スポーツ選手にはハゲが少ないのか?
もしかしてスポーツ選手にはハゲが少ない?
私たちハゲはコンプレックスからなのか、仲間を探したい意識が働くのか、どうしても他人の頭髪に目が行ってしまう傾向か。そんな悲しい習性の中で上記のように感じたことはありませんか?
私だけかもしれませんが、テレビなどに映るスポーツ選手は一様にフサフサで、一般の人に比べ明らかにハゲが少ないように感じています。
もしかしたらスポーツや運動にはハゲにくくする“何か”があるのか?そこに私たちのハゲを改善させるヒントがあるのでは?
今現在スポーツをしている人はもちろん、何らかの薄毛対策を考えている人のヒントになるかもしれないスポーツや運動とハゲについて考えてみたいと思います。
スポーツ選手にハゲが少ないと感じる理由
そもそもなぜスポーツ選手に薄毛の人が少ないと感じるのでしょうか?そこにはいくつか理由が考えられます。
■豊富な運動量で頭皮への血流が良い
育毛や発毛にとって頭皮の血行が重要…誰しも聞いたことがあるでしょう。
心臓から遠いうえ重力に逆らう位置にある頭皮は血行が悪くなりがち。髪の毛に良い成分をしっかり摂っても血行が悪ければその栄養は頭皮に十分に行き渡らない可能性が考えられますよね。
そういった血行不良を改善するには、ストレス解消や禁煙、育毛剤の使用など複数の方法が考えられますが、中でも有酸素運動は非常に有効とされます。
激しい運動を日常的に行っているスポーツ選手は一般人に比べ遥かに血行が良いのは間違いなく、それが髪の毛の成長にとってプラスになっていると推測されます。
ただ、スポーツの中には無酸素運動に近いものもありますので、すべてのスポーツが髪の毛に良いとは限らないのかも。
■肥満とは無縁
肥満の人は太っていない人に比べ汗や皮脂による頭皮の環境が悪化しがちですし、なにより「太る」ということは偏った食生活や運動不足、生活習慣に乱れがある証拠。当然ながら髪の毛には多大な悪影響があります。
また、肥満は血液をドロドロにし血管を詰まらせる原因となる糖尿病や高血圧などリスクが太ってない人に比べ5倍になり、薄毛との関連性も指摘される糖尿病にかかる可能性が大幅に上昇します。
近年の研究で肥満に糖尿病や高血圧などが重なるメタボリックシンドロームと薄毛の関連性が示されていることからも、肥満は薄毛の要因になることはほぼ間違いないでしょう。
その点、究極のプレーを要求されるスポーツ選手において体のキレを鈍らせる肥満はタブーであることは想像に難くなく、食生活に気を遣うのはもちろん豊富な運動量・筋肉量を背景に肥満とは無縁である場合がほとんど。
…まあ、相撲取りや一部野球選手など例外もありますが、ほとんどのスポーツ選手は脂肪の少ない引き締まった体をしています。これが薄毛が少ない理由のひとつなのかもしれません。
■多量の汗によりDHTが排出される
私たちが悩んでいる薄毛のほとんどは男性型脱毛症(AGA)です。そしてそのAGAは、テストステロンと5αリダクターゼが結びついて生み出されるジヒドロテストステロン(DHT)が原因。
このDHTを減らすには、一般的にフィナステリドやデュタステリドといった発毛剤や、ノコギリヤシなどのサプリメントを使う必要がありますが、実は汗や尿から排出されるという報告があるのです。
一般人の発汗程度であれば薄毛を予防・改善するほどのDHT排出は望めないでしょう。しかし日常的に多量の汗をかくスポーツ選手であればAGAを予防できるほどのDHT排出が可能になるのかもしれません。
■活躍する年齢が若い
趣味レベルのスポーツと違い究極のプレーを要求されるスポーツ選手は、肉体はもちろん動体視力や反応のスピード、瞬発力がピークを迎える20代の活躍が最も目立ちます。
競技によってある程度の幅はあるものの、極限を求められる競技は30代に入る頃には衰えが見え始め成績が落ちたり引退したりする場合が多いため、普段目にするスポーツ選手の多くは20代になるはずです。
薄毛を意識しはじめる年齢は平均して30歳前後、薄毛が目に見えて増えだすのは30代後半という調査結果もあるように、多くの場合ハゲを意識するのは30代。スポーツ選手がもっとも活躍する20代とはずれがあります。
つまり、スポーツ選手にハゲが少ないのではなく、よく目にする選手の多くはハゲる年齢に達していないため薄毛が少ないように感じるという考え。
個人的にはこれが「スポーツ選手にハゲが少ない」と感じるもっとも大きな要因ではないかと考えています。
決して少なくないスポーツ選手のハゲ
何となく薄毛が少ないイメージがあるスポーツ選手ですが、探せばそれなりに存在します。
日本人で代表的なところだと右図の西武、中日で活躍した和田一浩さんや、清水エスパルスからドイツ~イングランドで活躍する岡崎慎司選手が真っ先に思い浮かびます。
両名とも20代前半で明らかにその兆候が表れはじめているという特徴があります。
また海外に目を向けると薄毛の多い国の上位を独占しているヨーロッパには薄毛の一流選手が非常に多く、かつて大活躍したジダンやロッベン、植毛をカミングアウトしたルーニーなど枚挙にいとまがありません。
試合中にカツラがずれたことでちょっと話題になった元プロボクサーの小口さんなどの例もありますし、ハンマー投げの室伏広治さんも30代になってから怪しくなってきました。スポーツ選手だからといってハゲないということはなさそう。
スポーツが薄毛を引き起こす可能性も?
スポーツ選手にハゲが少ない印象があり、また有酸素運動が薄毛の予防・改善に役立つとされるなど、運動は髪の毛に対してポジティブに働くというのが常識化しています。
しかし、運動が髪の毛に悪影響を与える可能性も一部で示唆されている事実も。その理由はというと…
激しい運動で男性ホルモンが増える
薄毛に効果的な運動というのは、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動とされています。一方、筋トレや短距離ダッシュなど無酸素運動は薄毛改善効果があまり望めないというのが一般的。
というのも、筋肉が付きやすい無酸素運動は男性ホルモンであるテストステロンを増やすため、DHTが作られやすい状況になる可能性があるのです。そして筋肉ががっつり付くほど激しい運動をしているのがスポーツ選手ですよね。
ただし、テストステロンに関しては諸説存在し、テストステロンが増えることで男らしい太い毛が生えやすいという説も。
また、年齢と共にAGAを発症する人が増えるのは、加齢によって減少するテストステロンを補うために、より強力な男性ホルモンであるDHTが作られAGAが引き起こされるとも。
この仮説を信じるのであれば、筋トレやダッシュなどの無酸素運動でテストステロンが増えればAGAを予防できることに。ただし、この説には明確な科学的根拠はなく、ハゲによる希望的観測という一面も。
現段階ではテストステロンが増えることでDHTの量がどうなるのか完全に解明されておらず、スポーツ選手が行う激しい運動や無酸素運動が薄毛にどう影響を与えるか不透明と言わざるを得ません。
ただ、薄毛を誘発する可能性を捨てきれないのも事実です。
運動をするとDHTが増える?
スポーツ選手に限らず有酸素運動をすることで血行促進効果などによって薄毛改善効果が期待できるのは広く知られた話。
しかし、2012年に発表された筑波大学の研究では、有酸素運動などの軽運動を行うことによってDHTが増えることが示されました。
これは脳の海馬のDHT量を調べた研究であるため、全身や頭皮のDHTが増えるかどうかは未知数ながら、脳内にDHTが増えるなら頭皮に増えても不思議はない気もします。素人考えですけど。
これも可能性の域を出ないレベルの説ですが、参考までに。
スポーツ選手とハゲの関係のまとめ
スポーツ選手は激しい運動による血行促進効果や肥満にならないための管理などといった面で一般の人よりハゲにくいのは間違いありませんが、ハゲの一番の要因はあくまでも遺伝や体質です。
筋肉を付けるためにプロテインなどの動物性たんぱく質に偏っていたりということも考えられますし、スポーツ選手は焼肉が好きというイメージも多々あり、太りはしないけど栄養バランスが崩れていることも十分考えられます。
ただ、スポーツ選手に薄毛が少ないように感じるもっとも大きな要因はやはり「若さ」ではないでしょうか。一般人でも一部のハゲエリートでもない限り20代で目に見えるハゲというのはそれほど多くありません。
結論としては、スポーツ選手は普通の人に比べれば若干ハゲにくいものの、ハゲが少ないという印象の多くは若さによるもの…ということになるでしょうか。
テレビに映り人気のあるスポーツ選手はそれなりの収入があるでしょうし、多くの人の目にさらされているという認識もあるでしょうから、積極的に薄毛治療をおこなっている可能性も十分考えられますよね。
実際、前述した岡崎選手は最近明らかに髪の毛が増えています。一流スポーツ選手ともなれば数百万円の治療など痛くもかゆくもないでしょうからね。
ハゲにくいし、仮にハゲても対策できるだけのお金がある。羨ましい…
効果の大きいおすすめ育毛剤は?
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