デブ女はハゲる?太った女性に薄毛が多い理由

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デブ女はハゲる?

あなたは周囲の女性たちを見てこう感じることはありませんか?「デブってハゲ気味の人多くない?」…と。

私の職場や周辺には30~40代くらいでかなり太っている女性が数人いるのですが、髪の毛が全体的に薄めの人が多いんですよね。中には明らかに「薄毛」と呼べるレベルである場合も。

これは女性のみならず男性にも言えることで、世間一般に「デブ」とされる肥満の人はは普通体型に比べて薄毛の方が多い気がしませんか?

最近テレビを見ていてお笑い芸人の渡辺直美さんの分け目がかなり薄い事に気が付き、「20代なのにあんなに薄いの?」という印象を受けましたが、改めて自分の身の回りの太った方を見てみると、太っていない人に比べハゲている方が多い…

私自身決して痩せているとは言えず、最近健康診断でも血糖値などが怪しくなってきていますので、デブやメタボとハゲの関連性を調べて見ました。

肥満女が薄毛になる理由とは

一般的に男性に比べ薄毛になりにくいとされる女性。実際世の女性を見渡しても男性のような明らかなハゲはそうそうお目にかかれないですよね。

しかし、そんな女性にあって明らかに薄毛率が高いのが肥満女性。ハゲにくい女性であるはずなのに、太ることによって薄毛になってしまう理由とはなんなのか非常に気になるところ。

それにはいくつかの原因が考えられます。

  • 食生活が乱れている可能性大
  • 生活習慣に問題く
  • 劣悪な頭皮環境
  • 糖尿病や高血圧による影響

肥満そのものが薄毛を引き起こすというよりは、肥満という状況が多くの薄毛要因を内包していると言えば分かりやすいか。

これらの要因をひとつずつ見ていきましょう。

食生活が乱れているデブは薄毛になりやすい

食生活が乱れると女性でもハゲる

まず基本に立ち返り女性の薄毛の原因を振り返ってみると、生活習慣や食生活の乱れによってホルモンバランスが崩れ女性ホルモンが減少したり頭皮環境が悪化したりすることが大きなウエイトを占めています。

中でも問題なのが食生活。

太った女性の食生活が健全であるわけがないのは言うまでもありませんよね。適切なカロリー摂取と栄養バランスを考えた食事をしている限り、太るなんて状況になるはずがないのですから。

百歩譲って大量に食べるのは仕方ないにしても、問題はその質です。カロリー過多になっているとしても、栄養バランスが考えられていれば少なくとも栄養面で薄毛を引き起こすことはありません。

多くの食べ物を食べている肥満女性というのは、その分多くの栄養素を取り入れていると感じるかもしれません。しかし肥満の人の多くは炭水化物や脂質を過度に摂取する傾向にあることが分かっています。

一方、髪の毛の成長に欠かせない栄養素はビタミンや亜鉛などのミネラル、そしてたんぱく質(アミノ酸)です。なぜなら髪の毛を構成するケラチンというたんぱく質はこれらが作り出すから。

これらの摂取に欠かせないのは肉と野菜。特に牛肉やレバー、緑黄色野菜を積極的に摂るべきでしょう。ご飯やパンなどの炭水化物や脂質は太るばかりで育毛へのメリットなどほとんどないのです。

カロリー過多ももちろん問題

当然ながらカロリーの摂り過ぎも問題です。なぜなら多くの薄毛要因を抱える肥満を引き起こすから。

前述したように、ある程度カロリーの管理ができていれば太ることはありません。当然ながら肥満による薄毛になることも。要はカロリーを制限し適正体重になることが薄毛改善の近道なのです。

興味深いのは男女問わずデブな方に食事の話を聞くと、多くの場合「そんなに食べてないんだけど…」と答える点。しかしもう少し掘り下げて聞くと「朝食抜き」「『普通の量』の基準が普通ではない」「夕食以降にドカ食い」といった背景が見えてきます。

一日の間に食べている食事や間食、飲み物などの総カロリーを計算してみてください。明らかに太っている女性は2000kcalをゆうに超えているはず。

よほどハードな仕事やスポーツをしていない限り、1日平均1800kcalを超えれば太りやすくなります。そして太れば太るほど髪の毛は薄くなる傾向に。

生活習慣の乱れによる薄毛

女性の乱れた生活習慣はハゲのもと

肥満女性の生活習慣は食生活と同様に乱れていることが多くなり、これが薄毛を引き起こす一因になっています。

カギは運動不足と睡眠不足。

運動不足でハゲる?

肥満女性には大きく2つの特徴があります。それは「よく食べる」「動かない」。つまり摂取カロリーが多い一方で消費カロリーが少ないことを意味しています。

カロリー消費を促す運動が不足することは、肥満を誘発させるだけでなく薄毛を引き起こす原因にもなるのです。

髪の毛が健やかに育つためには栄養や酸素が絶対に欠かせません。せっかくアミノ酸やミネラル、ビタミンを摂っても、それが頭皮に運ばれなければ意味がないから。そしてその運搬役となるのが血液です。

運動不足は慢性的な血行不良を引き起こし、特に重力に逆らう上部に存在し心臓からも遠い頭皮の血流は滞りがち。女性は筋肉量が少ないため基礎代謝が低く、血行不良になりやすい特徴が追い打ちをかけます。

加えて肥満になると血液がドロドロになる傾向にあるため血行不良がさらに加速。運動不足による肥満は薄毛になる条件が重なっているのです。

睡眠不足が女性の薄毛の原因に

もう一つの要因として挙げられるのが睡眠不足。というのも、睡眠不足は肥満の原因にも薄毛の原因にもなるからです。

米スタンフォード大学の調査では、1日5時間未満の睡眠だと食欲が増えるホルモンが増える一方、食欲を抑えるホルモンが減少するという結果が示されました。

睡眠時間が短く活動時間が長いと、それに対応するだけのエネルギーを確保しようと体が働くためと見られています。つまりは睡眠不足だと食べる量も増えがちだということですね。

また、睡眠中は成長ホルモンが活発に分泌されることも影響しています。睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌が減り、基礎代謝が落ちるというのです。そしてこの睡眠中の成長ホルモンは髪の毛の成長を促すため、睡眠不足は薄毛に要因になるのです。

それ以外に睡眠不足は自律神経を乱れさせる要因にも。自律神経が乱れると緊張や覚醒を司る交感神経が優位になり、血行が悪化する原因に。

それでなくても女性の薄毛は、遺伝や体質が主な原因の男性と違い生活習慣などの影響を大きく受けると言われていますので、太った女性に薄毛が多いのは当然の結果なのかもしれません。

頭皮環境の悪化で薄毛に

太っている方はよく汗をかきます。

痩せている方と同じ行動、運動をしていても汗をかく量には雲泥の差があり、それは時に周囲から見ていても異常と感じるほどです。

その原因はいくつか考えられ代表的なものを挙げてみると…

  • 皮下脂肪が多く体温調整が上手くいかない
  • 運動不足である事が多いため少しの運動でも多くの汗をかく
  • 同じ動きでも体重がある分多くのエネルギーを消費し熱を発するため

…このあたりが考えられます。

どの理由にせよ多く汗をかくことに変わりはなく、その汗や皮脂は頭皮の毛穴を詰まらせたり頭皮環境の悪化を招いたりといった原因に。土台となる頭皮の環境が悪くなれば、当然髪の毛にも悪影響が出てきます。

激しい運動をしたり夏場に動いたりすると汗などで髪の毛がしんなりしてペタッとしてしまうことがままありますよね。この状態は頭皮にとって好ましい状況ではありません。

太っていない人に比べ肥満の人の頭皮はこういったことが日常的に起こっており、これが薄毛の一因になっていることは想像に難くありません。

■多量の汗は頭皮環境を悪化させ毛穴の詰まりなどを誘発する
■汗をかきやすい肥満の方は過酷な頭皮環境である事が多く薄毛を誘発する

糖尿病や高血圧で薄毛は加速する

糖尿病や高血圧で薄毛になる理由

肥満とは切っても切れない関係にあるのが糖尿病や高血圧。近年は肥満にこういった病が重なるメタボリックシンドロームが問題視されていますよね。

太っている方とそうでない方を比べると、肥満の場合の糖尿病・高血圧リスクは2~3倍になるとされます。確かに痩せていない私も30代後半に差しかかり血糖値やヘモグロビンA1cの値がちょっと怪しくなってきています。

糖尿病の3大合併症として「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病性神経障害」は広く知られており、成人の6人に1人が糖尿病もしくは予備群と国民的かつ身近な病気である一方、酷くなると失明や人工透析、手足の切断といった結果を招く恐ろしい病でもあります。

糖尿病や高血圧症が引き起こすものは3大合併症に留まらず、高血糖や高血圧がもたらす血管のダメージ(=動脈硬化)やドロドロ血液により実に様々な症状を引き起こし、薄毛もその中に含まれるのです

判明しつつある糖尿病・高血圧と薄毛の関係

これまで高血圧や高血糖と薄毛との関連を調べたものは複数存在していましたが、関連性が示されたものもあれば、関連性が認められないものもあり、結論が見いだせない状況が続いていました。

しかし、2012年にあるAGAクリニックが行った調査により高血圧症や糖尿病と薄毛の関連性が示され、この説はより信頼性が増しました。

その具体的なメカニズムまでは解明されていないものの、これらの病が引き起こす動脈硬化により頭皮への血流が極端に悪化することや、肥満と糖尿病を関連付けるインスリン抵抗性が要因として考えられます。

肥満は恐ろしい合併症を引き起こす糖尿病や高血圧の最大の要因であり、そしてこれらの病は薄毛の原因になりうる…まさに踏んだり蹴ったりです。

ハゲデブ女を卒業するには

デブなうえにハゲという最悪の状況を脱するにはどうすればいいのでしょうか。

言うまでもなく、とにかく痩せましょう。

しかし、ただ痩せれば良いというわけではありません。3食しっかり摂りつつも栄養バランスやカロリーに気をつけ、適度な運動を取り入れるのが理想です

とはいえ、その“理想”を実現するのは並大抵のことではない。私自身も出来る限り食事や生活習慣に気を付けるようにはしていますが、1日の時間が限られている以上どうしても妥協が多くなり「夜ドカ食いしてしまった」「数週間まともに運動していない」という状況にも。

それでもテレビを見ている時にちょっと足を浮かせてみたりストレッチをしてみたりと悪あがきをしておりますが、やはり最も重要になるのは食事です。

食事の時間や回数が不規則なのはこの際目をつぶり、カロリーや血糖値を減らすためにご飯やパンといった炭水化物の摂取は抑えつつ野菜を多く取り入れるようにしています。

同時に、髪の毛の成長に欠かせない女性ホルモン「エストロゲン」に近い働きをしてくれるイソフラボンを多く含む豆腐や納豆といった大豆製品も意識的に増やすといいでしょう。

もし今現在太っているとするならば、1日の摂取カロリーを1500~1800kcalに抑えるだけで体重はガンガン減っていくはず。そこに栄養バランスを考えた食事を取り入れれば薄毛の改善も見込めるはず。

「栄養バランスまで気を使う時間なんてない」という場合は、オールインワンの育毛サプリメントを検討してもいいと思います。

何度も書くようですが、デブでハゲの女なんて目も当てられません。女性としての魅力を維持・取り戻したいのであれば、生活習慣や食生活の改善を考えてみてください。

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