若い女性に薄毛が急増中! 原因と対策は?

若いからといって油断できない女性の薄毛

若い女性に薄毛が急増中

一般的に薄毛やハゲというのは男性のもの…とりわけ中年男性がほとんどのイメージがあり若い女性というのはその対極にあると思われていますが、近年は女性の薄毛が急増しており、20代などの若い女性も例外ではありません。

なんで中年男性のものというイメージのある薄毛が若い女性にも蔓延してきているのか?

その原因は多岐にわたりひとつに断定することは難しいものの、傾向はある程度絞れており「男性化」というのがひとつのテーマになります。

本来人生を謳歌するはずの若い女性がなぜハゲてしまうのか? その原因と対策に迫ってみたいと思います。

女性が男性化している?

薄毛の原因に関しては様々なものが挙げられますが、その根底にあるものは「男性化」というのをご存知でしょうか?

男性にしろ女性にしろ薄毛の最大の要因は髪の毛の成長を阻害する「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンで、これが多ければ多いほど薄毛になりやすくなります。

ただ、女性はエストロゲンという髪を成長させる女性ホルモンを豊富に保有しており、また男性に比べDHTの量も少ないため薄毛になることは少なかったという背景があります。

しかし近年の社会進出やストレスの増大、喫煙、食生活や生活習慣の乱れによって髪の毛を美しく成長させるはずのエストロゲンの分泌が減少し、相対的に男性ホルモンが増える傾向にあるのです。

女性ホルモンが減り相対的にDHTが多い状態になってしまう…このホルモンバランスの乱れが女性の薄毛の最大の要因であり、これはまさに「男性化」と言っても過言ではないでしょう。

専業主婦や家事手伝いという昔ながらの形態が減り女性が正社員としてバリバリ働くようになった昨今、若い女性にも薄毛が急増しているのです。

若い女性が薄毛になる主な要因と対処法

女性の薄毛の最大の要因はホルモンバランスの乱れ…つまり女性ホルモンであるエストロゲンが減り、薄毛の原因となる男性ホルモンDHTが増えてしまうことにあり、それを引き起こすものは色々と考えられます。

ここではホルモンバランスを乱してしまう代表的な原因や、若い女性が陥りがちな薄毛の要因について見ていきます。

■ストレス

強いストレスは自律神経を乱れさせ緊張を司る交感神経が優位になりホルモンバランスが崩れる大きな原因になってしまいます。

若い女性は職場の力関係や上手くいかない仕事など世間での経験が少なく素直がゆえに様々なストレスを感じがち。

結婚し子供を産めば家事と育児に追われるのも多くは若い女性で、色々と図太くなった中年女性より遥かにストレスを感じやすい状況といえます。

■ストレスを軽減させる

ストレスを解消する方法は人によって大きく違ってくるものの、基本は「頑張り過ぎない」…つまり仕事も対人関係もほどほどにするようにし気負わないことが重要です。若いと色々と頑張ってしまうんですよね。

スポーツや一人カラオケなども良いですが、自分の時間をしっかりと作り何も考えずリラックスできる時間を設定するようにしてみて下さい。

■偏った食生活

食生活は若い独身女性がもっとも乱れがちで、独り暮らしになれば尚更です。

理想はビタミンやミネラルなど栄養素のバランスを考えた食事を朝昼夕しっかりと摂ることなのですが、仕事、恋愛、友人関係に忙しい若い女性にとってはなかなか難しい問題で、偏った食生活によりホルモンバランスが崩れてしまいます。

■食生活を見直す

若い女性ほど朝食を抜く一方で夜にドカ食いしてしまう人が多いので、まずは朝食をしっかりと摂りつつ夜の食事を減らすようにしましょう。

肉中心であれば野菜や魚も摂るようにし、女性ホルモンに近い働きをするイソフラボンを多く含む納豆や豆腐など大豆製品も積極的に摂りたいところ。

■睡眠不足

若い時って体力があり無理がきくがゆえに遅くまで起きていたり、場合によっては徹夜したりしてしまうもの。

しかし女性ホルモンがもっとも分泌されるのは入眠後3~4時間の間で、睡眠の質も重要になります。何かと忙しく無理もきく若い女性は睡眠不足や質の低い睡眠によってホルモンバランスは乱れがちです。

■しっかりとした睡眠を取る

「夜10時~翌2時まで4時間の睡眠が美容にとってのゴールデンタイム」なんて話もありますが、実際は入眠から3~4時間に質の高い睡眠を取ることが大事で、この時間にこだわる必要はありません。

できれば1日6~7時間、分割せずに一度に取るのが望ましくなります。

■ダイエット

体形を気にする人は思春期~20代の女性にもっとも多く、それは恋愛はもちろん同性の目を考えれば仕方のないところ。

しっかりとカロリー計算され栄養バランスまで考えられたダイエットであればむしろ健康的であるものの、実際は食事を抜いたり特定の食品に偏ったりと無茶なものが多く、これら過度なダイエットは女性ホルモンの分泌を減少させてしまいます。

■カロリーと栄養バランスに気を使う

若い女性であれば仕事内容にもよりますが平均して1日1800kcalくらいで普通体型を維持しますから、それを1500kcalにすれば1ヶ月で1kg以上の脂肪を落とすことができます。(脂肪1kg=約7200kcal)

ざっくりでもいいので1食400~500kcalを目安とし、その中でできる限りバランスの良い食事を心がけると薄毛の改善はもちろん美容にも驚くほどの効果が出るでしょう。

■喫煙

女性全体の喫煙率は10%前後ですが、若い女性の喫煙率はそれより高くなります。

タバコは交感神経を優位にし緊張状態を生み出す上にビタミンを破壊することでも知られ女性ホルモンの分泌に悪影響を与えます。

同時に薄毛の原因となる男性ホルモンDHTを平均13%増やすため女性の薄毛の大きな要因のひとつになっており、薄毛以外にも顔の老化が早く進むスモーカーズフェイスなど美容にもかなりの悪影響が。

■基本は禁煙

タバコは百害あって一利なしと言われるほど害だらけですから禁煙すべき。

しかし女性は男性に比べ喫煙率こそ低いものの、喫煙者の禁煙成功率は男性より明確に低く、一度吸ってしまうとなかなか止められないというデータが出ています。

理想は完全に禁煙することですが、どうしても止められない場合は「家の中で吸わない」「車の中で吸わない」などルールを決め少しでも本数を減らすようにして下さい。

■パーマ、カラー、髪形など

若い女性はおしゃれに敏感ですし、魅力を十二分に発揮するためにもヘアスタイルには力を入れますよね。

しかし過度なパーマやヘアカラーは薬液のよって髪の土台となる頭皮にダメージを与えてしまいますし、髪の毛自体も傷んで抜け毛が増えてしまう原因に。

また、可愛らしいお団子ヘアなどは長時間引っ張ることによって牽引性脱毛症を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。

■髪や頭皮にストレスをかけないよう心がける

若いころは色々な髪形を試したくなるもので、もともと髪が美しい若い女性はパーマやカラーリングをしてもバサバサにならずある程度綺麗な状態を維持できます。

それでも様々な要因が重なれば薄毛の原因になってしまいます。

何だかんだで日本人は黒髪が一番美しいですし、男性も黒髪ストレートを好む人が多いので、薄毛にならない、改善させるためにも素材を活かす方向で考えたほうが良いでしょう。

若いからって油断は禁物

女性ホルモンの分泌は20代がピークで、それだけに“普通”の生活をしている分には薄毛に悩まされることはほとんどないはず。

しかしその“普通”が脅かされているのが現代で、女性がバリバリ働くのが当たり前になった昨今女性ホルモンの分泌は減る一方でDHTは増える傾向にあり、そうなれば当然若い女性の薄毛も増加します。

実際私の周囲でも20代女性の中には頭皮が目立つ人も散見され、内心「まだ若いのに…」と切ない気持ちになります。最も女性ホルモンが分泌される20代ですでに薄いのであれば、生活習慣や環境を見直さない限り薄毛は進む一方です。

基本的には生活などを見直しホルモンバランスの乱れを改善するのがベストですが、それが難しい人も多いと思いますので、そういった場合は育毛剤やサプリメントなどを上手に活用するようにして下さい。

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