髪の分け目が広がる?それ牽引性脱毛症かも
髪をセットする際、分け目の場所って決まっていませんか?
髪の生え方は人それぞれで、しかも左右対称になっているわけではないので分けやすい位置って大体決まってきますし、ある程度同じ場所で分けているとそれがクセになって特に何もしなくても勝手に別れてくれて楽なので、ついついずっと同じ位置で分けている…
私自身若い頃は分け目が薄くなるとか考えずにずっと同じ位置で分けていましたが、あまりに長期間同じ分け目を作っているとそこが薄くなってしまうという話を聞き、慌てて分け目を変えたという経緯があります。
多くの女性はそれなりに髪の毛が長く必ず分け目ができてしまうという方が大半だと思われますから、分け目ハゲに気をつけるようにして下さい。
なぜずっと同じ分け目にしているとハゲるのか?
女性が薄毛を引き起こす原因は様々あり、代表的なものは生活習慣や食生活の乱れ、過度なストレスなどによってホルモンバランスが崩れる事による薄毛です。
しかしそういった内面から来る薄毛とは違い外的な要因でハゲてしまう場合もあり、それが長年のポニーテールなどにより長期間髪の毛が引っ張られる事によって引き起こされる「牽引性脱毛症」です。
分け目が薄くなるのもこれと同じ作用が働いていると見られ、「分け目」という本来の自然な生え方とは違う方向にクセを付ける行為が頭皮や毛根への負担となり髪の毛が抜けてしまうのです。
これは髪の毛が長ければ長いほど髪の重さによって引っ張る力が強くなり、分け目への負担もより強いものとなってしまう事になります。
紫外線の影響も?
ずっと同じ分け目を使い続けることによるリスクは牽引性脱毛症だけではありません。紫外線による悪影響も考えられるのです。
紫外線が肌に多大な悪影響を与えることは女性であれば誰でもご存知ですよね。シミやしわなど肌の老化の多くは紫外線によるものと言われるくらいですからね。
そして、当然ながら紫外線の悪影響は頭皮にも及び、特に頭頂部の分け目は常に紫外線の直撃を受ける部位でもあるため、顔の肌以上に過酷な環境に置かれているといっていいでしょう。
定期的に分け目を変えているのであれば紫外線の影響は分散されますが、常に同じ位置に分け目がある場合その周辺ばかりに活性酸素が発生し極端に老化してしまいます。
そうなれば当然髪の毛にも悪影響を及ぼし抜け毛やヘアサイクルの乱れの原因に。結果その部分が薄くなってしまうのです。
髪の毛の重さによる牽引性脱毛症と紫外線の悪影響…ずっと同じ場所で髪の毛を分けているとこういった悪条件が重なってしまうことを覚えておいてください。
分け目ハゲを改善・予防するには
分け目が薄くなってしまった場合やその予防をするにはこまめに分け目の位置を変える必要があります。
ただ、分け目というのは多くの場合クセになっていますので、変えたつもりでも髪の毛をかき上げたり風などで髪の毛のセットが崩れると元の分け目に戻ってしまう場合も多いもの。
そういった事を防ぐためには分け目を変えた数日間はピン止めなどで軽く固定しておくなど分け目が元に戻らない工夫が必要になります。
もし仮にすでに薄くなってしまっている場合でも、分け目を変え薄くなってしまった部分に負担をかけない様に心がければ多くの場合は自然と元の状態に戻りますので安心してください。
ただ、長年の頭皮・毛穴への負担はすぐに取れるわけではなく、生えてくるまでに最低でも3ヶ月~はかかる場合がほとんどなので、「分け目を変えても毛が生えてこない!」と焦らず長い目で見守るようにして下さい。
■一度薄くなってしまったら再び生えるまである程度の時間が必要
分け目ハゲと思いきや別の脱毛症の可能性も
分け目が広がってきたから長期間同じ分け目をしていた事が原因の牽引性脱毛症かと思っていたけど、実はそうではなかった。
こういったケースも考えられます。
というのも、女性の薄毛の原因の多くを占めるホルモンバランスの乱れから来る薄毛は、「生え際から」「頭頂部から」と部位がハッキリしがちな男性の薄毛と違い、全体的に薄くなる「びまん性脱毛症」です。
全体的に薄くなるこの脱毛症は分け目が広く見えてしまう事も特徴なので、長年同じ位置での分け目から来る牽引性脱毛症と混同しがちです。
びまん性脱毛症と牽引性脱毛症を見分けるポイントとしては、薄くなった分け目とは別の所に新たな分け目を作り、そこでも薄く感じたら「びまん性脱毛症」を疑い、別の分け目が薄くない場合は「牽引性脱毛症」という判断ができるでしょう。
どちらにしても薄毛を進行させないために早めの対策が必要になりますので、長期間同じ分け目が原因の牽引性脱毛症の可能性が高いとしても、分け目を変えるのと平行して生活習慣なども見直してみたほうが良いかもしれません。
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