ハゲは頭皮の17型コラーゲン減少が原因と解明

男性と薄毛やハゲは切っても切れない関係で、一部の例外を除き大半の男性は遅かれ早かれハゲてしまいます。しかし薄毛は男性としての魅力を大きく損なうとあって様々な対策をしている人も多いのではないでしょうか。

昔に比べれば薄毛治療は進歩しており、プロペシアなどのフィナステリドやミノキシジルといった科学的に効果が認められた治療薬が存在します。しかし劇的に回復するには至らず、ある程度の回復に留まってしまうのが実情です。

そんな中2016年2月5日に衝撃的なニュースが飛び込んできました。

東京医科歯科大学の西村栄美教授らがマウスを使った実験で、17型コラーゲンに関連した薄毛の原因を突き止めたというのです。

17型コラーゲンの減少がもたらす薄毛のメカニズムとは

その仕組みとは加齢と共に髪の毛を作り出す毛包幹細胞の働きが弱まってくるというもので、最終的にはこの毛包幹細胞は毛穴から排出されてしまい、毛穴も小さくなっていくという。

その鍵を握っているのが「17型コラーゲン」。加齢や老化により17型コラーゲンを分解する酵素が多く分泌されるようになると毛包幹細胞が縮小していき、最終的には毛が生えなくなってしまうそうです。

17型コラーゲン分解による薄毛

これは男性のみならず女性にも起こる現象である事が研究で判明しており、薄毛になりにくいとされる女性であっても加齢による髪の減少は避けられないようです。

この17型コラーゲンを失わないように出来れば毛包幹細胞や毛穴の維持が期待できると見られるため、この研究結果を元に5~10年を目処に治療薬を開発したいとしています。

17型コラーゲンと薄毛の関連についての報道を受けて

今回の東京医科歯科大学の発表は「薄毛の原因の解明」という事で非常に興味深く、また期待できるものですが、気になる点もあります。

それは現在薄毛の原因の多くを占めるとされるテストステロンや5αリダクターゼ、そしてジヒドロテストステロン(DHT)の文言が一切出てきていない事です。

これはどういう事なのか?

これまで薄毛の原因とされたDHTと今回の17型コラーゲン云々は時間軸が異なり、DHTが働く事によって毛包幹細胞の働きが弱くなったり17型コラーゲンが分解されたりしまうという事なのでしょうか?

それとも今までのDHTによる薄毛という説は間違っていたという事なのか?

しかし、それではプロペシアなどの主成分であり、5αリダクターゼの働きを弱めDHTの生成を抑制する作用があるフィナステリドの効果もない事になってしまいます。フィナステリドは世界中で発毛効果が認められているため、さすがにそれは考えにくい。

とりあえず現段階では情報が少なすぎて見えてこない部分も多いので続報が待たれます。なにか新たな動きがあった場合は改めて紹介したいと思います。

もし仮にこの解明により画期的な治療薬が出てくるとしても、それが5年後10年後では髪が残っている保証などどこにもないんだが…もっと早くしてくれないかな…

17型コラーゲンを謳う怪しい商品が乱立

2016年に東京医科歯科大学が17型コラーゲン減少による薄毛のメカニズムを解明したとの発表がなされてから、コラーゲンによる育毛効果を謳う商品が多く出回るようになりました。

しかしまだこの説は研究段階。17型コラーゲンをどういった形で薄毛改善に活かしていくか道筋が示されておらず、当の東京医科歯科大学が2017年7月に17型コラーゲン関連商品の乱立に苦言を呈する文書を発表しています。

全文がこちら。


【17型コラーゲン】に関連するとされる化粧品・健康食品等への注意喚起について

「17型コラーゲン」を用いた化粧品・健康食品等へ関心をお持ちの方へ

東京医科歯科大学難治疾患研究所幹細胞医学分野は、平成28年2月5日に本学ウェブサイトおよび各種報道を通じて「加齢による薄毛・脱毛と17型コラーゲンの関連」についての研究成果を発表し、医学研究者、医療従事者のみならず毛髪の健康に関心をもつ多くの方々から反響をいただきました。

しかしながら、残念なことに、一部の化粧品・健康食品に関して、本学や当研究室の研究成果を不当な仕方で引用して消費者の皆さまに誤解を与えるような販売促進活動がなされております。

研究成果を発表した研究室の責任として、皆さまには下記の点をご理解いただきたいと思います。

■「17型コラーゲン」は通常のコラーゲンとは性質が異なるものです。当研究室が確認した限り、市販されている製品の中に「17型コラーゲン」を配合しているものはなく、当研究室では17型以外のコラーゲンもしくは「17型コラーゲン様」の物質については薄毛・脱毛に対する効果を確認しておりません。

 ■「17型コラーゲン」は、一般的に知られるコラーゲンとは異なる膜貫通性コラーゲンであり、毛包細胞表面に結合してのみ効果を発揮するものです。当研究室の研究成果は、17型コラーゲンを頭皮に直接塗布したり、食品として摂取したりすることによって、薄毛・脱毛に対して改善の効果を与えることをうたったものではありません。
参考:日テレNEWS24 気になる悩みに朗報? 薄毛の仕組み解明(2016年2月5日 20:02)Http://www.news24.jp/articles/2016/02/05/07321705.htm

東京医科歯科大学難治疾患研究所幹細胞医学分野では、皆さまからの期待にお応えできるように、この基礎研究を製品化するための努力を日夜続けております。今後の研究成果については、引き続き本学ウェブサイト・プレスリリース等を通じてお知らせいたします。皆さまの変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

東京医科歯科大学難治疾患研究所 幹細胞医学分野 教授 西村栄美

出典:東京医科歯科大学

現段階において17型コラーゲンを配合している商品は存在せず、また17型以外のコラーゲンや17型コラーゲン様の物質に薄毛を改善する効果はないとしています。

また、17型コラーゲンを頭皮に直接塗布したり、サプリメントのような形で摂取したりしても効果を発揮しないとも。

つまり便乗商品に騙されるなと。

確かに調べてみるとコラーゲンによる育毛効果を謳う育毛剤やサプリメントなどが複数確認できます。研究している機関すら製品化に成功していないのに、便乗商品に育毛効果があるはずもありませんよね。

東京医科歯科大学による研究がもっと進み、具体的な使用法が確立されるまでコラーゲンによる効果を謳った商品は避けたほうが無難かもしれません。

ブブカの17型コラーゲン生成成分には注意が必要か

2016年の研究発表以降目立った動きがない東京医科歯科大学。そんな状況とは裏腹に人気の育毛剤であるブブカがリニューアルに際し17型コラーゲンの生成を助けるマジョラムエキスを配合しました。

このマジョラムエキスには17型コラーゲン生成促進作用があるとの触れ込みですが、前述のように17型コラーゲンの研究を行っている東京医科歯科大学の注意喚起を見るに、現時点では過度な期待を寄せないほうがよさそうです。

というのも、このマジョラムエキスはただの化粧品成分。数年前から化粧品などでは使用されることもありましたが、17型コラーゲンうんぬんを言い出したのはここ最近。

原料メーカーによってある程度の試験は行われているのでしょうが、これを頭皮に塗布して17型コラーゲンが産出されるという科学的根拠はありませんし、仮に産出されたとしても東京医科歯科大学が「17型コラーゲンを頭皮に塗布しても効果がない」と言い切っている以上、その効果も未知数。

どうしても「便乗」の文字が付きまといます。

17型コラーゲン関連商品に関しては、東京医科歯科大学による何らかの発表や研究の進捗を確認してから購入したほうがいいのではないでしょうか。

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