花蘭咲を買って失敗しないための方法

女性用育毛剤花蘭咲(からんさ)

かつては男性だけのものと思われていた薄毛。しかし近年は女性の薄毛も多くなっています。しかし一口に「薄毛」といっても多くの場合男性と女性で原因は異なるため女性専用の育毛剤が必要になってきます。

女性の薄毛の増加に伴って様々な商品が登場している中で、他の育毛剤にはないエビネ蘭のエキスを配合しているのが花蘭咲(からんさ)です。

女性のための育毛剤を標榜し、現代女性特有の髪の毛の悩みにアプローチするとする花蘭咲。その実力はいかほどのものなのでしょうか?

詳しい成分の説明から期待される効果や価格、そして問題点やデメリットも含め花蘭咲がどういった育毛剤なのか包み隠さず紹介してみたいと思います。

花蘭咲の全成分

育毛剤の効果を量るにはどんな成分が入っているのかを見る必要があります。まずは花蘭咲の全成分を見てみましょう。

花蘭咲(からんさ)
成分

エタノール
エビネ抽出エキス
1.3-ブチレングロコール
エイジツエキス
ローズマリーエキス
サンザシエキス
ワレモコウエキス
チャエキス
トリメチルグリシン
トウキエキス
フェノキシエタノール
センブリエキス
トウガラシチンキ
パントテン酸カルシウム
ニコチン酸アミド
塩酸ピリドキシン
ユズエキス
ビオチン
l-メントール
クエン酸

うーん、ちょっと少ないですね。

医薬部外品の育毛剤として認められるための有効成分は3種。ニコチン酸アミドとセンブリエキス、塩酸ピリドキシンとなっており、これを除くと育毛成分は9種なので、計12種ということに。

リジュンが72種、ベルタ育毛剤が56種、マイナチュレ41種あたりと比べると数の少なさが目につきます。とりあえず育毛剤の根幹をなす3種の有効成分がどういったものか見てみましょうか。

ニコチン酸アミド

育毛剤の成分としては比較的歴史が長いニコチン酸アミド。しかし有効成分として使用している育毛剤はそれほど多くないというのが実情でしょうか。

ビタミンB3(ナイアシン)の一種であり、血行促進効果が主な作用。

昔から使われている成分とはいえ、アデノバイタルなどの主成分であるアデノシンとの比較試験で明らかに劣る結果となるなど、育毛効果への信頼性はそれほど高くない印象を受けます。

ニコチン酸アミドとアデノシンの比較

まあこれはアデノシンを商品にしている側のデータなので100%鵜呑みにすることはできませんけどね。実際76%の人は軽微改善以上の効果が出ているわけですし。

ニコチン酸アミドは一定の育毛効果は期待できるが、過度に期待を寄せるほどのものではないという印象になりますか。

ちなみにタバコのニコチンとはまったく関係はありません。

センブリエキス

花蘭咲のセンブリエキス

ニコチン酸アミドに比べ非常に多くの育毛剤に使用されているのがセンブリエキス。感覚的には8~9割がた使っているイメージがあります。

主な作用は血行促進効果と抗炎症作用。直接的な育毛効果はあまり期待できないものの、頭皮の環境を整え育毛の下地を作るのに適している成分になります。

塩酸ピリドキシン

ビタミンB6欠乏症の治療に使われることもある塩酸ピリドキシンも花蘭咲の有効成分のひとつ。育毛剤としては比較的珍しい成分ですね。

ビタミンB6は髪の毛を構成するケラチンというたんぱく質の生成に欠かせないため、多くの育毛サプリメントに配合されている成分でもあります。

塩酸ピリドキシン単体の効果は血行促進や抗炎症作用が主になるでしょうか。

花蘭咲のエビネ蘭エキスが見せる育毛効果

育毛剤には「有効成分」と「その他成分」があり、多くの育毛剤は有効成分は3種前後とほとんど数が変わらないのに対し、その他成分は5~50種と育毛剤によって成分量は大きく異なります。

普通に考えれば有効成分が育毛に重要な役割を果たしそうな印象を受けると思いますが、大半の育毛剤の有効成分はセンブリエキスやグリチルリチン酸などで大差はなく、またこれらの主な役割は保湿などで直接育毛に働きかける力はそれほど強くありません。

エビネランエキス 各育毛剤が他の商品と差別化を図り、また育毛効果を発揮するのは「その他の成分」。花蘭咲も例外ではなく、花蘭咲が前面に押し出す成分がエビネ蘭のエキスです。

このエビネランエキス(エビネエキス)の優れたところは、血行を促進させ頭皮や毛根の隅々まで栄養を行き渡らせ髪の生える条件を整える効果のある「カラントサイド」や、フケやかゆみ、炎症といったものを抑え頭皮環境を整える「トリプタントリン」を含んでいる事。

エビネ蘭から抽出するエビネエキスの育毛効果はアメリカやカナダ、オーストラリアといった先進国をはじめ13ヶ国でで特許を取得している事などから、その効果は信頼に足るには十分と言えるでしょう。

ただ、育毛剤は成分の含有量を明記することがほとんどなく、花蘭咲もキモとなるエビネ蘭エキスがどの程度入っているか公表していません。

エビネ蘭エキスが育毛にとってある程度効果的なのは間違いないでしょうが、それがどのくらい入っているのか分からないため、結局は「効果は未知数」と言わざるを得ません。惜しい。

花蘭咲の副作用

育毛剤を使う上でどうしても気になるのが副作用ではないでしょうか?

副作用がある育毛剤というのは男性が使うプロペシアやザガーロといった内服薬がほとんどで、医薬部外品である花蘭咲に副作用のリスクはほとんどありません。

しかも花蘭咲は刺激になりうる香料や着色料、剛性界面活性剤、パラベンを使用しておらず、また皮膚へのパッチ試験を行うなどデリケートな女性の頭皮に対する影響を最大限減らすよう努めています。

ただ、育毛剤というのは多くの成分を配合する都合上どうしてもエタノールを使用する必要があります。稀ではあるもののエタノールやアルコールにアレルギーがある人は頭皮のかゆみや発疹といった症状が出る可能性は否定できません。

そういったケースに対応するために後述する全額返金保証の制度もありますので、もし肌に合わないと感じた場合はすぐに使用を中止し全額返金保証を適用するようにしましょう。

花蘭咲の価格は?

育毛剤はある程度長期間使用する必要があるため価格は気になるところ。

男性用のそれに比べ価格に敏感な女性に対する育毛剤は値段を抑える傾向にあるものの、それでも毎月数千円の出費は痛いですよね。

で、花蘭咲の価格はというと…公式サイトは税別価格になっており総額が分かりづらいので、ここではすべて税込価格で表示します。

商品名 送料 初回価格 価格
単品購入 無料 7,560円
定期コース 648円 2,592円 5,184円

女性用育毛剤としては平均的な価格といったところでしょうか。

定期コースの価格はベルタ育毛剤やリジュンより200円ほど安い一方でマイナチュレより250円ほど高い価格。“ほどほど”という言葉がピッタリくる価格設定といえるでしょうか。

一方単品購入は7,560円と決して安くはありません。花蘭咲の定期コースはいつでも休止や変更ができる仕組みになっていますので、「とりあえず1回試してみたい」という場合でも定期コースにするべきでしょう。

ネックは送料でしょうか。

育毛剤の定期コースは送料無料が一般的ながら、花蘭咲の場合は送料648円がかかってしまいます。それも含めるとリジュンやベルタ育毛剤より高くなってしまうので、ここは大きなマイナス点。

これら女性用育毛剤に対し成分数で明らかに劣っているのに送料込みで価格は高い…ちょっと厳しいかなというのが正直なところでしょうか。

花蘭咲の全額返金制度の全容

成分数が少なく価格でもアドバンテージがないとなると、他のサービスに期待をするしかありません。

しかし花蘭咲は「定期コースで〇〇プレゼント」といった特典は存在しないので、全額返金保証の内容が重要になってきそう。

なお花蘭咲の全額返金保証の条件は以下のようになっています。

  • 花蘭咲を初めての購入の方に限る
  • 商品到着後から45日間
  • 2本購入の場合は最初の1本のみが開封されている時に限る
  • 事前の電話連絡が必要
  • 返品時の送料は客負担

現在初回限定で2本まで2,400円で購入できますので、それを購入し肌に合うかどうかを確認しつつ、仮に合わないようなら2本目を開封する前に限り全額返金保証の適用を受けられますし、自分に合っていて使い続けるのであれば2本使い切ってから改めて定期便で購入するようにするのが一番出費を抑えられます。

ただ、全額返金保証で他の育毛剤を比べると、マイナチュレは180日間で最大6本まで適用されますし、72種の成分を配合し注目のリデンシルまで使用しているリジュンは90日間で最大3本まで適用。

それらに比べると花蘭咲の45日間1本までというのは弱いか。

他の女性用育毛剤と比べると?

他の育毛剤では使われないエビネ蘭エキスを使用しているという強みが花蘭咲にはある一方、他のサービスに関してはやや劣っている印象を受けます。

実際に主要な女性用育毛剤と諸々の条件を比べてみると…

花蘭咲 マイナチュレ ベルタ育毛剤 リジュン
内容量 120ml 120ml 80ml 100ml
使用期間 1ヶ月 1ヶ月 2週間 1ヶ月
成分量 12種 41種 56種 72種
単品価格 7,560円 5,610円 6,458円 6,436円
定期コース 5,184円 4,921円 5,378円 5,378円
定期コース初回 2,592円 1,058円 4,298円 3,218円
全額返金保証 45日(1本) 180日(6本) 30日(1本) 90日(3本)

こうやって客観的な数字を見てみると花蘭咲のアドバンテージってほとんどないんですよね。

成分数は圧倒的に少なく、価格もほぼ横並び、返金保証はマイナチュレやリジュンに及ばないなど訴求できる点が少ないというのが実情。しかも他の商品の定期コースが送料無料である中、花蘭咲は648円かかりますしね。

女性用としては珍しいニコチン酸アミドやエビネ蘭エキスといった成分にどこまで価値を見出せるかにかかっているでしょうか。

花蘭咲はどんな人におすすめか?

では結論として花蘭咲はどういった女性におすすめなのでしょうか?

価格面や全額返金保証の内容から初めて育毛剤を使うという女性はマイナチュレリジュンを使った方が良いのは間違いありません。

というのも、薄毛が気になりだした女性が初めて育毛剤を使う場合、「実際に継続して使用できるか」「頭皮に合うかどうか」など不透明な要素が多く、全額返金保証の充実や価格の安さが重要になってくるからです。

成分で見ても12種しか配合されていない花蘭咲をあえて使用する理由はほとんどないものの、これまでマイナチュレやベルタ育毛剤など人気の育毛剤を使って効果が出なかった人には別のアプローチという意味で効果がある可能性があります。

そのため、花蘭咲をおすすめできる女性というのは、従来の育毛剤で薄毛が改善しなかった人ということになるでしょうか。

育毛剤というのは効果に個人差が大きく、多くの人に育毛く効果が出ている商品だからといって自分にも効くとは限りません。

花蘭咲はそういった育毛剤を渡り歩くジプシーに陥っている人に試してほしい商品といえるでしょう。

女性用育毛剤「花蘭咲」の詳細

花蘭咲以外におすすめの育毛剤は?

花蘭咲以外でおすすめの育毛剤というと、これまで書いてきたように成分、価格、全額返金保証に優れ人気や実績もあるマイナチュレやベルタ育毛剤、リジュンになります。

ただ、ベルタ育毛剤は内容量が少なく他の育毛剤のように1日2回使うと2週間しか持たず、かつ全額返金保証も30日間と短いため、これから育毛剤を使うという人にはあまりおすすめしていません。

となると選択肢はマイナチュレかリジュン。簡単に特徴を書いておきましょう。

マイナチュレの特徴

マイナチュレの特徴 マイナチュレは41種の成分に加え初回980円(税別)、2回目以降も5,000円を切る4,557円(税別)で購入できる安さが大きな魅力。

また、全額返金保証は業界最高となる180日間、最大6本まで適用できるという太っ腹な仕様になっています。

6ヶ月といえば育毛剤の効果の有無をしっかりと確認できる期間となりますので、半年じっくりと試してみて万が一効果がなかった場合はそれまで使用した6本の代金をすべて返してもらうことが可能。

マイナチュレはインターネットで販売する女性用育毛剤として最も人気がある商品のひとつという大きな安心感があるのも強みになるでしょうか。

以前から初回3,780円、返金保証は90日間3本までとユーザーフレンドリーだったものをさらに進化させた姿勢は賞賛に値します。

無添加育毛剤マイナチュレの詳細

リジュンの特徴

リジュンの特徴 リジュンは花蘭咲やマイナチュレ、ベルタ育毛剤といった育毛剤に比べ新しい商品。それだけに以前から存在するものに比べより洗練されている印象を受けます。

成分数は72種と男性用のそれを含めても最大レベルで、しかも目玉はリデンシルという近年注目されている成分。この成分は発毛成分ミノキシジルの2倍の育毛効果があるというものになっています。

価格も初回2,980円(税別)、2回目以降4,980円(税別)と花蘭咲に比べて遜色なく、しかも全額返金保証はマイナチュレに次ぐ90日間最大3本まで対象にしているなど利用者目線に立ったサービスを展開しています。

後発の強みを最大限活かしている…そんな商品になるでしょうか。

リジュン(RiJUN)の詳細

効果の大きいおすすめ育毛剤は?

ルルシアおすすめ 数ある女性用育毛剤の中において現在最もおすすめできるのが「ルルシア ルフレ」です。

約45種の成分が配合された育毛剤に加え40種の栄養素が凝縮された育毛サプリメントがセットになった女性用育毛剤初の商品。

体の内外からの育毛が期待できる点に加え、サプリメントが付いてなお他の女性用育毛剤と同レベルの価格を実現しているとあって登場以来高い人気を獲得しています。

初めて育毛剤を使う人はもちろん、他の育毛剤で効果を感じることができなかった人まで、薄毛に悩む女性すべてに使ってほしいと思える育毛剤、それがルルシア ルフレです。

女性用育毛剤ルルシアの公式サイト

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