帽子ではハゲない!上手に使えば薄毛予防も
帽子やヘルメットをかぶると薄毛を誘発するのではないかと不安に感じている人は多いと思います。昔から「帽子かぶるとハゲるよ」なんて言われてましたからね。
実際に帽子を長時間かぶると頭皮が熱を持ったような感じになりますし、蒸れて湿度も上がっているはずですから雑菌などの繁殖も気になるところ。
とはいえ、ファッションとして帽子をかぶるならまだしも、工場勤務の方や土木作業員、交通整理の人など仕事上帽子やヘルメットをかぶらざるを得ない人も多く、そういった人たちにとって帽子と薄毛の関係は非常に気になるところではないでしょうか?
「帽子やヘルメットをかぶると本当にハゲるのか?」
気になるその問題をはじめ帽子の上手な活用法などを取り上げてみましょう。
「帽子をかぶるとハゲる」の根拠は?
そもそもなぜ帽子をかぶるとハゲると言われているのでしょうか?
最も考えられえる要因としては帽子やヘルメットをかぶることによって上昇する中の温度や湿度に起因するものがほとんど。具体的に挙げていくと…
- 帽子の中が高温多湿になり汗や皮脂を分泌することによる毛穴の詰まり
- 高温多湿と皮脂の分泌によってそれを好む細菌が繁殖する
- ヘルメットの場合、激しい動きで“擦れ”が生じハゲる
…こんなところでしょうか。
帽子の中が蒸れるとハゲるのか?
帽子をかぶるとどうしても中が高温多湿になり、それが原因で汗をかくためなおさら湿度が上がるという悪循環に陥り、また汗や皮脂が雑菌のエサになることもありこれらの増殖も気になるところだと思います。
実際、帽子やヘルメットをかぶって運動をすることで中の湿度が上がり細菌や雑菌が増えたとする試験結果もあります。
しかし、細菌や雑菌が増えたからといって私たちの薄毛の悪影響を与えるという関連性は見出せません。基本的に蒸れによってハゲてしまうことは考えられないのです。
毛穴が詰まってハゲることはない
次なる疑問は帽子をかぶることによって汗や皮脂が過剰に増え、それが頭皮の毛穴を塞いでしまうのではないかという懸念について。
帽子やヘルメットをかぶれば確かに頭皮は汗や皮脂でベトベトになりがちです。垢もできやすく、それらが毛穴を塞ぎ髪の毛の成長を阻害するのではないか…と心配する気持ちも理解できます。
かつては毛穴に詰まった皮脂や汗というのは薄毛の原因と考えられてきました。育毛サロンなどで頭皮にマイクロスコープをあて、「こんなに毛穴が詰まってる!」なんてやっている画を思い浮かべる人もいるでしょう。
しかし皮脂というのは薄毛をもたらすものではありません。むしろ頭皮を守るもの。頭皮を皮脂で覆うことで細菌などの侵入を防ぎ、また適度な保湿によって頭皮環境をを守っているのです。
頭皮の毛穴というのは絶えず皮脂を分泌しており、髪の毛を洗ってから数時間もすれば皮脂まみれになるのは当たり前。それが正常なのです。
つまり、あのマイクロスコープによる演出は育毛サロンにお金を落としてもらうために不安をあおる戦略。消費者の無知を利用した詐欺に近い手法といっても過言ではありません。
近年は皮脂の重要性が見直され、皮脂を取り過ぎないアミノ酸系の界面活性剤を使ったシャンプーが育毛に役立つとされるなど、認識は変わりつつあります。
汗や皮脂が毛穴に詰まったり細菌が繁殖したりしても、毎日髪の毛を洗っていれば問題になることはほとんど考えられないでしょう。
ヘルメットでは抜け毛が増える可能性
蒸れや細菌が薄毛の原因になることはありませんが、かぶるものがヘルメットである場合は一定の注意が必要かもしれません。
重いヘルメットをかぶったまま激しく動くとヘルメットがずれ髪の毛や頭皮をこすってしまうことが想定され、細菌や蒸れなどよりヘルメットによる“擦れ”のほうが髪や頭皮に悪いと考えられるのです。
短時間であれば問題ありませんが、仕事でヘルメットをかぶる場合はどうしても時間は長くなりますし、使うヘルメットやかぶり方は常に一定でしょうから擦れる場所も集中することが予想されます。
毎日のように同じ場所を擦っていると、その部分の髪の毛が抜けたり切れたりして薄くなってしまう可能性が。
もっともそのリスクが高いのはやはり頭頂部。大き目でブカブカのヘルメットをかぶっていればどうしても頭頂部でヘルメットを支えることになり、動いた際に擦れるのも頭頂部になるでしょう。
もし遺伝などで頭頂部がハゲやすい人が大き目のヘルメットをかぶったら…
それを避けるためには頭の形に合ったヘルメットを使用し頭全体でヘルメットの重みを支えるようにしつつ、あご紐をしっかり締めることによってヘルメットのズレを抑えることです。
仕事で帽子やヘルメットをかぶる場合それを避けることは難しいので、せめて悪影響を少しでも減らす努力をするようにしましょう。
帽子を上手に使えば薄毛の予防も
髪や頭皮にはあまりよくないイメージが先行する帽子ですが、上手に活用すれば薄毛を予防できる可能性も。
それは夏などの強い紫外線を帽子によって防ぐことです。
紫外線が頭皮に悪いという話を聞いたことはありませんか?実際に紫外線は薄毛を引き起こす要因のひとつと考えられます。
紫外線でハゲる理由
紫外線が薄毛を誘発する理由…それは髪の毛に対してではなく頭皮に対するダメージによるものです。
多くの女性は徹底的な紫外線対策をしますよね。あれは日焼けを避けているわけではなく、紫外線によって肌が老化してしまうのを防いでいるのです。
紫外線が肌に当たると、細胞の老化や酸化を促す活性酸素が大量に作りだされます。それによって肌のハリや弾力をもたらすコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞が傷つけられたり、肌の細胞自体が破壊されたりします。
その影響は極めて大きく、肌老化の8割は紫外線によるものとされるほど。
当然ながら肌も頭皮も同じ皮膚。頭皮が紫外線を浴びれば活性酸素により頭皮環境が悪化しますし、髪の毛を作り出すうえで欠かせない毛乳頭細胞や毛母細胞の老化を促す可能性もあるのです。
一方、紫外線を浴びることによるプラス面はビタミンDが生産されることくらいで、それも夏場であれば1日数分~十数分浴びれば十分。それ以上の時間は頭皮をはじめ様々な部分に悪影響を与えます。
帽子による紫外線対策の重要性
紫外線が頭皮に悪影響を与えるからといって、日焼け止めを頭皮に塗るわけにはいきませんよね。
…いや、あるんですけどね、頭皮に使える日焼け止めスプレーなるものが。でも正直言って面倒ですし、それを頭皮に塗ることで別の悪影響が出ないとも限らない。
だからこその帽子です。
帽子をかぶれば紫外線から頭皮を守ることができますし、服に合わせればオシャレ感も演出できる。そして薄毛を隠すこともできるというステキアイテム。つばがあるものであれば顔に紫外線が当たるのを防ぐこともできます。
髪はもちろん顔も含めて男の魅力を維持したいと考えるのであれば、蒸れなどを過度に恐れず帽子の上手な活用を考えてみて下さい。
帽子による蒸れを過度に恐れる必要はない
帽子やヘルメットをかぶれば頭は蒸れ汗をかき、雑菌も繁殖しやすくなります。
ただ、これが薄毛やハゲに繋がるという明確な根拠はなく、毎日髪の毛を正しい方法、しっかりとしたシャンプーで洗っていれば特に問題になることはありません。
一方でヘルメットを頻繁かつ長時間かぶる人は、頭皮や髪が擦れることで薄毛やハゲの要因になる可能性がありますので細心の注意を払ってください。
かつてはハゲの要因とされた帽子ですが、上手に活用することで薄毛の予防効果が期待できることが分かっています。これまで髪の毛への悪影響を懸念して帽子を敬遠していた人は、これを機に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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