おでこ(額)が狭い人はハゲない!その真相に迫る

おでこが狭い人ってハゲなさそうですよね

城島健司のおでこは狭い 妙におでこ(額)がせまい人っていますよね。

例えば右図の元プロ野球選手である城島健司さんなどが良い例で、私の身の回りにも眉毛から生え際まで指2本くらいしか入らなそうな人もいます。

つ、ツーフィンガー!?

そしてそういったおでこの狭い人はハゲないという説がまことしやかに語られておりますが、実際はどうなのでしょうか?

私の周囲のおでこが狭い人間の状況や常識、物理(?)に照らし合わせて徹底的に検証してみたいと思います。

なぜおでこが狭い人はハゲないと言われるのか?

「おでこ(額)が狭い人はハゲない」

こう言われる理由は2つあると考えています。

1つはおでこが狭い人はほぼ例外なく剛毛である点。もしかしたらおでこが狭くて猫っ毛の人もいるのかもしれませんが、私が見知る限りおでこが狭い人は例外なく太く密集した毛を持っています。

髪が太く量が多いというのはハゲの対極にある存在であり、ハゲるイメージが全然湧かないため「でこ狭い=ハゲない」という印象があるのだと思います。

2つめはおでこが狭いと生え際の後退を一切感じさせないからだと思われます。

男性型脱毛症(AGA)の典型的な禿げ方は生え際の後退やM字ハゲであり、額がどんどん広くなっていきますが、おでこが狭いというのは剛毛同様その対極にあり、ハゲから一番遠い存在に感じられます。

以上の事からハゲの対極にあるイメージのデコが狭い人間ですが、一方で専門家などに言わせると「髪質とハゲは関係ない」という事で、いったいどちらが正しいのでしょうか?

■おでこが狭い人はほぼ例外なく剛毛だからハゲなさそう
■おでこが狭い人は生え際の後退やM字ハゲとは無縁そう

薄毛と髪質が無関係ならおでこが狭く剛毛でもハゲる?

素人目にはハゲとは無縁に感じるおでこの狭く剛毛な人達ですが、髪の毛に関する専門家は口をそろえて「髪質と薄毛は関係ない」と言います。

この意見を受けて多くの薄毛関連サイトや情報誌なども口調を揃えますが、そもそもこの「髪質とハゲは無関係」とする根拠はどこにあるのでしょうか?

男性の薄毛の多くを占める男性型脱毛症(AGA)のメカニズムは男性が豊富に持つテストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素と結びつき髪の成長を阻害するジヒドロテストステロン(DHT)が生成される事によるもの

とするならば男性ホルモンが悪さをする以上確かに剛毛であろうが猫っ毛であろうが関係なくハゲてしまいそうに感じます。

しかし私の経験上、若い頃からおでこが狭く剛毛な方がその後ハゲてきたという方は少なく、髪質と薄毛は関係ないとする意見とは相反する事になります。
薄毛のメカニズムを十分に承知していても額が狭い方や剛毛の方のハゲが少ないと感じる理由はなんなのでしょうか?

おでこが狭く剛毛なのは遺伝が影響している説

私の身の回りのおでこが狭い方を見るとある共通点があります。

それは親もおでこが狭く剛毛で、かつハゲていないという点です。

薄毛のメカニズムが男性ホルモンと5αリダクターゼである事は確かであるものの、遺伝的な要素が大きい事も分かっており、つまりは髪質とハゲは関係ないが、おでこの狭さや剛毛、薄毛の有無は遺伝である事が多いため結果としてデコが狭く剛毛はハゲないという図式が成り立つのではないでしょうか。
佐藤浩市はフサフサ
例えば佐藤浩市さん。

この方も見るからにおでこが狭く剛毛で50歳をゆうに過ぎている現在でも我々ハゲにとっては腹立たしいほどフサフサです。

この佐藤浩市さんのお父様である三國連太郎さんも80歳を超えた晩年まで髪の毛は驚くほどフサフサでした。

私のいとこに40代を過ぎた兄弟が2人おり、どちらもおでこが狭くフサフサなのですが、その父親…つまり私の叔父もまた70歳に迫ろうかという現在でも同年代に比べ明らかに髪はフサフサしております。

40歳の友人にもやはり額が狭く剛毛でふっさふさの人間がいるのですが、その父親も70歳を過ぎていまだ髪の毛はフサフサ。

つまり、薄毛のメカニズムとしては剛毛も猫っ毛も関係なくハゲるものの、そもそもおでこが狭く剛毛な方は遺伝的にハゲない家系が多いので薄毛少ないと推測されます

テストステロン豊富説

我々が恐れるAGAはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンによって引き起こされるのは前述の通り。

そして男性らしく体毛フッサフサの人間ほどハゲるというイメージも手伝って「男性ホルモン多い=ハゲ」と関連付けられることが多いのですが、これは大きな間違い。

代表的な男性ホルモンであるテストステロンは、男性らしい太い髪の毛を作り出すとされており、おでこが狭く剛毛な人はこのテストステロンが豊富であるという仮説が成り立ちます。

そして、年齢を重ねると共に薄毛が増えるのは、このテストステロンが加齢によって減少し、それを補うためにDHTが作られるからという話も。

そう考えると、デコ狭剛毛人間は元々持っているテストステロンが豊富であるため、加齢によって多少減ったとしても、それを補うDHT生成があまり活発に行われない可能性があります。

もしくは、DHTが増えてもテストステロンの分泌が元々多いため、相対的にDHTはそれほど多くならないという見方も。

…まあ、これは私の勝手な推測になりますが…

結論!おでこが狭く剛毛な人はハゲづらい

サブタイトルの通り私の結論としてはおでこ(額)が狭く剛毛な方に薄毛は少ないと言って差し支えないと思われます。

だからといって専門家が言う「薄毛と髪質は関係ない」を否定する訳ではなく、ハゲの仕組みは髪質に関係ないものの、おでこが狭く剛毛の人は遺伝的にハゲない人が多いという見解です。

また「猫っ毛はハゲる!髪質と薄毛の関係に要注意」のページでも書いたのですが、猫っ毛の人はそもそも毛が細くコシやハリが無いためいったん薄毛が始まるとハゲというゴールが近いのとは逆に、剛毛でおでこが狭い方は薄毛が始まっても毛が太く多いため“ハゲ”と呼ばれるに達するまでに多くの時間が必要になり、結果としてハゲづらい印象になっている可能性もあります。

「髪質とハゲは関係ない」とは言うものの、薄毛にとって猫っ毛が不利で剛毛が有利である事は疑いようのない事実であると個人的には結論付けます。

いいな…剛毛…

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