キャピキシルの効果は本当にミノキシジルの3倍?

アカツメクサから抽出されるキャピキシル

少し前まで市販の育毛剤の注目成分は「ミノキシジルと同等の育毛効果がある」という触れ込みでチャップアップイクオスなどに配合される「M-034」でしたが、近年急激に注目を集めているのがここで取り上げるキャピキシルです。

キャピキシルはアカツメクサから抽出されるエキスとアセチルテトラペプチド-3という成分を配合したもので、「ミノキシジルの3倍の育毛効果がある」として一気に注目を集めました。

キャピキシルを配合した育毛剤はBOSTON(ボストン)、フィンジア、ザスカルプ5.0C、Deeper3Dが主なもの。中でもボストンとフィンジアは新たな注目成分である「ピディオキシジル」を配合していることでも注目されますが、これに関してはまた別のページで詳しく取り上げます。

ある程度出揃ってきた感があるキャピキシル育毛剤。ミノキシジルの3倍の育毛効果がどこまで本当なのか、実際にどの程度効くのかなどを詳しく検証していきたいと思います。

キャピキシル配合ローションは育毛剤ではない

まず最初に断っておきますが、実はキャピキシルを配合したローションは厚生労働省に認められた医薬部外品の育毛剤ではなく「化粧品」となります

詳しい説明は上記のページでしているので概要だけ書きますが、キャピキシルを配合する事自体が、もしくはキャピキシルを5%配合するというのは医薬部外品の育毛剤を名乗る上でNGのようで、現在すべてのキャピキシル配合育毛剤は「化粧品」となっています。

ただ、こういったローションを化粧品と書くと分かりにくいこともあり当サイトでは便宜上キャピキシル育毛剤と書いていますし、これからもそう書きますが。

考えようによってキャピキシルは「育毛成分として認められていないから怪しい」という判断が出来る一方、「育毛剤の冠を捨ててでも配合したかった成分」という見方も出来ます。

このあたりの判断は人それぞれでしょう。しかしキャピキシルはカナダの化粧品メーカーが開発した成分で、わざわざ高いお金を払ってライセンス契約をし、化粧品に甘んじても配合しているキャピキシル配合育毛剤を「怪しい」と切り捨てるのはあまりにも早計です。

薬機法の観点から医薬部外品の認定は受けられないが、十分な効果が期待できるスカルプローション…それがキャピキシル育毛剤なのです。

■キャピキシル育毛剤は厳密には化粧品
■海外のメーカーに高い費用を払ってまで採用するのは自信の表れか

キャピキシルの効果はミノキシジルの3倍?

現在もっとも効果が期待できる育毛剤にもかかわらず、厚生労働省が規定する医薬部外品に該当しないため実際は化粧品という経緯を持つキャピキシル“育毛剤”。

当然ながら注目されるのは「ミノキシジルの3倍の育毛効果」という部分。若干胡散臭さを感じるキャッチフレーズではあるものの、当然この“3倍”には根拠があります。実際のモニタリングの検査でも下図のようにミノキシジルの3倍の育毛効果が認められています。

ミノキシジルの3倍の効果があるキャピキシル

これは培養した毛包細胞を用いて試験した結果のもの。

ここではミノキシジルとキャピキシルの抗生物質のひとつアセチルテトラペプチド-3を細胞に投与して成長度合いを比較しており、その結果アセチルテトラペプチド-3を投与した場合においてミノキシジルの3倍の効果が確認されています。

培養細胞を用いた試験は人間の頭皮に塗布する場合と条件が大きく異なるため、これをそのまま効き目に当てはめることはできませんが、毛包や毛根までしっかりと送り届けることができればミノキシジルを大きく上回る効果を得られると見られます。

キャピキシルの臨床データを検証

海外の育毛成分というのは試験をしっかりと行う傾向にあり、キャピキシルも例外ではありません。上記の3倍の効果が出たとするもの以外にも複数のデータが公開されています。

中でもキャピキシルの効果を検証する上で注目したいのが成長期や休止期の髪の毛の増減。左が成長期の髪の毛の割合、右が休止期の髪の毛の割合を示しています。

キャピキシル使用時成長期と休止期の髪の増減

これは左右どちらもプラセボ(偽薬)とキャピキシルの効果を比較したもので、それぞれ左がプラセボ、右がキャピキシルになっています。

プラセボ、キャピキシルを4ヶ月使用した後に成長期と休止期の髪の毛の割合を調べた結果、プラセボ群では成長期の髪が平均2%減少し他のに対し、キャピキシル使用群では13%増えています。

その一方で休止期の髪はプラセボ使用群で23%増えたのに対し、キャピキシル使用群では29%も減少。

このデータをもとに成長期の髪の毛の本数を休止期の髪の毛の本数で割ったA/Tレシオはプラセボ群で33%減、キャピキシル群で46%増と大きな差が。

キャピキシルのA/Tレシオ

ここではプラセボとの比較に終始しているため、ミノキシジルに比べてどの程度効果的かまでは判断できないものの、キャピキシルを使用しない人に比べ髪の毛の成長が大きく促進されたことは間違いありません。

増えた髪の数を数えた結果驚きの事実が

キャピキシルの開発メーカーであるルーカス・マイヤー・コスメティックス社が公表しているデータには実際の髪の毛の増加を示す写真も公開されています。

キャピキシルで増えた髪の毛

上段がキャピキシル使用前、下段が使用後。明らかに髪の毛の量が増えていることが見て取れます。

髪の毛を色分けした右の図は緑が成長期の髪赤が休止期の髪を示しています。それらが実際にどの程度増減したのか1本1本数えてみました。

すると、キャピキシル使用前は51本だった成長期に髪の毛が89本に、一方で休止期の髪の毛は50本から変わらずでした。画像から判断しているので2、3本の誤差はご容赦を。

ちなみに左の画像の使用前、使用後の本数を調べてみると、ハッキリと見て取れる髪の毛が使用前が約83本、使用後で約126本となっていました。つまり差は40本前後。成長期の髪の毛が増えた本数ともほぼ一致します。

丸で示した範囲がどの程度か分からないためこの本数に対する評価は難しいものの、比較対象として5%のミノキシジル外用薬を挙げると、1年間の使用で1平方センチメートルあたり平均21本程度増えるという臨床データが出されています。

仮にこの画像の丸で囲った部分が1平方センチメートルだとするならば、リアップX5プラスに代表される5%のミノキシジル外用薬より2倍ほど効果があることに。

丸の範囲がどの程度か示されていない以上推測にしかなりませんが…

キャピキシルに効果は期待できるのか?

キャピキシルの開発メーカーが公表しているデータを見る限り、かなり期待できそうな印象を受けます。

ただ、これはM-034にも同じ事が言える事なのですが、ミノキシジルと比較しているのは新たな毛が生える発毛効果ではなく、今ある毛を太く元気に成長させる育毛効果であり、実際ミノキシジルの3倍髪の毛が生えるとは考えづらい。

上図の右を見ても、確かにキャピキシル使用後は髪が増えているものの、これはキャピキシルを開発したカナダのルーカスマイヤーコスメティクス社提供のデータであり、「盛ってるんじゃないの?」という疑念は拭えません。

とはいえこういったデータは信用にかかわるため捏造することは考えにくく、完全に鵜呑みにはできないもののある程度は信用しても問題ないでしょう。自社データを積み上げ日本皮膚科学会に一定の発毛効果があると認められたアデノシンの例もありますしね。

また、キャピキシルを使用した育毛剤は他の商品と違い「5%」と含有量を明記しているのもポイント。含有量が表記していない多くの育毛剤の場合、成分が少量しか入っていない可能性も否定できませんが、5%と明記してあるキャピキシルは安心感があります。

チャップアップやイクオス、ブブカに配合されているM-034に比べてもデータが揃っているため、次世代の育毛成分という触れ込みも嘘ではないでしょう。

実際にフィンジアを使用し感じている事は…

何はともあれ使ってみなければ分からないということで、少し前にフィンジアを購入し今現在使用している私。そのレビューや詳しい使用感はこちらになります。

実施に使用し始めてから日が浅いこともあって効果を実感するには至っていませんが、初期脱毛や副作用を感じることもなく使用感は良好です。

ネックはやはり価格でしょうか。今使っているフィンジアはキャピキシル育毛剤としては安価な上に、ピディオキシジルを2%配合し効果も一番期待出来そうということで使用に踏み切ったものの、それでも毎月の出費は約1万円。やはり高い。

それでもプロペシアやミノキシジルのような副作用がなく自分の毛がちゃんと生えてくるなら安いものだと感じているので、効果の有無を判断できるであろう6ヶ月~1年は使ってみるつもりです。

現状で一番効果の期待できる育毛剤・発毛剤はプロペシアやザガーロなどのフィナステリド・デュタステリド内服薬とミノキシジルになりますが、それでも薄毛がフサフサになるほどの効果は期待できません。

現段階でこれを超える可能性があるのはキャピキシルやピディオキシジル、リデンシルだけだと感じています。

私の髪の毛は様々な育毛剤や発毛剤の使用により若干改善しているものの、とても予断を許す状況にはなく早急の抜本的対策が必要なので、将来もっと素晴らしい治療法が確立されるまで少しでも髪が生える環境を維持するためにも今はキャピキシルに賭けてみます。

キャピキシル配合「フィンジア」の詳細

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