リデンシル 新たな育毛成分の効果に迫る
薄毛に悩む男性は成人男性の25%以上と非常に多く、また人間関係に影響しかねないほどの問題ということもあり、そういった人に強く訴求するために次々に新しい成分が出てくる育毛剤市場。
近年ではキャピキシルやピディオキシジルが記憶に新しいところですが、ここにきてまた新たな成分がお目見えしました。
その名は「リデンシル」。ここ数年でDeeper(ディーパー)やDeeper3D、そしてバイタルウェーブといったキャピキシル育毛剤がこれを配合し、2017年にはリデンシルをメインとするリデンも登場。
そんな注目成分であるリデンシルとはどういったものなのでしょうか?
リデンシルとは
リデンシルはスイスのinduchem(インデュケム社)が開発。髪の毛を作り出す毛母細胞を産出するバルジ領域に働きかけるという成分になっています。
このバルジ領域というのは毛穴の途中に存在し、発毛させる因子(毛根幹細胞)を作り髪の毛の元となる毛母細胞を育んでいるとされ、近年はこれを活性化させる研究も活発に行われているほど。
つまり髪が成長するもしないもバルジ領域次第ということになり、どんなに毛根を活性化させようとしてもバルジ領域が弱っていれば毛は成長しないのです。
そしてこのバルジ領域を活性化し発毛を促そうというのがリデンシルなのです。
ちなみにこのリデンシル、右図のように2014年にドイツのハンブルグで開催された世界最大級の化粧品原料・技術の展示会で銀賞を獲得したらしいのですが、正直言うといまいちそのすごさはピンときません。
ただ、本当にバルジ領域にアプローチし活性化させる効果がリデンシルにあるのであれば、今後注目を集める成分になるかもしれません。
■世界最大級の化粧品原料や技術の展示会で銀賞を受賞している
リデンシルの成分構成
このリデンシルは下記の複数の成分によって構成されています。
- 水
- グリセリン
- ピロ亜硫酸Na
- グリシン
- 塩化亜鉛
- セイヨウアカマツ球果エキス
- チャ葉エキス
それぞれはそれほど珍しい成分ではなく、化粧品や医薬部外品で度々見かけるもの。もちろん個々は育毛剤にも使われている成分なので、それぞれの効果を簡単に見てみましょう。
グリセリン
化粧品などでよく使われる保湿成分。育毛剤に使われる場合は、その高い保湿効果による頭皮環境の改善が期待できます。
また適度な粘度があるため、配合することで頭皮に長くとどまるメリットも。
ピロ亜硫酸Na
いわゆる酸化防止剤。なぜこれがリデンシルの構成成分なのかは謎。
グリシン
アミノ酸であるグリシンは髪の毛を構成するケラチンというたんぱく質の材料の1つ。髪の毛の4%程度はグリシンが占めています。
睡眠を促進させる非必須アミノ酸として知られ、また血行を改善させる作用もあることから、多くの育毛剤に配合されている成分。。
塩化亜鉛
殺菌効果や収れん作用がある塩化亜鉛。咽頭炎の改善や口臭の予防にも使われる成分。
亜鉛というと、髪の毛を構成するケラチンの合成や細胞分裂を促す作用から育毛サプリメントの定番成分となっていますが、塩化亜鉛にはそういった作用はありません。別物と思っていいでしょう。
セイヨウアカマツ球果エキス
リデンシルの肝となる成分がセイヨウアカマツ球果エキス。
この成分には保湿効果や血行促進作用、抗炎症作用など育毛にとって重要な要素を多分に含んでいるため、単体でも多くの育毛剤に配合されています。
また、抜け毛予防や毛包幹細胞の活性化にも効果があるとされる。
チャ葉エキス
チャ葉にはアミノ酸やビタミンCなど様々な栄養素が含まれており、高い保湿効果や抗酸化作用が期待できることから、化粧品や育毛剤にもよく用いられています。
頭皮環境を整えつつ抜け毛予防も期待できる優れた成分。
リデンシルの構成成分には頭皮環境の改善に寄与するものが複数確認できるものの、高い育毛効果や発毛促進効果が期待できるほどのものは見当たらない印象。
しかし、これらを合成したリデンシルにはすごい育毛効果があるという。
リデンシルの効果
新しい成分であるリデンシルはまだまだ口コミや評価も少なく、また現状ではキャピキシルと一緒に配合されているため効果がどの程度あるのか見えてこない部分が多いのも確かです。
ただリデンシルは「ミノキシジルに似た成分構造」という漠然とした情報しかないピディオキシジルと違い開発会社は臨床試験などを行いデータを公開しています。
その中でも特に興味深いのが以下のデータ。
■リデンシルはミノキシジルの2倍の効果?
これはヒト線維芽細胞真皮乳頭細胞を培養し「未処理」「ミノキシジル1%使用」「リデンシル1%使用」の3パターンで毛包の成長を調べたもの。ここでは未処理に対してのミノキシジルの効果に比べリデンシルは約2倍の効果が出ています。
実際の頭皮への使用ではないためこの結果を鵜呑みにするわけにはいかないものの、毛母細胞や毛乳頭細胞まで届けばミノキシジルの2倍の効果が期待できることが分かります。
リデンシルの臨床試験
リデンシルは実際に人に対しての臨床試験も行っています。
こちらではプラセボ(偽薬)とリデンシル3%での比較となっており、左が発育期の毛髪が増えた割合、右が休止期の髪の毛の割合を示したものになります。
この結果を見るに、リデンシルは9%の育毛効果に加えて抜け毛が17%抑えられることになり、それらを総合した効果は29%の改善となっています。
ヒト線維芽細胞真皮乳頭細胞を培養しておこなった約2倍という結果に比べると人に使用した試験は効果がやや弱い印象を受けるものの、実際は85%の人が薄毛の改善を示しているとされます。
これがキャピキシルの補助的な意味あいで配合されていると考えるなら、十分すぎる結果と考えられるのではないでしょうか。
リデンシルのビフォーアフター
リデンシルを開発したインデュケム社は、数々のデータと共に被験者のビフォーアフターの写真も公表しています。そこに掲載されている6例をすべてご覧いただきましょう。ちなみにアフターはすべて使用開始から84日後となっています。
どの例も“劇的”とまではいかないものの、一定の改善が見て取れると思います。何も対策をしなければ基本的に進行する一方である薄毛を改善させるのですから、リデンシルにはそれなりの効果が期待できると見ていいでしょう。
これら臨床試験により、リデンシルを3ヶ月間使用することで頭皮全体に平均10,000本新たな髪の毛が生え、最も多く生えた例は28,200本の増加が確認されています。
薄毛でない人の平均的な髪の毛の本数は約10万本。となると、リデンシルの使用でかなりの改善が期待できることになるでしょう。
ちなみに28,200本増えたとされるのは上図の一番左上、52歳の男性とのこと。正直そこまで増えているようには見えないが、ある程度増えているのは確か。
リデンシルに使う価値はあるか?
バルジ領域の存在に関しては2000年あたりにすでに発見されていたとのことで、これに関する様々な研究がなされていますが、どちらかというと育毛や発毛よりバルジ領域の毛根幹細胞を破壊するなど脱毛のほうで活用されています。
もちろん育毛に関する研究もなされていますが、今のところ大きな実績を伴ったものはなく「これから」という感じでしょうか。
リデンシルに関しても今現在これを使った育毛剤はDeeperとDeeper3D、バイタルウェーブしかなく、これらは2016年のリニューアルでリデンシルを新たに配合した、もしくは2015年に発売されたものなので口コミや詳しいデータが出てくるにはもう少し時間がかかるでしょう。
ただ、バルジ領域に働きかける育毛成分というのはほとんどないため新たなアプローチとしては非常に興味深く、今後の様々な育毛剤に使われるようになる可能性はあります。
しかし、実績や生の声が出揃っていない現状でのリデンシル使用は将来性に投資する…といった意味合いが強くなるでしょうか。
リデンシルを配合した育毛剤の中では内容量を5%と明記しているDeeper3Dがもっとも効果を期待できると思われますが、価格が14,100円と非常に高価。
現実的にはDeeper3Dと同じでキャピキシル5%を配合しリデンシルや様々な成長因子を配合して8,200円のバイタルウェーブがおすすめになるでしょうか。
これまでは毛母細胞に働きかけるのが主流であった育毛剤において、毛母細胞を作り出すバルジ領域にアプローチというのはこれからの主流になってくる可能性もあります。これからリデンシルの動向を注意深く見守っていきたいと思います。
リデンシルを使った育毛剤のおすすめは?
リデンシルは非常に高い効果が期待できるとあって、これを使用した育毛剤は徐々に増えてきています。
そんな中でリデンシルに特化し、業界最大となる3%3.6mlの配合量を誇るのがリデン(REDEN)。名前のセンスは…まあ察しよう。
これまでは内容量60ml程度であるキャピキシル育毛剤の補助的な成分に留まっていたリデンを主役に押し上げ、内容量も120mlと倍に。たっぷり使える上に初回価格は980円なので、気軽に試せるという強みも。
従来のものとは全く違う成分・作用になっていますので、これまでの育毛剤で効果が出なかったという方に特に使って欲しい育毛剤です。
効果の大きいおすすめ育毛剤は?
数ある育毛剤の中でもっともコストパフォーマンスに優れるのがイクオスEXプラスです。
これまで育毛剤61種、サプリメント46種だった成分数は2019年10月のリニューアルで育毛剤であるイクオスEXプラスが124種、イクオスサプリEXプラスが58種と大幅にパワーアップ。注目成分アルガス-2もより効果を高めたアルガス-3へ。
イクオスサプリEXプラスのノコギリヤシや亜鉛含有量もさらに増えており、もはやチャップアップやブブカゼロは過去のものと言っていいでしょう。イクオスEXプラスはそれほど突き抜けた存在になってしまいました。
価格面においても約5,000円の育毛サプリメントがセットになっているとは思えない初回6,980円、2回目以降7,980円。税込価格でも2回目以降8,778円とチャップアップの9,090円よりお得です。
育毛剤選びに迷ったらまずはこれを使っておけば間違いないでしょう。

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