女性が髪を洗うのは2、3日に1回で十分?

髪を洗うのは2、3日に一回がベスト?

あなたはどのくらいの頻度で入浴しますか? そう問われればほとんどの女性は「毎日お風呂に入る」と答えるのではないでしょうか。

体臭や汚れなどを考えれば毎日お風呂に入るのは当然と言えます。それは髪の毛も同様で、毎日洗わないと頭皮からの脂っぽい臭いが気になるものですし、なにより「シャンプーの匂いのする女でいたい」という思いもあるはず。

女性としての魅力をアピールする事を考えれば多くの男性が好むシャンプーの匂いは重要なポイントなのは確かで、それを実現するには最低でも1日1回の洗髪が必要。若い女性などは夜の入浴時と朝のシャンプー…いわゆる“朝シャン”で1日2回髪を洗っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、その頻繁な洗髪が頭皮環境の悪化をもたらし薄毛の原因になってしまっているかもしれませんよ。

女性は毎日のシャンプーは必要ない?

髪の毛って1日洗わないと皮脂が髪の毛に行き渡り、何とも言えない独特のツヤがでてしなっとしたり脂の臭いが気になってきたりしますよね。

そのため髪の毛を毎日洗わない人は見た目で周囲にバレてしまうことも。不潔だと思われないためにも「毎日洗わないと」という、ある種の強迫観念を感じている女性は多いのではないでしょうか?

確かに皮脂の分泌が多い男性であれば毎日髪を洗わないと脂っぽい髪になり臭いがでる傾向にあるものの、皮脂の分泌が男性に比べて少ない女性は1日髪を洗わなくても目に見えて“脂っぽい”と感じることはあまりありません。

むしろ皮脂の分泌が少ない女性は毎日しっかり髪の毛を洗ってしまうと必要以上に脂を取ってしまう結果となりがち。これは皮脂の分泌量が落ちる30代以降の女性には特に顕著です。

「皮脂」というのは汚れや臭いの元となる印象が強く嫌がる人が多いのも事実。しかし頭皮の乾燥を防ぎ環境を整える役割を担う重要なものなのです。

髪を洗いすぎると薄毛に?

髪を洗いすぎると薄毛になる?

ここで気になるのがシャンプーによる髪への悪影響です。「シャンプーごときでハゲることはないだろう」と感じるかもしれませんが、実は過剰なシャンプーが薄毛の原因になりうるという説もあるほど。

洗浄成分が強すぎる市販のシャンプーが薄毛を引き起こす原因になりうるのはご存知ですか? 市販のシャンプーというのは100~200円くらいで購入できる安物のことではなく、ラックスやパンテーン、エッセンシャルなど有名な商品のこと。

こういったシャンプーは洗浄成分に「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」といった高級アルコール系(石油系)の界面活性剤を使用しており、非常に強い洗浄力があります。頭皮の皮脂を過剰に取り去ってしまうほど。

頭皮の潤いを保つという面で皮脂は非常に重要な役割を果たしており、その分泌が少ない女性が毎日念入りに髪や頭皮を洗ってしまうと頭皮は乾燥気味に。それが薄毛や抜け毛の原因になることもあるのです。

なぜ頭皮の皮脂がなくなると薄毛の要因になるのか? それは頭皮を守る皮脂がなくなることで角質層のバリア機能が弱まり、雑菌が繁殖したり乾燥により荒れてしまったりするから。髪の毛の土台である頭皮の環境が悪化してしまうのです。

1日1回の洗髪でも洗浄力が強いシャンプーを使うことで頭皮環境が悪くなり薄毛になってしまう可能性があるのですから、1日2回の洗髪などもってのほか。

加齢により確実に減少する皮脂

シャンプーによる薄毛リスクというのは年齢も影響しています。多くの女性がご存知の通り加齢とともに皮脂の分泌量は減少していくから。

下図は頭皮の皮脂分泌量の推移。

加齢で皮脂は減少する

女性は男性に比べ皮脂の分泌量が少なうえ20代をピークに減少。それでなくても乾燥しがちな女性の頭皮は、年齢を重ねるとともにより皮脂が少なくなる傾向に。

頭皮を守っている皮脂の分泌量が減少しているにもかかわらず洗髪回数が変わらないのであれば、頭皮環境が悪化していくのは想像に難くありません。

そう、加齢とともに頭皮の皮脂分泌量が減っていくのが人間の体の仕組みである以上、皮脂の量をコントロールするためには洗浄力が弱めのシャンプーに替えるか、髪の毛を洗う回数を減らすしか方法はないのです。

毎日髪を洗わないという選択

かつては悪者扱いだった頭皮の皮脂も、近年は髪の毛にとって重要なものであるという認識に変わりつつあります。そんな中でにわかに注目されているのが「髪を毎日洗わない」という方法。

海外の女優などは美しい髪を保つため毎日髪を洗わない人も多いとされ、モデルの中村アンさんが「3日に1回しか髪を洗わない」と発言したことなどから、毎日髪を洗わないという対処法にわかに注目を集めています。

10代~20代半ばまでの皮脂の分泌が多い年齢なら毎日髪を洗っても問題ないものの、30代以降は様々な衰えと共に皮脂の分泌も明らかに低下するため、髪を毎日洗う必要がないという考えは理に適っているともいえるのです

私自身も基本的には毎日髪の毛を洗うものの、帰りが遅い時などは面倒くささもありお風呂に入っても髪を洗わない時があります。しかし30代後半ということもあってか臭いや脂っぽさが気になることはほとんどありません。

実際30代以降の女性であれば髪の毛を洗ってから2、3日したくらいが髪や頭皮に適度に皮脂が行き渡りベストの状態になるといわれています。

皮脂の分泌量に個人差がある点に注意

もともと皮脂の分泌量が少ない女性がある程度の年齢に達した場合、1日1回のシャンプーでは皮脂を奪いすぎるという懸念は昔から存在します。

しかし皮脂分泌量というのは個人差もあるため、一概に「毎日シャンプーをする必要はない」と言い切れないのも確か。女性にも脂性肌(オイリー肌)に悩んでいる人は多いものです。

そういった人の場合、洗髪を1日おきにしてしまうと髪の毛の臭いや脂っぽさが表面化する可能性が。一概に「1日1回がいい」「2、3日おきでいい」と決めつけず、体質に合わせた洗髪を心がけることが重要になるのです。

理想は、1日洗わないままの髪の毛を周囲の親しい人に嗅いでもらうことでしょうか。本音で意見を言ってもらい、匂いに問題がないようであれば2日に1回の洗髪で十分という結論が出るはず。

2、3日に1回の洗髪の是非

シャンプーの頻度に関しては様々な考え方があり、今回取り上げたように2、3日に1回しか行わないというのはあくまでも1つの提案と捉えて下さい。

というのも、「過剰な皮脂により毛穴が詰まったりするから毎日髪は洗うべき」と考える方も多いですし、普段使っているのが洗浄力の強い市販のシャンプーか、マイルドなアミノ酸系のシャンプーかによって等、様々な要因で考え方は異なるからです。

“臭い”も大きなポイント。女性の魅力のひとつであるシャンプーの香りを重視するなら毎日の洗髪は欠かせないことでしょう。

若い女性であれば恋愛の機会も多いでしょうし、上でも触れたように皮脂の分泌自体も多いですから、総合的に見て毎日髪を洗った方が良いと思います。

しかし現在薄毛や抜け毛、頭皮の乾燥などに悩んでいるのなら髪の毛を洗う頻度を少なくしてみることや、髪や頭皮に優しいシャンプーに替えることなども検討してみてください。

シャンプーの香りうんぬんは健康な髪であることが前提。もし今髪が薄いのであればまずは健康で美しい髪の毛を取り戻すことに注力するべきです。

いくら薄毛や抜け毛に悩んでいるとはいってもいきなり3日に1回の洗髪はさすがに臭いや皮脂の多さに抵抗があるかもしれませんので、まずは2日に1回程度で試してみて頭皮や髪の毛の状態を確かめてみることをおすすめします。

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