生活習慣や食生活が髪の毛に与える影響

薄毛は生活習慣や食生活の乱れでもたらされる?

食生活の乱れでハゲる

ここまで遺伝と薄毛の関係ストレスと薄毛の関係について書いてきましたが、では生活習慣や食生活と薄毛はどれほどの関係があるのか?

一口に生活習慣といってもそれは多岐に渡ります。特に髪の毛に関係があるものをいくつかに分類すると…

  • ■食生活
  • ■睡眠
  • ■不規則な生活
  • ■運動の有無
  • ■髪の毛の洗い方、またその頻度

喫煙や飲酒も生活習慣の中に入るのかもしれませんが、これまで取り上げるとかなり長くなってしまうので、喫煙、飲酒は別の次のページで詳しく取り上げることにし、ここでは食生活を集中して取り上げていきたいと思います。

脂っこい食事がハゲをもたらす?

薄毛を引き起こす可能性がある食べ物というのは、細かいことろまで追求すると多岐に渡ります。そんな中でハゲと結びつけられやすいのが脂っこい食事。

脂っこい食事を多く摂取すると5αリダクターゼと結び付きAGAを引き起こすジヒドロテストステロン(DHT)を生み出す元となる男性ホルモンであるテストステロンが増えるといわれ、また頭皮から皮脂が過剰に分泌される事により毛穴がつまったりして髪に悪影響があるとされています。

「悪影響があるとされている」としたのは、現実に皮脂が薄毛を引き起こすかどうかは微妙な線であり、私が某育毛サロンに勤めていた時は確かに頭皮の皮脂を取る事も業務のひとつだったのでお客さまには「皮脂は薄毛を誘引します」と説明していましたが、現実は社内でも同僚と「皮脂とハゲって関係あるのか?」話していました。

かつては頭皮の皮脂が毛穴に詰まり、それが髪の毛の成長を阻害すると考えられていたため、「皮脂=悪」という考えが浸透していました。

しかし近年は皮脂による頭皮のバリア機能が見直され、育毛分野では過剰な洗浄力のないアミノ酸系界面活性剤を使用した育毛シャンプーが主流になってきているなど、論調が変わってきています。

また、頭皮環境が劣悪であることが予想されるホームレスに思いのほか薄毛が少ないことからも、皮脂が薄毛を引き起こすというのは間違いではないかと言われるようになってきています。

皮脂が頭皮に悪影響がないとは言い切れませんが、仮にあったとしてもその影響は極めて軽微なものなのではないかと感じています。

ただ食生活全体で見れば薄毛への影響はそれなりにあると考えています。

食生活の乱れは肥満を引き起こす

食生活の乱れが薄毛の要因になるであろう最も考えられる要素が肥満

肥満になってしまうような食生活というのは、ご飯やパン、麺などの炭水化物や肉といった高カロリーの食事に偏っている可能性が高く、髪の毛の成長に必要なバランスの良い栄養摂取とは程遠い状況に。

中でも肥満の人の多くが抱える血行不良は髪の毛の大敵です。

太った人というのはバランスの悪い食生活により血液がドロドロになる傾向がありますが、それに拍車をかけるのが糖尿病や高血圧など、いわゆるメタボリックシンドローム

血液中の高い糖濃度や血圧によって血管が傷つけられ、そこにLDLコレステロールやマクロファージの死骸が蓄積して起こる動脈硬化によって血流は極端に悪化してしまうのです。

加えて血糖値が高い状況にあると毛細血管が詰まり様々な合併症を引き起こすことで知られています。それは頭皮に対しても同様で、十分な酸素や栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

デブってハゲ多くないか?」と感じたことはありませんか?

肥満は様々な薄毛の原因を内包しているので、太っていない人に比べ薄毛リスクは極端に高くなると思って間違いありません。

炭水化物主体の食事は危険

忙しかったり一人暮らしだったりすると、ついつい簡単に済ませてしまいがちな食事。そんな状況で手っ取り早くお腹を膨らませるのに最適なのがパンや麺類、ご飯などの炭水化物です。

しかし、糖質の塊ともいえる炭水化物は髪の毛に必要な栄養素が少なく、またそのほとんどが糖に代わるとあって前述の肥満を引き起こす大きな要因になります。

一方、男性が好む傾向にある「肉」には、髪の毛を作るアミノ酸(たんぱく質)が豊富に含まれていますし、髪の毛の成長に欠かせないビタミンB群やミネラルも多いので、炭水化物主体よりは肉主体の方が遥かにましと言えます。

もちろん肉ばかり食べていても色々と問題が出てくるので、理想を言えば魚や野菜も摂っておきたいところ。それでも炭水化物ばかり食べるくらいなら肉を主体に食べたほうが髪の毛にはずっと良いと断言できます。

だからといって炭水化物は摂らない方がいいというわけでもありません。なぜなら炭水化物に代表される糖質は体のエネルギー源だからです。

結局はバランスが大事という結論になってしまうのですが…

最近パンとか麺類とかばっかり食べてるな」と感じているあなた。それによって薄毛のリスクは確実に高まっていると思ってください。

薄毛を防ぐ食生活は特定の栄養素よりバランス

体の健康にとって食事は極めて重要であり、乱れた食生活は様々な病気を引き起こし命を奪う事もある一方、バランスのよい食生活で長生きできる事もあります。

そう、人間は体に必要な栄養素のほとんどを飲食のみで摂取しているのですから健康や寿命にも大きく影響してきますし、故に毛髪にも影響があると考えるは自然でしょう。

ではどんな食べ物や栄養素が薄毛を防ぎ、また薄毛の改善を期待できるのか。

それはビタミンでありミネラルでありたんぱく質であり…つまりはバランスのよい食事をする事が薄毛予防や改善につながり、逆を言えばバランスの悪い偏った食事は薄毛の原因になる可能性は十分にあります。

なかでも亜鉛や鉄といったミネラルは重要と言われております。

ですから亜鉛やミネラルといったサプリメントを摂るというのもひとつの手ですが、これだけを摂取すれば良いわけではなく、ミネラルはそれを活かせる他の様々な栄養素があって始めて効果を発揮するものなので、やはりバランスのよい食事は不可欠です。

先ほど「脂っこい食事を多く取る事による皮脂の増加が頭髪に与える影響は極めて軽微」と書きましたが、皮脂の増加が頭皮にほとんど影響を与えないとしても、脂質の多い食事を過剰に摂取する事によって肥満やメタボリックシンドローム、そしてそれに伴い糖尿病、高血圧、高脂血症と健康を害するとするならば、長い目で見て「脂質の多い食事が多い=薄毛促進」となるのかもしれません。

最後に食生活が髪の毛に与える影響をまとめておきます。

  • ■バランスの悪い食事は薄毛を引き起こす
  • ■髪には亜鉛などが重要とされるがサプリメントでそれだけ摂取してもダメ
  • ■脂質の多い食事の過剰摂取による皮脂の分泌は頭皮にほとんど影響ない
  • ■皮脂の過剰分泌は影響ないが生活習慣病になるような食生活は薄毛を誘発

では次のページでは睡眠や不規則な生活など食生活以外の生活習慣と薄毛との関連性を書いていきたいと思います。

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