女性の薄毛治療にプロペシアは使えるのか?

女性はプロペシアを使える?

男性の薄毛治療において科学的にその有効性が認められているのはプロペシアなどのフィナステリド内服薬と、ザガーロに代表されるデュタステリド内服薬、そしてミノキシジル外用薬の3点のみとなっています。

これら以外にも効果の期待できる育毛剤は数ありますが、あくまでも“医学的”に効果を実証された成分はフィナステリドとデュタステリド、ミノキシジルしかないのが実情です。

そんな3つの発毛成分のうち、女性が使えるのはミノキシジルのみってご存知ですか?比較的新しいデュタステリドはまだしも、薄毛治療に多くの実績があるフィナステリド(プロペシア)を女性は使えないというのです。

「そんな効果の高い治療薬なら私たち女にも使わせてよ!」

女性の薄毛が増加の一途を辿っているというのに、使えるのはミノキシジルのみ。なぜ女性はプロペシアなどのフィナステリド内服薬は使えないのか?本当に女性には効果を発揮しないのか?実は有効性を示すデータも?

様々な試験結果やデータをもとに女性とプロペシアについて掘り下げていきたいと思います。

プロペシアを女性が使えない理由

結論から書くと女性はプロペシアを使うことはできないとされます。

「使えません」というより「使ってもあまり意味はない」と言った方が正しく、そもそもフィナステリドは男性の前立腺肥大症の治療薬として開発された薬なので、女性が使うことは元々想定していないのです。

フィナステリドの作用とは

プロペシアの成分であるフィナステリドは前立腺肥大症の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害する作用があります。

このジヒドロテストステロン(DHT)は、代表的な男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びついて生成されるもので、男性型脱毛症(AGA)の原因となる物質でもあります。

そのため、男性ホルモンが男性の10分の1程度しかない女性には効果が望めない…というのが一般的な見方。

そもそも女性の薄毛の原因の多くは生活習慣や食生活の乱れ、ストレスなどから引き起こされる女性ホルモンの減少に起因し、男性とは薄毛のメカニズムが違うとされることも大きな理由。

飲んでもほとんど効果が望めない上にプロペシアにはそれなりの副作用があり、加えて仮に妊婦であれば非常に危険な薬になってしまうことも「女性はプロペシアを使えない」とされる要因となっているのです。

フィナステリドが女性に効かなかったデータも

女性にプロペシア(フィナステリド)は使えないとされる根拠として、2000年に公表された試験結果が挙げられます。

この試験では閉経後の女性137人に対し、フィナステリド1mgまたはプラセボ(偽薬)を1年間投与したところ、フィナステリド群とプラセボ群で髪の毛の数に有意差は認められませんでした。

フィナステリド、プラセボどちらの群でも髪の毛の減少が確認されたことから、フィナステリドを使っても女性の薄毛の進行は止められないと結論付けるこの論文が強い根拠となり、今日に至るまで「女性はプロペシアを使っても意味がない」という考えが常識化しているのです。

ただ、女性がプロペシアを使うべきでないという根拠はこの試験だけに留まりません。この試験の被験者となった女性137名はすべて閉経後である点にその秘密が隠されているのです。

妊婦はプロペシアを触ることができない

女性はプロペシアを触れない

比較的大規模な試験によって女性の薄毛にほとんど効果を示さないどころか、副作用ばかりが目立つ結果にもなりかねないプロペシアなどのフィナステリド内服薬。

特に注意しなければならないのが妊娠している女性。妊婦の方はプロペシアを飲むのはもちろん触ることも禁じられているのです。

なぜそんな物騒な話になっているのでしょうか?

フィナステリド内服薬が元々は前立腺肥大症の治療薬だということは上でも書きました。それは薄毛を引き起こすDHTの生成を抑制する作用があるのだと。

このDHTは代表的な男性ホルモンであるテストステロンよりさらに強力な男性ホルモン。男児の生殖器の成長や男性らしい体を作り出すうえで欠かせないホルモンでもあるのです。

ゆえに妊娠している女性がこれを体内に取り込んでしまい、かつ胎児が男児だった場合、胎児の生殖器に異常が引き起こされる可能性があるとされます。

「だからって触れてもいけないっていうのは大げさじゃない?」

そう感じる人もいるでしょう。しかしフィナステリドは分子量が小さく皮膚から吸収されることが分かっているのです。

また、触ることによって手に付着したフィナステリドの成分が食べ物などを介し体内に入る危険性もあるため、万が一にも影響を受けないように「触れてはいけない」とされているのです。

ただ、プロペシアやフィンペシアといった代表的なフィナステリド内服薬は表面をコーティングしているため、過度に恐れる必要はないんですけどね。

専門家が完全否定

そういった背景もあり、日本皮膚科学会が2017年に策定した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」において女性のフィナステリド適応は最低評価となっています。

女性のフィナステリド適応は最低評価

同じく最低のD評価となっているミノキシジル内服薬が実際は「最強の発毛剤」と呼ばれ、一部AGAクリニックで処方されたり、多くの男性が個人輸入で購入・使用したりする事実もあり、この評価はあくまでも指針の域を出ません。

しかし、安全性や効果など総合的に判断すれば女性のフィナステリド使用は最低評価もやむなしか。

もし家族がフィナステリドを使っていたら

フィナステリドの分割は危険 一般的に女性に対してプロペシアが処方されることはないため、女性がフィナステリドに接する機会としてもっとも考えられるのは配偶者や父親などご家族が使用している場合ではないでしょうか。

フィナステリド内服薬はどれもコーティングされているため、同居家族がそのまま服用するのであれば特に問題になりません。しかし、注意するべきは何らかの理由で錠剤を分割して服用している場合です。

フィンカーやプロスカーに要注意

分割して使用している可能性が高いのはフィンカーやプロスカー。

フィンカーやプロスカーというフィナステリド内服薬は前立腺肥大症の治療薬であるため、プロペシアの5倍にあたるフィナステリド5mg。一方、薄毛治療薬として用いられるフィナステリドは1日1mgが限度量とされます。

中でもジェネリック医薬品であるフィンカーは非常に安価で、さらにこれを4分割し服用することでコストパフォーマンスはMAXに。これによりフィンカーは密かに人気の商品となっているのです。

本来はコーティング剤で覆われ成分が露出していない薬も、分割する事で成分がむき出しになる上にその衝撃でフィナステリドが飛散します。

非常に細かい粒子は空中を漂い、床に落ちたとしても風や人間の動きなどにより再び舞い上がり妊婦の体内に入る危険性があります。

閉経後もしくは確実な避妊を行っており妊娠の可能性がないのであれば問題ありませんが、妊娠の可能性がある状況下においては使用を控えてもらうか、服用時には外に行ってもらうなどの対策を取った方が良いでしょう。

現在妊娠している、もしくは妊娠の可能性があり、かつご家族がフィナステリド内服薬を使っている場合は細心の注意を払い、絶対に分割はさせないように心がけて下さい。

フィナステリドが女性の薄毛に効果を示したデータも

女性がプロペシア(フィナステリド)を使えない理由として、137名を対象にした試験や妊婦への危険性がまっさきに挙げられます。

しかし、件の試験以降も女性の薄毛にフィナステリドを用いた試験が行われており、一定の発毛効果を確認したものの複数存在する事実があります。他のサイトではほとんど語られませんけどね。

女性の薄毛で最も多いのは男性と同じくDHTが原因の男性女性型脱毛症(FAGA)という説もあり、これが事実であればDHTの生成を抑制するフィナステリドが効果を示しても不思議ではありません。

そういったこともあり、一部のAGAクリニックでは状況に応じて女性にフィナステリドを処方することもあります。

ただ、フィナステリドが女性の効果を示した試験も、閉経後もしくはピルなどによって確実な避妊が行われていることが前提であり、加えて男性用より濃度が高い2.5mgや5mgを用いているものがほとんど。

濃度が高くなれば副作用のリスクも上昇することから、「女性がわざわざフィナステリドを使わなくても…」というのが一般的な見解になるでしょうか。

様々な育毛剤を試しても一向に改善しないことに加え、妊娠の可能性がない状況においての最終手段としてなら、女性がフィナステリドを使うのもありなのかもしれません。

仮にフィナステリドの使用を検討するにしても、必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。基本的には「使用するべきでない」という評価なのですから。

女性にも高い効果を示す育毛剤は?

女性がフィナステリドを使えない以上、男性と同じレベルの薄毛治療や対策をしたいのであれば選択肢はミノキシジルになってくると思います。しかしこちらも元は高血圧患者向けの血管拡張薬とあって副作用の心配が。

デリケートな女性がわざわざ副作用の危険を犯してまでミノキシジルを使わずとも、女性用の育毛剤であれば副作用の心配もありませんし、比較的リーズナブルで効果の高いものが多く出ているので、まずはそちらを試してみるべきでしょう。

具体的におすすめできる育毛剤をいくつかピックアップしてみましょう。

リジュン(Rijun)

おすすめ女性用育毛剤リジュン 女性用育毛剤の中ではかなり後発ということもあり、業界最多レベルとなる72種の成分に加え、近年注目されているリデンシルまで配合する商品。

その内容は人気のマイナチュレやベルタ育毛剤を凌ぎ、日本製の女性用育毛剤の中では最も効果が期待できると言っても過言ではないでしょう。

価格面においてはマイナチュレより若干高いものの、ベルタ育毛剤と同等。使用期間や90日間最大3本までの全額返金保証制度の存在まで加味すればベルタ育毛剤よりお得感があります。

日本製の商品でとにかく効果が高い育毛剤を使いたい場合はリジュンを真っ先におすすめします。

リジュン(RiJUN)の詳細

ルグゼバイブ

おすすめ女性用育毛剤ルグゼバイブ 世界39ヶ国で使用され日本のAGAクリニックでも処方される飲む育毛剤「パントガール」の成分やその含有量そのままに、極めて高濃度の馬プラセンタと牛の初乳であるコロストラムを加えているのが特徴。

3,000円以上する馬プラセンタサプリを大きく上回る含有量を誇ることもあり、育毛はもちろん美容やアンチエイジングにも効果的。そのため発売以来パントガールにとって代わるほどの人気商品に。

日本の育毛剤に限界を感じている人は、育毛先進国アメリカが送るルグゼバイブを一度試してみてください。

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