成長因子で髪は生えるのか?

成長因子で髪は生える?

薄毛に悩む人が増えるにつれ様々な育毛剤が登場し、それに呼応するかのように新たな成分が次々に出てきています。そんな中キャピキシルを用いた育毛剤に積極的に用いられる成長因子が注目を集めています。

成長因子とはその名の通り細胞分裂などによる増殖を促し特定の細胞を成長させる働きを持つたんぱく質のことで、IGF(インスリン様成長因子)やVEGF(血管内皮細胞増殖因子)に代表され、近年は化粧品や育毛分野でも目にすることが多くなってきました。

複数の成長因子を頭皮に直接注入するハーグ療法から育毛剤まで幅広く使われています。しかしハーグ療法の費用は半年で100万円超はざらですし、成長因子が使われる育毛剤はキャピキシル配合のものがメインで比較的高価格帯のものが中心です。

「さすがに100万円は出せない…」という人は育毛剤が選択肢に入ってくると思いますが、成長因子を使った育毛剤にどれほどの効果があるのでしょう?

    目次
  1. 成長因子の種類
  2. 成長因子は頭皮に吸収されるのか?
  3. 成長因子に副作用は?
  4. 成長因子は注目の育毛成分
  5. 成長因子を配合する育毛剤は?

成長因子の種類

一口に「成長因子」といっても種類は様々、その作用もそれぞれ異なります。

育毛剤やハーグ療法に使われる主なものを見てみると…

■IGF(インスリン様成長因子)

IGF(インスリン様成長因子)は「合成遺伝子組換ヒトポリペプチド」とも呼ばれ、毛乳頭や毛母細胞の増殖を促進する働きがあります。

IGF-1とIGF-2が存在しますが育毛剤分野で使われるものは主にIGF-1となっており、毛根はもちろん人体の様々な部位に影響を与え成長を促します。

以前、名古屋市立大学の岡嶋教授がイソフラボンとカプサイシンを摂取することによりIGF-1が増え発毛を促進させると提唱し話題になるなど、育毛・発毛に関わる成長因子の中でも最も知られたものとなっています。

■VEGF(血管内皮細胞増殖因子)

血管がない場所に新たな血管を作り出したり、また既存の血管を伸ばしたりする作用をもつVEGFは髪の毛の成長に必要な血流を促進させる作用があります。

ストレスやホルモンバランスが崩れることによる自律神経の乱れや運動不足、喫煙などが原因で頭皮への血行が悪くなると、髪の毛の成長に欠かせない酸素や栄養が滞りがちになり、結果薄毛を引き起こしてしまいます。

新たな血管を作り出すVEGFを塗布することで血管の形成を促進、抜け毛予防や薄毛改善に効果を発揮するのです。

また、新陳代謝や細胞分裂を促す作用もあり、髪の毛の成長はもちろん髪の毛のハリやコシを増加させる点も注目したいところ。

■FGF(繊維芽細胞増殖因子)

全身にわたる細胞の増殖や分化に影響を与える成長因子。

多くの種類が存在するFGFファミリーの中で、育毛分野に使われるのは主に「FGF-1」や後述する「FGF-7」。VEGF同様血管を成長させる効果や細胞分裂を促す効果が期待できます。

ただし、FGFの中にはFGF-5のように薄毛の原因となる脱毛因子も存在します。当然ながら育毛剤やハーグ療法に使用されることはないので安心してください。

■KGF(FGF-7・ヒトオリゴペプチド-5)

KGFは上記FGFに属する「FGF-7」の別称で、育毛効果としては毛母細胞の成長を促進させる作用があり、成長因子を含む育毛剤に積極的に使われています。

発毛剤として世界中で使用されているミノキシジルの作用は、毛乳頭細胞に働きかけFGF-7の産出を促すことで毛母細胞の分裂・増殖を促進、発毛させるとみられるなど、育毛や発毛にとって重要な役割を果たします。

事実、40名の被験者を男女別に20名ずつに分け、さらにFGF-7を塗布する群と塗布しない群10名に分けて行われた試験において、男女ともFGF-7を塗布した群は髪の毛の本数や太さが有意に増えたという結果が。

高い発毛効果が期待されながらも「塗布しただけでは毛根に届かず無意味」という否定的な意見が根強いなかで、FGF-7は頭皮に塗布する育毛剤においても発毛効果を発揮すると証明したことになります。

■プラセンタ

プラセンタは主に美容関連商品に使われており、その名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。「胎盤」を意味するプラセンタは、その名の通り胎児を育てる胎盤から抽出された成分になります。

ただし、プラセンタ自体が成長因子というわけではありません。プラセンタには胎児を育てるための様々な成長因子が含まれているという特徴があり、前述したIGFやFGFなども豊富に含有しています。

女性を中心に世界中で使われるパントガールをさらに進化させ高い人気を誇るルグゼバイブにも高価な馬プラセンタが配合されているように、近年は育毛分野でもプラセンタが注目されています。

成長因子は頭皮に吸収されるのか?

成長因子は育毛という観点のみならず全身の美容・健康にも良い影響を与えるという認識で間違いはないものの、私たちハゲが気になるのは「頭皮に直接塗布してどの程度効果が現れるのか」という点だと思います。

頭皮に塗るだけで十分な効果が得られるのであれば100万円以上かかるハーグ療法など必要ないということになりますからね。

実際この「頭皮に塗って効果はあるのか?」という点は多くの育毛剤の課題であり永遠のテーマ。頭皮に塗布して発毛効果が得られると科学的に実証されているのはミノキシジルのみとうのが実情なのです。

また、世界各国で発毛剤として認められているフィナステリドデュタステリド、そして最強の発毛剤との呼び声高いミノキシジルタブレットはすべて内服薬という現実を見ても、頭皮に塗布する育毛剤の効果は未知数と言わざるを得ません。

同じく世界で使われている女性用育毛剤パントガールや、その進化版として馬プラセンタを配合するルグゼバイブもやはり内服タイプ。育毛剤の成長因子に懐疑的な見方が広がるのも無理はない。

しかしそれをくつがえす試験も存在するのです。

FGF-7を用いた試験で浸透と発毛効果を確認

日本EGF協会という団体が行った興味深い試験データがあります。それは上でも少し触れたFGF-7(EGF)を実際の人間に用いた臨床試験です。

男性20名、女性20名をそれぞれ2グループに分け、一方はFGF-7入りの溶液を、もう一方は水溶液を3ヶ月間使用してもらい、髪の毛の状態を調べるというもの。

その結果男女ともにFGF-7が入っている溶液を使用した群は毛量、毛髪の太さ共に有意に増加したというもの。(出典:日本EDF協会

これによりFGF-7が育毛や発毛に効果があるのはもちろん、しっかり浸透することも証明された格好。この試験はFGF-7のみしか使用していませんが、他の成長因子の浸透も期待させる結果とみていいでしょう。

高価なハーグ療法でも針を使わず専用器具で頭皮にしみ込ませたり、ジェット噴射などによって毛根に行き渡らせたりする方法も。そう考えればハーグ療法ほどではないにしても頭皮に塗布することで効果は十分見込めると考えていいでしょう。

成長因子に副作用は?

成長因子の副作用

成長因子を配合した育毛剤を使ううえで気になるのが副作用。

成長因子は全身の成長や新陳代謝に影響を与えるもので、人間の体においてもある程度生成される物質。本来持っているものですから危険は少ないように感じますよね。

しかし、一部の成長因子はがんの細胞分裂を活発化させる恐れがあり、成長因子の働きを抑制する治療薬の開発が進められているほど。

そう聞くと成長因子を配合した育毛剤の使用を躊躇ってしまうかもしれませんが、それは体の内部での話。仮にがんを持っていたとしても、頭皮に塗る分には悪さをする恐れはないでしょう。

頭皮に皮膚がんがある場合はさすがに避けたほうがいいでしょうが…

そもそも、AGAクリニックなどの医療機関で行われるハーグ療法や育毛メソセラピーなどでは頭皮に成長因子を注入するわけですから、それに比べれば頭皮に塗布する育毛剤での副作用はほとんど心配いらないと考えられます。

成長因子は注目の育毛成分

センブリエキスやグリチルリチン酸といった定番成分を配合した従来の育毛剤というのは、抜け毛予防や頭皮環境の改善、血行促進効果などが主な目的となり、必ずも期待する効果が得られないことも。

そんな中にあって成長因子は医師によるハーグ療法に使用されたり、FGF-7の臨床試験で一定の効果が得られたりと、発毛に対する根拠を積み重ねつつあります。

また、成長因子を配合している育毛剤のほとんどはキャピキシルを使用している点も心強い。なぜならキャピキシルも培養毛包やヒトに対する試験によって効果が確認されているから。

これまでは厚生労働省によって血行促進効果や抗炎症作用があると認められた成分を配合すれば医薬部外品の育毛剤として堂々と育毛効果を謳うことができ、それが訴求効果を生み出していました。効果のあるなしにかかわらず。

しかし、臨床試験によって効果を実証した成長因子やキャピキシル、リデンシルなどが続々と登場し、これからは薄毛に対する効果の根拠がより重要になると考えられます。

従来の育毛剤で思うような効果を得られなかった人は、次世代の育毛剤といえる成長因子を用いた商品の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

成長因子を配合する育毛剤は?

冒頭でも書きましたが、成長因子を豊富に配合している育毛剤というのは比較的高価なキャピキシル配合の商品がメインになります。

中でも効果が高そうな育毛剤をいくつか紹介しておきましょう。

Deeper3D

成長因子配合のDeeper3D Deeper3DにはIGFやFGF、KGF、プラセンタなど8つの成長因子が配合されています。これは数ある育毛剤の中でも最多。

加えてミノキシジルの3倍の育毛効果があるキャピキシルを5%、今注目の成分リデンシルを5%配合するなど、他を圧倒する成分構成になっています。

ただ高い…

育毛剤単品で14,100円もするうえにお得になる定期コースも存在せず、ある程度お金に余裕がある人でないと厳しいかもしれません。

多少の出費を覚悟してでもとにかく効果重視という人向けの育毛剤といえます。

スカルプエッセンスDeeper3Dの詳細

バイタルウェーブ

バイタルウェーブは成長因子3種配合 バイタルウェーブの価格は定期コースで8,200円と、キャピキシル育毛剤の中で最も安い価格を実現しているのが大きな特徴。しかし中身は他の商品に負けてはいません。

2018年に行われたリニューアルでキャピキシルは業界最高濃度となる7%にパワーアップ。EGFやFGF、IGFなど3種の成長因子を配合しているうえにリデンシルや2%のノコギリヤシも使用。

Deeper3Dに成分構成が似ているものの全体的に劣っていることから、これまでは一部で「劣化Deeper3D」と揶揄されていましたが、キャピキシルを7%配合し他の成分も追加したことでそういった声をはねのけたといってもいいでしょう。

最も高い濃度のキャピキシル、最も安価な価格…今現在においてバイタルウェーブは一番おすすめできるキャピキシル育毛剤かもしれません。

バイタルウェーブの詳細

効果の大きいおすすめ育毛剤は?

育毛剤は数あれど、もっとも高い人気と信頼性を誇るのがチャップアップです。

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