぼ医薬部外品というカテゴリの商品で、キャピキシルを主成分としたフィンジアやDeeper3Dなどにいたっては医薬部外品ですらない化粧品の養毛剤です。

医薬部外品の育毛剤には厚生労働省が有効成分と認めたものを一定量配合する必要があります。代表的なものにセンブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウム、ニンジンエキスなどが挙げられます。

しかしこれらの作用は血行促進や抗炎症作用。炎症を抑えたり血行を良くしたりすることで頭皮を健やかに保つことが目的の成分なのです。

対して男性の薄毛の9割を占める男性型脱毛症(AGA)の原因は5αリダクターゼという酵素と男性ホルモンであるテストステロンが結びついて生成されるジヒドロテストステロン(DHT)

育毛剤の成分によほど強い発毛効果を持つものが配合されていない限りホルモンに対抗するのは極めて難しいのが実情。しかし前述のように育毛剤の有効成分は血行促進や抗炎症作用程度のもので、髪の毛を生やすだけの力はないのです。

これは有効成分以外のその他の成分…有名なところだとM-034やオウゴンエキス、ビワ葉エキスも同様。各育毛剤メーカーや育毛サイトはこれらにあたかも発毛効果があるように謳いますが、厚生労働省が認めた成分でない以上育毛、発毛根拠はさらに乏しいことになります。

実際にその他の成分で薄毛改善効果を客観的に検証したものは皆無といっても過言ではなく、「効果がある」というのはいささか無責任。もう少し厳しく書くと言ったもん勝ちの様相を呈しています。

アデノシンだけは効果が認められている

ただし、育毛剤の有効成分のひとつであるアデノシンだけは例外。これは2017年に策定された男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインにおいて発毛成分であるフィナステリドやミノキシジルに次ぐB評価「行うことを勧める」の評価を得ています。一定の発毛効果が認められたと言及していることからも別格と見るべき。

ただ、日本の育毛剤でアデノシンを配合しているのは資生堂のアデノゲンとアデノバイタルだけなんですけどね。海外に目を向けると最強の外用発毛剤と名高いアメリカ製のフォリックスシリーズにも採用されています。

育毛剤の成分で発毛効果が認められているのはアデノシンのみで、それ以外の成分のほとんどはAGAの治療に対し有効性すら検証されていません。医学界では「そんな価値すらない」というのが本音なのでしょう。

ただし、検証されていないということは効果がある可能性が残されているのも事実なので、育毛剤をひとくくりにして「効果がない」と断言するのは乱暴かつ早計なのも確かですが。

発毛剤に髪の毛を生やす効果がある理由

一方プロペシアやザガーロといった発毛剤は髪の毛が生えると認められています。

プロペシアの主成分であるフィナステリド、ザガーロの主成分デュタステリドはAGAの原因物質であるDHTを作り出す酵素5αリダクターゼを阻害する作用があります。つまり根本の原因に作用することで薄毛を改善するのです。

上でも少し書いた脱毛症の診療ガイドラインにおいても最高のA評価を得るなど、医師からの信頼も厚い成分といえるでしょう。

また、頭皮の塗布する外用薬として使用されるミノキシジルもA評価。

これはフィナステリドやデュタステリドのように男性ホルモンに働きかけるのではなく、ミノキシジルが持つ強力な発毛効果によって髪の毛を生やします。

そのため、女性が使える唯一の発毛剤でもあります。

これら3成分には明確な発毛根拠があり、特に歴史が長いフィナステリドとミノキシジルは有効性を示す論文やデータが世界中に存在することから、日本においても多くの薄毛男性が愛用しています。

このように発毛剤と育毛剤は似て非なるものなのです。

なぜ育毛剤を使うのか今一度考える

これから育毛剤を使う、もしくは使おうとしている方に問いますが、なぜ育毛剤を使おうと思ったのですか?

育毛剤を使おうと思い立つきっかけはおそらくご自分の髪の毛が薄くなってきたと自覚したからでしょう。ではなぜ育毛剤なのか?

育毛剤に望めるのは現状維持か、よくても今ある髪の毛にコシが出て少し太くなる程度で、薄くなったところから再び髪が生えることはほとんど期待できません。髪を生やしたいのであれば同じ頭皮に塗布する外用薬でもミノキシジルを配合した発毛剤を使うべきです。

世界中で効果が認められているミノキシジルですら頭皮に塗布する外用薬では劇的な発毛効果を望むことはできないのに、育毛剤の使用で目に見えた効果が出るはずがありません。

本当に髪の毛を生やしたいのであれば割高かつ効果が望めない育毛剤など使わずに、多少の副作用は覚悟してプロペシアやフィンペシアなどのフィナステリド内服薬とミノキシジルの併用を行うべきなのです。

もちろん、実際にプロペシアやミノキシジルを使ってみて副作用が酷く続けられなかったというのであれば話は別ですが。

チャップアップブブカなどといった育毛剤はサプリメントとセットで月に10,000円前後かかります。一方で個人輸入でフィンペシアやフィナロなどプロペシアジェネリックと、リアップと同量のミノキシジルを配合するカークランドであれば両方合わせても1ヶ月3,000円程度で収まります。

…本当は当サイトのように広告収入で運営しているサイトは提灯記事を書いて育毛剤のような報酬の高い商品を売らなければならず、実際サイト内でそういった記事も書いていますが、少なくともこのページを見てくださった方には育毛剤の甘い言葉に騙されず本当に効果のあるものを使って欲しいと思います。

もちろんフィンペシアやカークランドの広告は貼りますが…育毛剤の10分の1以下なんですよね、報酬…

フィンペシアの詳細

カークランドの詳細

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