パントガールやルグゼバイブはサプリメント?

パントガールやルグゼバイブはサプリメント?

「飲む育毛剤」として世界30ヶ国以上で販売され、日本で薄毛治療を行うAGAクリニックでも処方されるパントガールや、パントガールの成分そのままにさらにパワーアップさせた注目のルグゼバイブ。

内服薬の発毛剤ではプロペシアやザガーロなどに使われるフィナステリドやフィナステリド、外用薬としてミノキシジルがあり、これらはAGAや薄毛を改善させる効果があるためれっきとした医薬品の治療薬。

ただ、これは“発毛剤”の話であり、一般的に「育毛剤」と呼ばれるものはマイナチュレやベルタ育毛剤に代表される頭皮に塗布する医薬部外品の外用薬です。じゃあ飲む育毛剤と呼ばれるパントガールやルグゼバイブも育毛剤のくくりなのか?

パントガールやルグゼバイブの成分を見てみるとサプリメントで用いられるものがほとんどであるため「飲む育毛剤」という表現に若干の違和感も。「どちらかというとサプリメントでは?」という疑問が生じます。

しかしAGAクリニックなど医療機関で処方されることもあって「サプリメント」という表現がほとんど使われないパントガールやルグゼバイブ。これらは育毛剤なの?サプリメントなの?

パントガール・ルグゼバイブの成分は?

育毛剤かサプリメントかを考える上で重要となるのはやはり成分だと思います。

パントガールとルグゼバイブの成分と成分量は基本的な部分でまったく同一になっており、赤字の部分はルグゼバイブのみが配合する成分となっています。

パントガールとルグゼバイブの成分

パントガールとルグゼバイブの共通部分では髪の毛の主成分となる「ケラチン」というたんぱく質と、そのケラチンを構成する18のアミノ酸のひとつ「L-シスチン」、そして髪の成長に欠かせないビタミンB郡という構成になっています。

これらはすべてサプリメントとしても発売されている成分で、ルグゼバイブにのみ配合される牛の初乳「コロストラム」と高価な「馬プラセンタ」にしても同様です。

つまりパントガールもルグゼバイブも独自の高い効果を示す育毛成分を配合しているというわけではなく、髪の成長に必要な成分のみに特化し余計なものを省く事によってその純度を高めているものであると言えます。

これは女性用の育毛サプリメントでも特に効果の高いマイナチュレサプリやBOSTONレディースの「髪に必要な成分はもちろん健康や美容成分もふんだんに配合し総合的な育毛・美容を目指す」という観点とは大きく異なります。

パントガールやルグゼバイブは成分的にはサプリメントの域を出ないものの、医学的な観点から髪の成長に必要な成分のみを高濃度で配合しているという点で「育毛剤」と呼ぶに相応しいということなのでしょうか。

■パントガールやルグゼバイブの成分はサプリメントの域を出ない
■髪の成長に必要な成分のみを高濃度で配合しているが故の「育毛剤」

サプリメントと育毛剤の定義

しかし、サプリメントと聞くと「本当に薄毛が治るの?」と懐疑的になってしまうのも確か。というわけで、パントガールやルグゼバイブがサプリメントなのか育毛剤なのか、法的な面で考えてみたいと思います。

育毛剤の定義

「飲む育毛剤」として日本はもとより世界30ヶ国以上で使用されているパントガールやルグゼバイブ。じゃあそもそも育毛剤の定義って何なのでしょう?

育毛剤というのは「髪の毛が生えそうなもの」を指しているように感じますが、実際は薬機法(旧薬事法)によって定義が明確にされています。

育毛剤というのは、厚生労働省が医薬部外品の有効成分として認めている成分を規定量配合し、かつ商品として販売することを承認されたものを指します。“毛が生えそうな商品”ってだけで育毛剤を名乗ることはできないのです。

ではパントガールやルグゼバイブはどうなのか?

これらは海外製のため日本の医薬部外品の定義で作られていません。そもそも日本において育毛剤というのは外用剤のみを指すため、パントガールやルグゼバイブは育毛剤ではないことになります。

サプリメントの定義

サプリメントの定義についても触れておきましょう。

薬局やドラッグストアに売られているサプリメント。実は明確な定義はなく、「健康の保持増進に資する食品全般」「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」がそれに該当するとされます。

いわゆる健康食品ですね。

ルグゼバイブやパントガールの成分はビタミンB群やアミノ酸、プラセンタといったものが主。そしてサプリメントの王道ともいえるカプセル形態。

こういった点からもパントガールやルグゼバイブはサプリメントであると断定できるでしょう。

パントガールやルグゼバイブはサプリメント?まとめ

ここまで取り上げたようにパントガールやルグゼバイブは成分的にサプリメントの域を出ないものという判断ができます。

しかし、これらは日本における育毛サプリメントとは考え方が異なり、プロペシアやミノキシジルタブレットといった内服薬の発毛剤と同様に“髪の毛を生やすことだけを考えた成分”という点で一致しており、これが「飲む育毛剤」と呼ばれる所以になっています。

パントガールが世界中で使われていることからも育毛剤としての効果に疑いようはなく、また日本の女性向け育毛剤と比べてもより高い効果を期待できる点を考慮すれば、パントガールやルグゼバイブを“育毛剤”と呼ぶことに違和感はありません。

ただ、女性の薄毛は生活習慣や食生活の乱れによってホルモンバランスが崩れてしまうことが原因に挙げられるので、マイナチュレサプリBOSTONレディースに代表されるオールインワンの育毛サプリメントの「美容・健康・育毛を総合的に改善する」という考え方は十分に共感できますし、場合によってはこちらの方が根本的な解決になると感じます。

パントガールやルグゼバイブとマイナチュレサプリなどに価格的な差はあまりないため、明らかに栄養バランスなどが崩れていて育毛はもちろん健康から美容まで広くカバーしたい場合はマイナチュレサプリやBOSTONレディースを、それ以外ではパントガールやルグゼバイブを使用するというのが賢い選択となるでしょう。

「パントガールやルグゼバイブはサプリメントか?」という点に関しては、サプリメントに近い存在ながらも成分や配合量の妙で高い効果を発揮し育毛剤と呼ばれるまでに昇華したという考え方になります。

パントガールの詳細

ルグゼバイブの公式サイト

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