女性の薄毛は食生活の改善で治る!
女性の社会進出に伴って増大するストレスが薄毛の原因とされる昨今。しかし社会進出によって問題化するのはストレスだけに留まらず、食生活にも悪影響が出てくることが多くなっています。
仕事と家事をキッチリと両立するのが理想であることは分かっていても、長い仕事の拘束時間によって家事が疎かになり、ついつい外食やお弁当で済ませてしまうことも多いのではないでしょうか。
私自身、正社員で働いていた頃はとにかく時間が無くて、独身という事も相まって食事は出来合いのものか外食がほとんど。しかも外食やお弁当って自分の好きなものばかり選んでしまうんですよね。
当然ながら栄養バランスは完全に乱れきっており、30代前半ですでに若い頃に比べ髪の毛の明らかなボリュームダウンと分け目の寂しさを感じていました。
なぜ食生活の乱れが女性の薄毛に繋がるのでしょうか?その原因と対策に切り込んでいきたいと思います。
食生活の乱れがもたらす女性の薄毛
ではまず、食生活の乱れと薄毛の関係について解説していきます。
人間の体にとって食事というのは点滴など医療的なものを除き、ほぼすべての栄養を補給する手段であり、髪の毛のみならず体のすべてを作る源と言っても過言ではありません。
乱れた食生活を送っていると「百害あって一利なし」と揶揄されるタバコ以上に癌の可能性を高めるという説も存在するなど、いかに食事が体の健康にとって重要かが分かります。
体に悪いことは髪の毛にも悪い…なんとなく想像つきますよね。もう少し具体的に理由を挙げると、下記のようなものが挙げられます。
- ホルモンバランスの乱れ
- 髪の毛に必要な栄養素の不足
- 肥満
ひとつずつ詳しく見ていきましょう
食生活によるホルモンバランスの乱れ
男性に比べ薄毛の割合が少ない女性。これにはホルモンが大きく関わっています。
女性ホルモンであるエストロゲンは女性の髪の毛の成長に欠かせないホルモンであることに加え、薄毛の大きな原因であるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの生成を抑制する働きもあるから。
つまり女性が美しい髪の毛を維持するためには女性ホルモンをしっかりと分泌することが重要になるのですが、栄養バランスが乱れると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減少することが分かっています。
自律神経の乱れが間接的な薄毛の原因にも
そしてホルモンバランスの乱れは自律神経を乱してしまう恐れも。
自律神経の乱れが直接薄毛の原因になるわけではありませんが、自律神経が乱れると緊張などをつかさどる交感神経と、リラックスをもたらす副交感神経に切り替えがうまくいかなくなります。
多くの場合交感神経が極端に優位になることが多く、結果強いストレスや緊張による血行の悪化などが重なり、薄毛を引き起こしてしまうのです。
このように女性にとってホルモンというのは髪の毛のみならず健康にとって極めて重要な要素。食生活や栄養バランスの乱れは大事なホルモンバランスを崩してしまう可能性が高く、それが薄毛の原因になることも。
髪の毛に必要な栄養の不足でハゲる
髪の毛というのは「ケラチン」というたんぱく質で作られており、そのケラチンは18種のアミノ酸を合成して生成されます。
その18種のアミノ酸の中には、体内で合成できない必須アミノ酸が9種含まれています。体内で作ることができない必須アミノ酸は食事などで摂取する必要が。
ただし、アミノ酸だけを摂取すればいいというわけではありません。
体内でケラチンを合成するには各種アミノ酸の他、亜鉛などのミネラル、ビタミンB群が必要に。アミノ酸に分解されるたんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ってはじめてケラチンが合成されるのです。
栄養バランスが乱れケラチンの合成に必要な栄養が不足することは、すなわち髪の毛の材料が足りなくなることを意味します。その延長線上にあるものが薄毛や抜け毛の増加であることは想像に難くないですよね。
肥満は女性の薄毛の大きな要因
食生活が乱れることによって最も怖いのが肥満です。
あなたの周りを見渡してみてください。男女問わず太っている人にハゲ・薄毛が多いと感じませんか?
肥満や、それに伴う糖尿病、高血圧などのメタボリック症候群と薄毛に関連性があるとの論文は複数存在します。そういった意味で上記ホルモンバランスの乱れや栄養不足以上に薄毛への根拠が揃っていると見ることができます。
そもそもなぜ太ると薄毛になるのか?これにはいくつか理由が存在します。
頭皮環境の悪化
太ると汗をかきやすくなりますよね。厚い脂肪によって熱がこもりやすいうえ、重い体を動かすために多くのエネルギーを消費し熱を発生することが要因。
普通体型の人に比べ汗を多くかくということは、頭皮が汗や皮脂まみれになっていることを意味します。適度な皮脂は頭皮の健康に寄与するものの、過度な汗や皮脂はマイナスにしかなりません。
髪の毛の土台ともいえる頭皮の環境が悪化すれば、毛穴が詰まったり抜け毛が増えたりといったことが起きやすくなります。髪の毛自体も細くなる傾向に。
血流の悪化
肥満になると高血圧や糖尿病、高脂血症などのリスクが高まることはご存知だと思います。太ることで血液中に中性脂肪や増えやすく、また過剰に摂取した炭水化物などの糖質により血糖値が上がりやすいことが原因になります。
血液中に糖や脂肪が増えると血はドロドロになり血流は悪化、高血圧の原因にも。そして高血糖や高血圧は血管を内部から蝕み動脈硬化を引き起こしたり、毛細血管を詰まらせたりするのです。
また、脂肪細胞自体が動脈硬化を促進させる物質を放出するとも。
そうやって血流が悪くなると、髪の毛の成長に必要な酸素や栄養が行き渡りにくくなり、結果髪の毛の成長を阻害してしまいます。育毛に頭皮の血行が重要とされるのはそれが理由。
肥満と薄毛を関連付ける要素として、高血糖や高血圧が強く関連しているというのが有力な見方になっています。
肥満になるほどいっぱい食べれば血糖値は上がりやすくなる。一方で脂肪細胞は血糖値を下げるインスリンを効きにくくさせる働きが。
それでなくても日本人は欧米人に比べインスリンの分泌量が少ないとされます。ゆえに糖尿病になりやすく、血液はドロドロ、血管はボロボロ。そんな環境下では髪の毛が健やかに育つはずもありません。
食生活の乱れによる薄毛を予防・改善させる方法
人間の体は食事によって作られるだけに、育毛にとっても食生活は重要な要素になります。
結論からいえば「様々な栄養をバランスよく摂取するべき」となるのですが、それが難しいのも事実。それは時間的な問題であったり、経済的な問題であったり…
というわけで、数ある食品の中からいくつか有力なものを挙げていきましょう。
納豆
たんぱく質から亜鉛などのミネラル、ビタミンB群などをバランスよく含む納豆。健康食品として定番ですよね。
中でも注目したいのがイソフラボン。
女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きをするイソフラボンは、更年期対策としてはもちろん、女性の薄毛対策にも非常に効果的です。
そんな納豆のイソフラボン含有量は1パックでおよそ35~40mg。イソフラボンサプリメントによる1日の摂取限度量は30mgなので、納豆1パック食べるだけでサプリメント以上のイソフラボンが摂れることに。
栄養豊富でしかも安い、そして手軽。
様々な面において納豆ほど優れた食品は存在しないかもしれません。
レバー
独特の臭みがあるレバーは好き嫌いが分かれる食品ですが、育毛という観点からこれほど適したものはなかなかありません。
なぜならレバーは極めて豊富なたんぱく質(アミノ酸)、ミネラル、ビタミンB群を全て兼ね備えているから。食べる育毛剤と言っても過言ではないかも。鉄分が豊富な点も女性にとって喜ばしい。
牛、豚、鶏とある中で最もおすすめなのは豚レバーでしょうか。全体的にバランスが良いうえ、不足しがちな亜鉛や鉄が最も多い。100g食べれば女性が1日に必要な亜鉛のほとんどを摂取できるほど。
これを食べておけば育毛に必要な栄養のほとんどを摂れるのではないかと感じるほど優れたレバー。ただ、美容にとって欠かせないビタミンCは少ないので、他で補うようにしましょう。
牛肉
豚レバーほどではありませんが、亜鉛やアミノ酸が豊富なのが牛肉。
食べ方が非常に豊富であるため自炊、外食問わず摂取しやすく、また嫌いな人も少ないことから万人におすすめできる育毛食材。
レバーが嫌いな人は牛肉を摂取しましょう。ただ食べ過ぎると太る。
豆腐
納豆と同じく大豆製品ということで、豊富なたんぱく質(アミノ酸)を含み、半丁(150g)食べれば納豆1パックに匹敵するほどのイソフラボンが摂取できます。
納豆が嫌いな人でも食べやすく、冷奴、味噌汁、鍋、麻婆豆腐などなど調理法や食べ方も豊富。
腹持ちがよく低カロリー、そして安い。女性にも財布にも優しい素晴らしい食材。
パプリカ
パプリカ(カラーピーマン)はアミノ酸や亜鉛といった成分はほとんど含んでいませんが、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化物質が豊富で、特にビタミンC含有量は野菜や果物の中でも屈指。
また、赤パプリカは強力な抗酸化物質アスタキサンチンよりさらに強い抗酸化作用を持つカルテノイドが極めて豊富。いわば抗酸化物質の塊。
紫外線や過度な運動などによって生み出される活性酸素は、細胞を酸化させ肌や頭皮の老化を促し、また薄毛の要因になるとされます。
薄毛対策はもちろん美容面も考慮し、赤パプリカを積極的に摂っておきたいところ。ちなみにカルテノイドは脂溶性であるため、油で調理すると吸収しやすくなります。炒め物がベストか。
ビタミンCをほとんど含まない牛肉やレバーと一緒に調理すると完全無欠。
食生活の乱れによる薄毛はサプリメントが効果的
食生活の乱れによる薄毛は、本来なら栄養バランスや食生活を見直し根本的な解決を図った方が良いのは間違いありません。しかし時間的に不可能であるケースも。そういった場合はサプリメントなどの栄養補助食品で補うという方法もあります。
優先して摂るべき栄養素は亜鉛、マルチビタミン、あとはたんぱく質を構成するアミノ酸のサプリメントか、もしくはプロテインを摂取するとたんぱく質を補うことができますので上手に活用して下さい。
ただ、薄毛に悩んでいるがどの栄養素が不足しているか分からないという場合もあるでしょう。そういった時は髪の毛の成長に必要な栄養素がギュッと詰まった育毛サプリメントがおすすめ。
特定の栄養素に特化した一般的なサプリメントとは異なり、様々な栄養素をバランスよく配合するオールインワンサプリであることが多いため、相乗効果によってより高い効果が望めるとともに美容面・健康面にも寄与してくれるでしょう。
女性の薄毛は男性のそれに比べ食生活などを見直すことで改善する可能性が高いのが特徴。なぜなら、女性の薄毛に密接に関わるホルモンバランスは食生活とは切っても切れない関係だからです。
ただし、特に対策をしなければ進行する一方なのが薄毛の怖いところ。そして進行すればするほど治りにくくなっていきます。
食生活や栄養バランスの改善を目指すにしろ、とりあえず育毛サプリメントで凌ぐにしろ、早急な対策こそが薄毛改善の第一歩と言っても過言ではないでしょう。
おすすめの女性用育毛サプリメント
食生活や栄養バランスの乱れによって薄毛になっている女性をサポートするおすすめの育毛サプリメントを紹介しておきたいと思います。
女性用の育毛サプリメントは決して安いものではありませんが、様々な栄養が詰まっており食事や家事の負担を軽減してくれることでしょう。「時間を買う」と考えればむしろ安いのかもしれません。
ボストンフォーレディース
育毛サプリメントの代名詞ともいえるBOSTON(ボストン)が、女性の薄毛改善のために本気で作ったサプリメント。
亜鉛やアミノ酸、イソフラボン、ビタミンB群など基本的なものから、髪をつくるたんぱく質ケラチンや様々な栄養素が詰まったミレットエキスなど28種のヘアケア成分を配合。
育毛サプリメント選びで迷っているなら、とりあえずボストンフォーレディースを使っておけば間違いはありません。
ルグゼバイブ
アメリカ製の飲む育毛剤「フォリックス ルグゼバイブ」も忘れてはなりません。
世界39ヶ国で使用され日本のAGAクリニックでも処方される飲む育毛剤「パントガール」の成分やその含有量そのままに、極めて高濃度の馬プラセンタと牛の初乳であるコロストラムを加えているのが特徴。
3,000円以上する馬プラセンタサプリを大きく上回る含有量を誇ることもあり、育毛はもちろん美容やアンチエイジングにも効果的。そのため発売以来パントガールにとって代わるほどの人気商品に。
日本の育毛剤に限界を感じている人は、育毛先進国アメリカが送るルグゼバイブを一度試してみてください。
効果の大きいおすすめ育毛剤は?
数ある女性用育毛剤の中において現在最もおすすめできるのが「ルルシア ルフレ」です。
約45種の成分が配合された育毛剤に加え40種の栄養素が凝縮された育毛サプリメントがセットになった女性用育毛剤初の商品。
体の内外からの育毛が期待できる点に加え、サプリメントが付いてなお他の女性用育毛剤と同レベルの価格を実現しているとあって登場以来高い人気を獲得しています。
初めて育毛剤を使う人はもちろん、他の育毛剤で効果を感じることができなかった人まで、薄毛に悩む女性すべてに使ってほしいと思える育毛剤、それがルルシア ルフレです。
返金保証 | 90日 | 初回価格 | 1,078円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
単品購入 | 10,956円 | 定期コース | 5,478円 |
返金保証 | 180日 | 初回価格 | 980円 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
単品購入 | 5,195円 | 定期コース | 4,557円 |
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