オナ禁でハゲ改善? オナニーと薄毛の関係

オナ禁でハゲ改善?

男性なら小学生高学年~中学生にかけてオナニーを覚え、以後それは生活の一部として当然のように溶け込みます。

多くの場合その行為は彼女がいようが結婚しようが完全に無くなることはありません。人により回数は日3回~週1回の間で様々ですが、女性とのセックスとは別のベクトルで存在し続けるもの。

男性にとっては相手に気を使うこともなく、自分の好きなおかずとペースで出来るこの行為は生活の中の一種の清涼剤であり、また性欲が行き過ぎないようにコントロールするという面でも非常に重要な存在といえます。

しかしこのオナニー、ネットなどを中心に「オナニーのし過ぎはハゲる」「オナ禁したら髪の毛が増えた」などとまことしやかに囁かれており、薄毛やハゲに悩みながらも右手が恋人である我々には非常に気になる話であります。

という訳で…

  • 本当にオナニーでハゲが進行するのか?
  • オナ禁で薄毛は改善されるのか?

気になるこの辺の情報を様々な角度から検証して行きたいと思います。

なぜ「オナニーでハゲる」と言われているのか?

まず真っ先に気になるのが「なぜオナニーをするとハゲると言われるのか?」という点です。

これには以下のように大きく分けて2つの理由があります。

  • オナニーする事によって男性ホルモンが増える
  • 射精によって髪の成長に必要な栄養が流出してしまう

ひとつずつ見てみましょう。

オナニーで男性ホルモンが増える

男性の薄毛の大半を占める男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンであるテストステロンに5αリダクターゼという酵素が結びつきジヒドロテストステロン(DHT)に変化、そのDHTが毛乳頭細胞内のアンドロゲンレセプターと結合することによって引き起こされます。

オナニーという行為で性的な興奮が高まった結果男性ホルモンが増えることは実証されています。であるなら、オナニーによって男性ホルモンが増えればハゲる可能性があるというのも一定の説得力があるように感じます。

ただ、増えるとされる男性ホルモンはテストステロン。オナニーによって薄毛の原因であるDHTが増えるかどうかまでは検証されていないというのが実情です。

射精で栄養素が流出してしまう

射精によって髪の毛の成長に必要な栄養が流出してしまうというのも気になる話。ただ、こういった話は噂の域を出ない「都市伝説」的な事も多く、最大の問題かつ論点はこれらの話が本当なのかどうかにあります。

射精で体外に排出されてしまう栄養素は様々あるものの、最も有名なのは亜鉛。次いでアミノ酸であるアルギニンあたりでしょうか。

精液の中に多くの亜鉛が含まれているのは事実であり、射精によって亜鉛が失われる量は1日に必要な摂取量の10~20%程度とされます。

ご存知の方も多いと思いますが、亜鉛は育毛にとって極めて重要なミネラル。髪の毛を作っているケラチンというたんぱく質の合成には欠かせないうえ、毛母細胞分裂や増殖も促す作用があります。

育毛サプリメントのほとんどの配合されていることからも育毛と亜鉛は切っても切れない関係にあることが伺えると思います。

射精で放出されてしまうアルギニンも育毛の観点から無視できません。

髪の毛の9割以上を占めるケラチンというたんぱく質は18種のアミノ酸を合成して作られ、その中でもアルギニンは9%程度を占める重要なアミノ酸となっています。

精液は生命を作り出すだけあって多くの栄養素を含んでおり、特に亜鉛やアミノ酸の流出は気になるところ。

オナニーによってハゲるとされる大きな要因は男性ホルモンの増加と栄養素の流出。実際にこの2つの要素で薄毛になることがあるのか徹底的に検証していきたいと思います。

本当にオナニーで男性ホルモンは増えるのか?

オナニーで男性ホルモンが増えるのかどうか?

これについては諸説ありオナニーによって男性ホルモンが増えるという説もあれば減るという説もあり、また増減する男性ホルモンもテストステロンだったりジヒドロテストステロンだったりと様々な説が飛び交っています。

それは「オナニーではハゲない派」と「オナニーでハゲる派」に分かれており、それぞれの言い分には一定の説得力はあるものの、結局は推測の域を出ないというのが実情です。

オナニーでは薄毛にならないとする説は、オナ禁すると性欲が高まりむしろ男性ホルモンが増加。逆に定期的なオナニーは男性ホルモンを低下させるためオナニーを禁止する方が薄毛は進行するという根拠に基づいています。

普通に考えればオナ禁する事でどんどん性欲は高まり欲求不満になっていきますから、確かにオナ禁は男性ホルモンを増やしそうな気がします。

逆にオナニーをすれば行為中には一時的に男性ホルモンは増えるものの、射精してしまえば性欲はほぼ無くなりますし、そうなれば男性ホルモンは減少するというのも頷けます。

実際、ある調査でも射精に向かってテストステロンが増え、射精後にテストステロン量が急激に減ったというデータがあります。少なくともオナニーという行為を行うことで一時的にでも男性ホルモンを増やすのは間違いないようです。

ただ悩ましいのは男性ホルモンであるテストステロンが増加することによって「ハゲる」とする説と「ハゲない」という説が混同していること。

オナ禁で男性ホルモンは減るのか?

一方で「オナ禁でハゲ改善派」の意見はというと…

「オナニーではハゲない」という意見と「オナニーでハゲる」という意見、まったく正反対の主張に感じます。しかし捉え方に大きな違いはあれど「オナ禁で男性ホルモンであるテストステロンが増える」という点では一致しています。

オナニーするとテストステロンが減って薄毛になりづらくなるというのが「オナニー肯定派」の意見ならば、オナニーする事でテストステロンが減って薄毛になるというのが「オナニー否定派」なのです

一瞬「え?」と感じますが、本来テストステロンは男性にとって非常に大切はホルモン。テストステロン自体には薄毛を引き起こす効果はなく、むしろ髪の毛を保ち様々な面で男性としての魅力を高めると言われています。

そう、薄毛を引き起こすのはあくまでもテストステロンと5αリダクターゼが結びついて生まれるジヒドロテストステロン(DHT)なのです。

オナニーを行わず体内にテストステロンが大量に存在している場合、DHTの生成はあまり行われないものの、射精によりテストステロンが急激に減少するとそれを補うためにDHTが急増するという説もあります。

射精は亜鉛などのミネラルやビタミン、アミノ酸といった髪の毛の成長に重要な栄養素を大量に放出し、特に亜鉛はDHTの生成を抑える働きがあり、それを失ってしまうオナニーは薄毛を進行させる要因…というのがオナ禁推進派の意見です。

オナニーの是非に関する意見はどちらもある程度の説得力はあるものの、一方でどちらも具体的なデータに乏しく推測の域を出ない印象を受けます。

■オナニー推進派は射精による男性ホルモン減少が髪の毛に好影響と主張
■オナニー否定派はオナ禁でテストステロン濃度を高く保つべきと主張
■射精によりジヒドロテストステロン(DHT)が増えるかどうかが論点

射精によって多くの栄養が体外に排出される

男性ホルモンに対する考え方、捉え方によるオナニーの是非を書いてきましたが、これらには推測も多分に含まれており正直なところ「どちらか分からない」というのが本音です。

しかしオナニーとハゲを考える上で間違いないこともあります。それが射精によって多くの栄養素が体外に流出してしまうという点です。

髪の毛の成長に必要な栄養素はたんぱく質やビタミン、亜鉛、アミノ酸など様々。これらが合成しあい結びついて髪の毛を生成、成長させますが、射精はこれらの栄養素をすべて排出します。

これは子供を作るためには精液や精子の中に十分な栄養が必要だからだと推測されます。しかし子作りとはまったく無縁のオナニーでも当然これら重要な栄養素は流出します、大量に。

特に髪の毛の成長を促進し薄毛を引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える効果のある亜鉛は髪の毛にとって非常に重要。1回の射精で出る精液には男性が1日に必要な亜鉛量(10~12mg)の1~2割程度が含まれるとの事。

「たかが1割」と感じるかもしれませんが、そもそも現代人は常に亜鉛不足の傾向があり、それでなくとも少ない亜鉛が射精によってさらに減少すれば髪の毛への悪影響は想像に難くありません。

それに加え射精でたんぱく質やビタミンも流出してしまうのですから、男性ホルモンうんぬんはさて置き栄養素の流出という面ではオナニーは薄毛に影響する可能性があると言わざるを得ません。

■射精で髪の生育、成長に必要な亜鉛やたんぱく質、ビタミンが排出される
■亜鉛はDHTの生成も抑える事からオナニーと薄毛に関連がないとは言えない

オナニーとハゲの結論 オナ禁はハゲを改善するか?

まず男性ホルモンの増減という面から見ると、とりあえずテストステロンに関しては多いからといって薄毛を引き起こすことはありません。どちらかというと少ない方が色々と問題が起こってくるようです。

ただ、テストステロンが5αリダクターゼと結びつけば薄毛を引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)が生成されるものまた事実。

「オナニーを適度に行うのとオナ禁のどちらが育毛に良いか?」という点では、色々調べていく内に私の中で出た結論として「どちらかというとオナニーを控えた方が育毛にとっては良いのかな」というもの。

とりあえずオナ禁でのテストステロンの量うんぬんはさて置き、射精が髪の成長に必要な多くの栄養素を放出してしまうのは間違いないので、毎日欠かさずオナニーをするというのは育毛の観点からは控えた方が良いという印象を受けました。

もちろん1日数回というのは論外です。

オナ禁とテストステロンの増加に関する海外のある研究結果にオナ禁から7日目にテストステロンの量はピークを迎え、その後急激に減少しオナ禁前の数値に戻るというものがありまず。

このことからオナニーは7、8日に1回が理想的とする声もあります。

さすがに1週間に1回では性欲の面でちょっと厳しいものの、亜鉛やたんぱく質の放出という面も無視できないので、精液が一杯になるとされる3日に1回程度であればオナニーの是非どちらの声にも対応しつつ栄養も維持するちょうど良い期間かと。

現実的にはオナ禁と亜鉛などのサプリメントで髪の毛が増えてきたという声も多数存在します。

これらを鵜呑みにする訳ではありませんが、射精による亜鉛の減少などによりジヒドロテストステロン(DHT)が増えるというのはある程度信憑性のある情報なので、髪の毛の事を考えるなら頻繁なオナニーは避けた方が無難と考えます。

ちなみに、実際私が1ヶ月オナ禁をおこなってみた経験談もありますので、気になる方は読んでみて下さい。(→ハゲ改善のためオナ禁を実際にやってみた

 ■射精でジヒドロテストステロン(DHT)が増えるのはある程度の信憑性
 ■1日数回など高頻度のオナニーが薄毛を誘引するのは間違いなさそう
 ■オナニーの是非双方の声にも耳を傾けるならオナニーは3日に1回が理想か

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