薄毛・ハゲ治療薬の最強、最良の組み合わせは？
世の中には様々な育毛剤が存在し、日本にもチャップアップやイクオスといった効果が高い育毛剤が存在します。
しかし薄毛治療の最前線では医薬品であるフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどの発毛剤が主流。信頼性や効果に関しても一歩抜け出ているといっても過言ではないでしょう。
そんな発毛剤、日本においては選択肢が限られるものの、個人輸入を用い海外製のものまで視野に入れると様々な商品が存在。そんな中において最良・最高の組み合わせを探すのは難しいと感じる人も多いことでしょう。
そういった人に向け、最も薄毛改善効果が高い発毛剤の組み合わせをお教えしたいと思います。
発毛剤の併用は最高3種類
発毛剤は大きく分けて下記の4つが存在します。
- フィナステリド内服薬
- デュタステリド内服薬
- ミノキシジル外用薬
- ミノキシジル内服薬（ミノキシジルタブレット）
より高い効果を求め複数の発毛剤を併用している人も多いものの、この4つの中で併用すべきでない組み合わせがひとつ存在します。
それはフィナステリド内服薬とデュタステリド内服薬。
この2つはどちらも「5α還元酵素阻害薬」。基本的な作用が同じ薬であるため併用するべきではありません。どちらか一方を使うようにしましょう。
それ以外は併用OK。つまり…
- フィナステリド内服薬orデュタステリド内服薬
- ミノキシジル外用薬
- ミノキシジル内服薬（ミノキシジルタブレット）
発毛剤による効果を最大限享受したいのであればこの3つの組み合わせということになります。これを前提に話を進めていきます。
フィナステリドかデュタステリドかの選択
ミノキシジルに関しては外用薬、内服薬共に「成分濃度・含有量が多い＝効果の大きさ」になるため、より強い発毛効果を望むならミノキシジル濃度が高い者を選ぶのが基本になります。
一方で悩ましいのがフィナステリドとデュタステリド。どちらも薄毛の原因である男性ホルモン「ジヒドロテストステロン（DHT）」を作り出す5αリダクターゼ（5α還元酵素）を阻害する薬。
前述したようにこの2つは作用が同じであるため併用すべきではなく、どちらか一方を選択し使用することになります。
まず、臨床試験の結果などから効果が高いとされているのはデュタステリド。
フィナステリドと比較しても効果が高いことが複数の臨床試験によって実証されています。最も信頼性が高い試験ではフィナステリドの約1.5倍の発毛効果が確認されているのです。
一方で発毛剤として認可されてからまだ日が浅いこともあり、実績や信頼性という面ではフィナステリドに大きく水をあけられています。
フィナステリドが世界中の国々で発毛剤として認可されているのに対し、デュタステリドを発毛剤として認可しているのは日本と韓国のみ。安定感という意味ではフィナステリドが勝っているといわざるを得ないのです。
とはいえより高い効果を望むのであればデュタステリドを使ってみるべき。すでにプロペシアやフィンペシアといったフィナステリド内服薬を使用し限界を感じているのであればなおさらでしょう。
おすすめのデュタステリド内服薬は？
一般的に発毛剤として使用されるデュタステリド内服薬の成分含有量は0.5mg。日本で処方されるザガーロには0.1mgも存在しますが、現実問題として0.1mgが使用されることはほとんどありません。
信頼性、安心感を考えれば日本の医療機関で処方されるザガーロがベストではあるものの、この薬は1ヶ月分1万円もする高価な薬。薄毛治療には健康保険が適用できないためすべて実費になります。
そのため薄毛の人に人気があるのは海外製のデュタステリド内服薬。
海外製とはいえできる限り信頼性を重視したいのであれば、ザガーロと同じグラクソ・スミスクライン社が製造・販売するアボダートがおすすめ。正規品にもかかわらず価格はザガーロの3分の1とリーズナブルなのが特徴。
一方、なるべくコストを抑えたいのであればインドの大手製薬会社インタス社が製造・販売するデュマン。ジェネリック医薬品とあって効果や成分面ではザガーロやアボダートと全く同一となります。
ちなみにデュマンの価格は1ヶ月あたり1,500円ほど。圧倒的な安さを誇ります。
信頼性を重視するならアボダートを、コストパフォーマンスを重視するならデュマンを選べば間違いないでしょう。
ミノキシジル外用薬は？
フィナステリドやデュタステリドは服用することで体の内側から髪の毛の成長を促す発毛剤。一方、ミノキシジル外用薬は頭皮に塗布することで直接毛根にアクセスする発毛剤ということになります。
ミノキシジル外用薬の標準的なミノキシジル濃度は5％。世界的に見ても臨床試験が行われているのは5％までとなっています。アメリカでは元祖ミノキシジル外用薬のロゲイン、日本ではリアップX5プラスがそれにあたります。
しかしミノキシジル5％では物足りないと感じるのも確か。
リアップX5プラスの臨床試験では1平方センチメートルあたり髪の毛が約22本増えることが実証されていますが、健康な人の髪の毛は1平方センチメートルあたり150本ほど生えていることを考えるとちょっと心もとない。
そんなこともあってか発毛剤先進国であるアメリカでは高濃度のミノキシジル外用薬が幅を利かせています。最も濃度が高いものは標準的な商品の3倍超となる16％！
効果も3倍…とまではいきませんが、5％の商品に比べより効果が期待できるのは間違いありません。ミノキシジル外用薬は基本的に濃度が高ければ高いほど発毛効果も大きいと考えていいでしょう。
最も効果が期待できるミノキシジル外用薬は？
それを踏まえて最強と呼べるミノキシジル外用薬はというと…
最も効果が高いミノキシジル外用薬と言い切ることができるのはフォリックスFR16。現段階においてこれ以上の商品は存在しません。
ミノキシジル濃度は業界最高であろう16％。加えてフィナステリドやアデノシン、アゼライン酸など一定の発毛効果や育毛効果が期待できる成分を複数配合しているのもポイント。
しかも価格は日本のリアップX5プラスより安い5,000円強。アメリカ製なので信頼性も十分です。
とにかく効果が高いミノキシジル外用薬を使いたいのであればフォリックスFR16以外に選択肢はありません。
ミノキシジルタブレットは10mg一択
ミノキシジルはミノキシジルでも飲むミノキシジル…いわゆる「ミノキシジルタブレット」は頭皮に塗布するミノキシジル外用薬より高い発毛効果が望めます。
同じ内服薬でもフィナステリドやデュタステリドは「AGAの進行を抑制する」といった意味あいが強いのに対し、ミノキシジルタブレットは純粋に髪の毛を生やす効果が期待できるため「最強の発毛剤」と呼ばれることも。
ただし、ミノキシジルは本来血管を広げ血圧を下げるための降圧剤。内服薬として使用すると降圧剤としてのネガティブな部分が出てくることも。そういった点においてミノキシジルタブレットは最終手段なのかもしれません。
とはいえハゲを治すことを第一に考えるならミノキシジルタブレットは必須。これなくして最高の発毛効果は望めないと思って間違いないでしょう。
ミノキシジルタブレットの用量は2.5mg、5mg、10mgの3つ。当然ながらミノキシジル含量が多ければ多いほど発毛効果も高くなります。
つまり効果最優先なら10mg一択ということに。
最も用量が多い10mgに不安を感じるかもしれませんが、降圧剤としての1日の限度量は50mgであるため、1日10mgであればそれほど心配する量ではありません。もちろん副作用リスクは存在しますが。
とはいえ、これまで一度もミノキシジルタブレットを使ったことがない人の場合、いきなり1日10mgは多すぎるかと。
そういった場合は10mgの錠剤をピルカッターなどで半分に分割し1日5mg摂取するようにすれば、実質のコストは半分になるうえミノキシジルタブレットが自分に合うかどうかを確認できるでしょう。
ちなみにミノキシジルタブレットで最も人気があるタイ製の「ノキシジル」は100錠約3,000円。1日1錠飲んでも1ヶ月1,000円かからない計算になるほど安価。長く使う必要がある発毛剤だけに低コストは嬉しいところです。
ただ、安いとはいっても心臓への負担など副作用リスクが相応に存在するのも確か。できれば使わないに越したことはない。
発毛剤最強・最良の組み合わせのまとめ
ここまで、最も効果が高いといえる発毛剤を取り上げてきましたがいかがだったでしょうか。結論としては以下の3つの併用がベストということになります。
- アボダートorデュマン
- フォリックスFR16
- ノキシジルボトルタイプ10mg
これらの組み合わせは現段階において間違いなく「最強」と呼べるもの。
しかしそれは裏を返せば「これ以上強くはできない」ということでもあります。もしこれで思うような効果が出なかった場合は“詰み”を意味しているのです。
ゆえに、これらの組み合わせを試すのは最後の手段として取っておきたいところ。やはり弱い薬から試して効かないようなら徐々に強くしていくのがセオリーなのではないでしょうか。
発毛剤をあまり使ったことがない人がまず試すべきは…
ご自分の髪の毛の状況や発毛剤の使用履歴に応じて使用する商品や成分含量を上手にコントロールしてください。
効果の大きいおすすめ育毛剤は？
数ある育毛剤の中でもっともコストパフォーマンスに優れるのがイクオスEXプラスです。
これまで育毛剤61種、サプリメント46種だった成分数は2019年10月のリニューアルで育毛剤であるイクオスEXプラスが124種、イクオスサプリEXプラスが58種と大幅にパワーアップ。注目成分アルガス-2もより効果を高めたアルガス-3へ。
イクオスサプリEXプラスのノコギリヤシや亜鉛含有量もさらに増えており、もはやチャップアップやブブカゼロは過去のものと言っていいでしょう。イクオスEXプラスはそれほど突き抜けた存在になってしまいました。
価格面においても約5,000円の育毛サプリメントがセットになっているとは思えない初回6,980円、2回目以降7,980円。税込価格でも2回目以降8,778円とチャップアップの9,090円よりお得です。
育毛剤選びに迷ったらまずはこれを使っておけば間違いないでしょう。
| 返金保証 | 永久 | 初回割引 | ― | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 単品購入 | 7,400円 | 定期コース | 9,090円 | ||||
あわせて読みたい関連記事
私たちハゲからすると世間一般の薄毛になる平均的な年齢ってすごく気になる問題で、若ければ若いほどその傾向は顕著に。年齢別の薄毛の割合を調査したデータは複数報告されていますので、それらのデータからハゲの平均年齢を割り出してみたいと思います…続きを読む
育毛剤って非常に多くの種類があって値段も内容量もバラバラですよね。1,000円そこそこで使えるものもあれば10,000円をゆうに超すものもありますが、やっぱり高いほうが効くのでしょうか？出費は抑えたいけど効果がなければ意味がない。そんなジレンマ解消のため検証します…続きを読む
ハゲ・薄毛を改善する方法は様々ありますが、その方法をすべて実践するのは現実的ではありません。しかしここではあえてそれらを制約なく実践する究極のハゲ改善プログラムを考えてみますので、本気で薄毛対策に取り組みたい方はぜひ参考にして下さい…続きを読む
男性型脱毛症（AGA）といえば大きくM字ハゲと頭頂部ハゲに分けられますが、もっとも多いのは生え際の剃り込み部分が上がってくるM字ハゲで実際に悩んでいる人も多いと思われ私自身もその一人。M字ハゲを改善すべくもっとも効果のある育毛剤を考えてみたいと思います…続きを読む
ハゲ改善効果があるとされるオナ禁。ただ実際にやるとなったら大変ですよね。というわけで管理人である私がハゲ改善を夢見てとりあえず1ヶ月オナ禁を試してみました。その中で感じたこと、実際の辛さなどはどうか、そして発毛効果はあったのかなど詳しく書いていきたいと思います…続きを読む
亜鉛が育毛や発毛にとってどれほど重要かご存知ですか？どんなに効果の高い育毛剤や発毛剤を使っていても亜鉛が不足すると十分な効果が発揮できません。ここではその理由詳しいメカニズム、そしてワンコイン以下の格安の亜鉛サプリメントを紹介していきます…続きを読む
ネットなどでまことしやかに囁かれる「オナニーしすぎるとハゲる」「オナ禁で薄毛が改善する」との声。実際に調べてみるとこれらは必ずしも嘘とは言い切れず、そこには男性ホルモンや亜鉛といったものが関わるとされていますが本当にオナ禁でハゲは治るのか？…続きを読む
「女性は男性のハゲをどのくらい気にするのだろう？。薄毛に悩む男性は誰しも気になるところです。女性というのは当然「男性の髪はあったほうが良い」と考えているのは誰しも理解していると思いますが、現実は我々ハゲの予想以上に厳しいものに…続きを読む
「ハゲてるから全然モテないよ…」と嘆いているあなた。ハゲは確かに恋愛においてプラスにはなりませんが、それは多くの要素の1つに過ぎず、ハゲでもちゃんとポイントを押さえればモテるように。それに際して絶対にやってはいけない行為がいくつかあります。それは…続きを読む
ハゲ改善の最終兵器と言えばミノキシジルタブレット。高い発毛効果がある一方で副作用が強めであることも知られています。そんなミノタブを使用することによってほうれい線ができてしまうという声も。ほうれい線に関して寄せられている口コミやメカニズムなどを検証してみましょう…続きを読む
ピディオキシジルはまつ毛の成長を促す美容液成分として実績があり育毛剤にも使われるようになってきた注目成分です。一部サイトではミノキシジルと同等の効果を臭わすものの、今のところそこまでの効果を望めるだけの根拠も実績もなく現状他の成分のおまけ程度…続きを読む
薄毛治療に用いる薬剤の最強、最良の組み合わせはどれなのか？治療を始めるにあたってとても気になると思いますが、結論からいうとフィンカーとミノタブの組み合わせになります。しかしデュタステリドの登場で状況は大きく変わってきました…続きを読む
