自毛植毛のメリットデメリットは?

自分の髪で確実に増やせるのが魅力

自毛植毛のメリットデメリット

薄毛の治療と言えば育毛剤の使用が一般的ですが、残念ながら100%生えると言い切れないのが実情。そんな薄毛治療においてほぼ100%生えると言っていいのが自毛植毛。そんな植毛のメリットデメリットとは?

自毛植毛はその名の通り自分の髪の毛を移植する治療法で、近年は技術力の向上によって定着率も上がり注目を集めています。

芸能人にも俳優を中心にこれを用いている人は相当数いると思われ、様々な芸能人に植毛疑惑やカツラ疑惑が浮上していますよね。

そんな注目の自毛植毛。検討している人も多いと思いますので、どういったメリットとデメリットがあるのか詳しく取り上げてみたいと思います。

そもそも自毛植毛とは?

メリットデメリットを書く前に、自毛植毛とは具体的にどういったものなのかを見てみましょう。

自毛植毛とは男性型脱毛症(AGA)の影響を受けず一生髪の毛が生え続ける後頭部などから、髪の毛を毛根ごと採取します。これを「グラフト(株)」と呼び、1グラフトあたり平均して2~3本の毛が生えることになります。

後頭部から採取したグラフトを薄毛部分に植え付けることで定着させ、一生涯にわたってそこから髪の毛が生えるという治療法。

自毛植毛とは?

木々が豊富な日本から砂漠化が深刻なアフリカなどに植林する事業があったりしますが、あれの人間版と思えばよろしいかと。

増毛のメリット

では具体的に自毛植毛のメリットとはどういったものなのか?

■半永久的に生えてくる

自毛植毛は薄毛の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けない後頭部の下の方の株を使用するため、植毛が終われば一生涯髪の毛が生えてきます。

育毛剤などは効果が出て髪の毛が生えたとしても、それがいつまで持つかは分からない面があるので、半永久的に生え続けるという点は自毛植毛の大きなアドバンテージになっています。

■メンテナンスフリー

自毛植毛は手術さえ終わってしまえば、その後は特に何もする必要がないというのも大きなメリット。

育毛剤や発毛剤は、その効果により髪の毛が生えたとしても、それを維持するためには使用し続ける必要があり、自毛植毛のメンテナンスフリーは非常に魅力的。

■違和感がない

自毛植毛は一般的な認識として育毛や発毛よりはかつらや増毛に近い位置づけになっていると思われます。しかし自分の頭皮から髪の毛が生えてくるため、作り物のかつらや増毛より遥かに自然で違和感がありません。

これは他者から見た場合に加え、自分自身の感覚という面でも同様です。

自毛植毛のデメリットは?

一生涯髪の毛が生えてくることに加えメンテナンスの必要がないというのが自毛植毛の最大のメリットですが、ではデメリットにはどういったものがあるのか?

■費用がかかる

かなり特殊な技術を使う自毛植毛は時間もかかりますし、当然健康保険は使えずすべて自費となりますので、高額な費用を覚悟しておかなければなりません。

M字部分だけであれば50万円前後でできる場合もありますが、もう少し広い範囲になると100万円以上になることも多く、生え際から頭頂部など広範囲になると200万円以上かかることも。

一生育毛剤を使い続けることを考えればそれほど高くないという意見もあるものの、一気に100万200万となると尻込みしてしまうのも確か。

■高密度にするには複数回の施術が必要

一度で高密度の植毛を行えることを売りにしているクリニックもありますが、一般的に密度を高くすればするほど定着率は悪化する傾向にあります。

1度目の施術では薄毛でない人の5割程度の密度が限界とされ、2回目以降でそれを7~8割くらいまで持っていくイメージ。つまりフサフサに近づけるには2回以上の施術が必要になるということに。

そうなれば当然費用も余計にかかることになるでしょう。

■傷跡が残る

自毛植毛を行う場合、後頭部から株を採取しますが、その際にメスを用いて頭皮を採取した場合は傷跡が残ります。

近年は1mm以下の細いチューブで頭皮ごとくり抜くことで傷を目立ちにくくする方法も出てきているものの、それでも坊主など髪の毛を短くすると多少の傷跡は見えてしまうでしょう。

■医師の腕や設備が仕上がりを左右する

自毛植毛はかなり高度な技術を要する施術であるため、医師の経験や設備によって仕上がりに大きな差が生まれてしまいます。

良いクリニックを選ぶことができたらのなら、医師の腕や設備はメリットになるものの、クリニック選びを間違えると大きなデメリットになってしまいます。

施術は高額なだけにクリニック選びは慎重に行ってください。

■薄毛が進行すると不自然になる

自毛植毛が完了してしばらくは増えた髪の毛に満足できると思いますが、数年後になると自毛植毛した部分はしっかりと生えているのに、その周囲の髪の毛はAGAによって薄毛になるという不自然な状況に。

例えばM字部分に植毛を施した場合、その部分だけはいつまで経ってもしっかりと髪の毛が生えるものの、進行性のAGAによってそれより後ろの髪の毛が徐々に抜けていった結果、M字部分の髪の毛だけが離れ小島のように残ることに

M字部分だけハゲることは普通かつ自然ですが、M字部分だけ髪の毛が残っている状況というのは相当な違和感かつ不自然で、おそらく周囲の好奇な目に耐えられないでしょう。

それを避けるには育毛剤や発毛剤を使用しAGAの進行を食い止めるか、もしくは数年ごとの再施術が必要になります。

そうなると当然費用もかさむことになってしまうでしょう。

専門家の評価は比較的高い

確実な効果がある一方で高額な費用がかかりデメリットも指摘される自毛植毛ですが、専門家の目にはどう映っているのでしょうか?

日本皮膚科学会が2010年に発表した男性型脱毛症診療ガイドラインにおいての評価は以下のようになっています。

AGA診療ガイドラインの自毛植毛

この中ではプロペシア(フィナステリド)やミノキシジルといった発毛剤に次ぐ「行うよう勧められる」という評価を得ています。

発毛剤に対し確実性では上である自毛植毛の評価の方が低い理由には金銭的な負担や移植という大がかりな施術を勘案したものなのかもしれませんし、密度や本数に限界がいある点が関係している可能性も。

しかしこのガイドラインは2010年のものなので、技術が進歩した今ならもしかしたら評価も違ってくるのかもしれません。

自毛植毛にはデメリットが多いことにも留意

自毛植毛は行うことでほぼ100%発毛させることができるとあって、現段階においてもっとも確実な治療法と言えるのかもしれません。

しかし、費用が高額になってしまう点に加え、AGAの根本治療ではなく薄毛自体は進行してしまうなど完全でないのも確か。

特に、施術後数年すると植毛したところだけ残って周囲の薄毛が進行してしまうあたりは如何ともしがたく、再施術は経済的負担が大きいし、だからといってそれを食い止めるために発毛剤や育毛剤を使い続けるのであれば本末転倒な気も。

とはいえ植毛したところに関してはメンテナンスを行う必要もなく、しかも半永久的に髪が生えてくるなど唯一無二の魅力を備えるのも確か。

再施術に抵抗がないのであれば最も確実な方法とあって、ハッキリ言ってしまえばお金さえあれば、高額なお金を払うのに抵抗がなければ若い頃に近いフサフサを一生涯にわたって維持できることにもなります。

ただし、育毛剤の使用などと違って自毛植毛は医師の腕が仕上がりに大きく影響するため、もし施術を行うのであれば、大都市圏に支店ち業界NO.1のアイランドタワークリニックや、同じく東京・大阪・名古屋に支店を持つ親和クリニックなど、経験豊富な医院を選ぶようにしましょう。

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