育毛剤の有効成分とその他の成分の違いや効果

育毛剤の有効成分とその他の成分

世の中には数多くの育毛剤が存在し、その成分や成分数は千差万別。商品によって全成分が10種類未満のものから、多いものだと70種類を超える場合も。そしてそれらはどの育毛剤も「有効成分」と「その他の成分」の2つに分けられています。

有効成分はどんなに多くの成分を配合した育毛剤でも概ね3種前後で、それ以外はすべてその他の成分。つまりほとんどはその他の成分ということになります。

しかしここでひとつ疑問が。そもそも有効成分とかその他の成分ってなんなのか?

育毛剤を語る上で絶対に欠かすことのできない有効成分とその他の成分。これを知っていると育毛剤選びに役に立つことうけあいです。

育毛剤の有効成分とは?

まずは有効成分がどういったものか見ていきましょう。

有効成分と聞くと「育毛剤の成分の中で特に育毛させる力が強い主要な成分」という印象を受けるのではないでしょうか?これは完全な間違いではないものの、やや的外れと言わざるを得ません。

実は育毛剤における有効成分には明確な定義があり、厚生労働省によって育毛に有効であると承認を受けた成分ということになります。

そしてその育毛に有効であると認められた有効成分を含有して初めて「医薬部外品の育毛剤」を名乗ることが許され、またその有効成分は有効性や安全性を確保するため含有量に規定があるので、配合できる成分に一定の制限がかかることに。

複数の育毛剤の成分表を見たことがある方なら「どの育毛剤も有効成分が似通っているな」と感じたことがあるかもしれません。それもそのはず、厚労省に認可された育毛に関する有効成分は数十種とそれほど多くない上、“定番”というものがある程度存在するからです。

代表的な育毛剤の有効成分は?

様々な育毛剤の有効成分が存在する中でもよく目にするものというのは以下のものではないでしょうか。

  • センブリエキス
  • グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
  • 酢酸DL-α-トコフェロール
  • ニンジンエキス
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩
  • セファランチン(タマサキツヅラフジアルカロイド)

様々な育毛剤でとにかく目に付くのが「センブリエキス」と「グリチルリチン酸」。チャップアップやイクオスなどインターネット販売が主の育毛剤のほとんどはどちらか、もしくは両方使っている印象。

ちなみにグリチルリチン酸は「グリチルリチン酸ジカリウム」「グリチルリチン酸2K」「グリチルリチン酸二カリウム」などいくつかの呼び方がありますが、すべて同じ成分です。

有効成分の主な作用は血行促進や保湿、抗炎症作用であるものが多く、正直書いてしまうと「これで本当に髪の毛生えるの?」と感じてしまいます。

薄毛を治すというよりは「頭皮環境を改善する」「育毛の下地を作る」という意味あいが強く、これらによって髪の毛が生えると期待するべきではありません。

厚労省が認めている有効成分も実際の育毛効果は「?」ですし、これだけではどの育毛剤も似たりよったりになってしまうため、育毛剤を開発、発売しているメーカーは独自の成分を「その他の成分」として配合し効果を高めつつ他社との差別化を図っているのです。

とはいえ、センブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムは有効成分としてではなく、その他の成分としてもよく用いられるため、劇的な効果はないものの安定感のある成分とみていいでしょう。

育毛剤の特性や効果を決めるその他の成分

育毛剤を作るメーカーがその他の成分に力を入れているのは売れ筋の育毛剤を見れば分かると思います。

代表的なものにミツイシコンブから抽出されミノキシジルと同等の育毛効果を謳う「M-034」があります。成分表では「海藻エキス(1)」と表記される同成分は育毛剤の中でもトップクラスの人気を誇るブブカチャップアップイクオスといった育毛剤に配合されています。

一方、フィンジアBOSTONスカルプエッセンスザスカルプ5.0Cなどに配合され最近注目を集めている「ミノキシジルの3倍の育毛効果」を謳うキャピキシルも有効/成分には入らないその他の成分。

そもそもキャピキシル配合のものは、便宜上「育毛剤」として紹介しているものの、厳密には厚生労働省に認可された「医薬部外品の育毛剤」ではなく「化粧品」という扱いになります。

その理由は…メーカーの意図や思惑までは読み取れないためある程度は推測になりますが、有効成分が入っているものの規定の含有量になっていない、もしくはキャピキシル配合の育毛剤は配合量5%のものが多く、その他の成分を5%配合している時点で育毛剤とは名乗れないなどの理由だと思われます。

「有効成分に囚われず自由に成分を配合できる」なんて都合の良い解釈も散見され、仮に5%のキャピキシル配合が育毛剤NGなのであればその通りだと思います。しかし育毛に対する効果を高めた結果が「化粧品」とは何とも皮肉な話です。

効果が高いその他の成分は?

有効成分と違い“その他”の成分というだけあって、非常に数多くのものが存在します。しかし本当に効果がある成分というのは限られてくるというのが実情。

ここでは期待値が高いその他成分をサラッと紹介していきますので、育毛剤選びの参考にしていただければ幸いです。

キャピキシル

まず最初に取り上げたいのはキャピキシル。

キャピキシルを配合した商品は医薬部外品の育毛剤ではなく化粧品という扱いだと前述しましたが、開発メーカーであるルーカス・マイヤー・コスメティックス社によって臨床試験が行われており、しっかりと結果を残しているのは心強い。

よく目にする「ミノキシジルの3倍の育毛効果」は培養細胞を用いた試験での結果であるため、必ずしも鵜呑みにはできないものの、実際に人の頭皮に用いた試験でも十分な効果を発揮しています。

元々はまつ毛の育毛剤として登場した同成分。毛を生やすという点においてかなりの力を持っているのは間違いありません。

また、キャピキシルを配合している育毛剤のほとんどは「5%」と含有量を明記しているのも好印象。効果的な成分もどの程度入っているかが分からなければ効き目を推し量ることは困難ですからね。

これを配合した育毛剤で最も人気があるのがフィンジア。ミノキシジル誘導体と呼ばれ同等の効果があるピディオキシジルを配合するなど高い注目を集めているので、キャピキシルが気になっている人は使用を検討してみてはいかがでしょうか。

キャピキシル配合「フィンジア」の詳細

リデンシル

最近になって一気に注目度が増した成分といえばリデンシルでないでしょうか。

これまでもDeeper3Dやバイタルウェーブに配合されていたものの、それはあくまでもキャピキシルの補助的な意味合いでしかありませんでした。しかし最近はこれを主成分とするものが増え注目されるようになった印象。

キャピキシル同様培養した毛包を用いた試験でミノキシジルの2倍の効果を発揮しただけではなく、人に使用した際も成長期の髪の毛が増え休止期の髪の毛が減る効果がしっかりと確認できます。

リデンシルをメインの成分として3%配合し登場したリデン(REDEN)は登場当時こそ化粧品扱いだったものの、その後医薬部外品の育毛剤として認可されるなどキャピキシルを用いた商品に対しアドバンテージも。

くくりとしてはリデンシルはその他の成分ながら、最も効果が期待できるものであることは間違いありません。

リデン(REDEN)の詳細

M-034

キャピキシルやリデンシルなど新たな成分の登場で陰に隠れてしまった印象があるM-034ですが、インターネットを中心に販売している育毛剤のランキングではこれを使用した商品が大部分を埋めています。

このM-034はミツイシコンブ由来の海藻エキスで、ミノキシジルと同等の育毛効果があるというデータから一気に注目されたその他の成分。

元々はブブカが大々的に取り上げたものながら、現在はブブカ同様これを配合したチャップアップやイクオスが人気になっています。そのカギは育毛サプリメントが付いてなお購入しやすい価格に抑えていることにあります。

中でも業界最多レベルの成分数を誇り、各方面で絶賛されているチャップアップの安定感や信頼度は群を抜いていますので、とりあえずこれを使っておけば間違いはないかと。

チャップアップの詳細

Algas-2(アルガス2)

人気急上昇中のイクオスがM-034に「ペルベチアカナリクラタエキス」という新たな海藻エキスを加えたものがAlgas-2(アルガス2)になります。簡単に言えばM-034のパワーアップ版といったところか。

自社データながらアルガス2を配合したイクオスはミノキシジルやキャピキシルを用いた育毛剤より効果を発揮したとされています。

ただ、多くのその他の成分に共通するように含有量が分からず、M-034がどの程度入っているのか、ペルベチアカナリクラタエキスとの比率はどんなものなのかなどが見えてこないのは不安材料。

また新たな成分であるため実績が少ないため、安定感を求めるならM-034、新たなものに可能性を求めるならアルガス2という棲み分けがなされている印象。イクオスにしか使われていないというのも評価が分かれるところか。

とはいえチャップアップ同様育毛サプリメントが付いている上に価格も安いため、育毛剤+サプリメントの入門としてまずはイクオスを使ってみてはいかがでしょうか。

無添加育毛剤イクオスの詳細

育毛剤のその他の成分の効果は玉石混交

M-034やキャピキシル以外にも数多くのその他の成分があり、育毛剤メーカーは独自性を出すためにこれを前面に押し出してきますが、その他の成分は厚生労働省に有効成分として認可されていないのも事実。

ただし認可されていないから効かないというのはあまりにも乱暴。前述したようにしっかりとした育毛効果のあるものも存在します。しかしほとんど効果がない成分もかなり多いというが実情で、効き目は玉石混交と言わざるを得ないでしょう。

だからといって有効成分として認可されているものが男性型脱毛症(AGA)に効果がるかと言われればそうでもない。結局は各々が育毛剤や成分の良し悪しを見極める目を身に付ける必要があるという結論になります。

玉石混交といえる育毛剤の有効成分やその他の成分の選定に時間を割くくらいなら、医薬品として認可を受けているフィナステリド(商品名:プロペシア)やデュタステリド(商品名:ザガーロ)、ミノキシジルといった発毛成分を使うほうが手っ取り早いという見方も

ただ、フィナステリドやデュタステリドには性機能障害、ミノキシジルには低血圧を原因とする諸症状や心臓への負担が嫌煙されます。長期間使用する必要がある育毛剤だからこそこういった副作用は怖いと言わざるを得ません。

育毛剤の有効成分は長い間たいした進歩はしていませんが、その他の成分は新たなものが日々登場し進化しているため、現在はAGA対策として発毛剤を使うのが必ずしも正解ではなくなってきています。

少し話が逸れました。最後に有効成分とその他の成分についてまとめます。

  • 有効成分は厚生労働省が認可した成分
  • 有効成分の数は多くないため似たり寄ったりの成分になる
  • 有効成分を規定通り配合してはじめて育毛剤を名乗れる
  • その他の成分は効果があると認可を受けていない成分
  • 高い効果があるキャピキシルやリデンシルもその他の成分
  • 育毛剤の良し悪しを決めるのはその他の成分

どの育毛剤もあまり変わり映えしない有効成分に注目するよりは、その他の成分に注目し自分にとってベストな育毛剤を選ぶようにして下さい。

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