納豆とハゲ 亜鉛やイソフラボンで薄毛改善

ハゲにとって納豆は完璧な食べ物

ハゲには納豆が効く

ハゲを治すには育毛剤や発毛剤などを使用するのが手っ取り早い方法と分かって入るものの、安いものではないので出費は馬鹿にならず、何とか自力で改善させたいと考えている人。納豆を積極的に食べればハゲは治るかもしれませんよ。

納豆が体に良いことはおそらく誰もが知っていることだと思いますが、薄毛改善という面で考えても良い成分が非常に多く、しっかりと摂取すればハゲが治る可能性も十分考えられるほど。

そんな納豆、具体的にどういった栄養素が含まれており、それらが薄毛にどう働きかけるのか? そして納豆は1日どのくらい食べるのが良いのかなどに触れることでハゲ改善を目指していきたいと思います。

納豆に含まれる薄毛改善の栄養素

上でも書いたように納豆には多くの栄養素が含まれており、その中にはハゲ改善に効果があるものも多くなっています。

納豆の原材料である大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質が豊富で、それ以外にもビタミンB群や亜鉛など髪の成長には欠かせないものがたくさん。これらがどう髪に良い影響を与えるのか一つひとつ見てみましょう。

■たんぱく質

髪の毛は18種のアミノ酸からなる「ケラチン」というタンパク質で99%が構成されているため、ケラチンを合成するためのアミノ酸は必須で、これを物語るように多くの育毛サプリメントや育毛剤にはアミノ酸が豊富に含まれています。

畑の肉である大豆でできた納豆にも多くのたんぱく質が含まれ、それは体の中でアミノ酸に分解され体に吸収されます。

その中にはメチオニンやバリン、ロイシンなどの9種の必須アミノ酸がすべて含んでおり、毛の成長に絶対欠かせないケラチンの生成を後押しします。

■イソフラボン

大豆と言えばやはりイソフラボン。

イソフラボンは女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きをするとあって薄毛女性には極めて重要な栄養素となっていますが、これは男性にとっても絶対にとっておくべきものなのです。

薄毛の原因というのは男性ホルモン「テストステロン」と5αリダクターゼ(5α還元酵素)が結びついて生まれるジヒドロテストステロン(DHT)ですが、女性ホルモンであるエストロゲンは5αリダクターゼを阻害する効果があります。

エストロゲンとDHTのデータ
出典:桜皮及び桜皮成分のエストロゲン受容体 β 結合能の評価 


上記はある漢方薬のニキビに対する評価をした論文の中の一文を抜粋したもの。エストロゲン様作用のイソフラボンにもDHTの働きを抑制する効果があると考えるのは自然といえます。

またイソフラボンを摂取することは男性でも微量に保有している女性ホルモンの量を増やすこととほぼイコール。体内で女性ホルモンが増えれば男性ホルモンの数は変わらずとも相対的には減ることになります。

DHTを含めた男性ホルモンの働きを女性ホルモンで抑制するのは女性の薄毛治療に見られる方法ですが、男性においても効果が期待できます。

■亜鉛

育毛を語る上で欠かせない栄養素の代表格である亜鉛も納豆には含まれています。

亜鉛は18種のアミノ酸を合成してケラチンを生成する上で欠かせないミネラルであると同時に、細胞分裂や新陳代謝を促すため毛母細胞や毛乳頭細胞の増殖にも寄与します。

納豆1パック(50g)に含まれる量は約1mgと、成人男性の1日の必要量9~10mgやイクオスサプリEXの12mgに比べれば少量ではあるものの、不足しがちな亜鉛をしっかりと補ってくれることに違いはありません。

ちなみに男性の間でひっそりと懸念されているオナニーでの亜鉛流出量も1mgぐらいなので、ピュッピュ1回分を納豆で補えることになります。(→オナ禁でハゲ改善? オナニーと薄毛の関係

■ビタミンB群

納豆には髪の毛の基となる毛母細胞や毛乳頭細胞の分裂を促したり血行を促進したり、はたまたケラチンの生成を促したりと育毛において大活躍するビタミンB群が豊富に含まれています。

ビタミンB1、B2、B6はもちろん、ナイアシン(ビタミンB3)やパントテン酸(ビタミンB5)、葉酸(ビタミンB9)に至るまでしっかりと含有。

飲む女性用育毛剤として世界的に使われるパントガールルグゼバイブの主成分がビタミンB群であることを考えても、いかにこれが育毛に重要かが分かります。

もちろんそういった育毛剤やサプリメントに比べれば含有量はかなり少なくなりますが、こういったものは食事の中での積み重ねが重要になりますのでしっかり摂っておきましょう。

■ナットウキナーゼ

血液をサラサラにする効果があるとして脳卒中や心筋梗塞の予防効果が期待されるナットウキナーゼは名前のとおり納豆に豊富に含まれている栄養素。

血液サラサラ効果によって血行を促進させるので頭皮への血流もアップし、毛母細胞や毛乳頭細胞に栄養や酸素を確実に届ける助けになります。


納豆にはこのように非常に豊富な栄養素が含まれており、健康食品としてはもちろんハゲの救世主とも呼べる存在になっています。

納豆1パックでイソフラボンサプリメントの限度量(30mg)を超える量が摂取できますので、イソフラボン単体のサプリメントを飲むくらいなら毎日納豆1パック食べたほうが様々な栄養素も同時に摂れる分遥かに健康的です。

納豆でハゲるという噂は本当か?

納豆には薄毛に効果がある様々な栄養素が含まれる一方、一部で「納豆を食べるとハゲる」といった情報が出ていることをご存知ですか?

この根拠となっているのが「セレン」というミネラルで、このセレンは抗酸化作用が強い必須ミネラルの一つに数えられるもの。

なんで必須ミネラルでハゲるんだよ」と感じる方もいらっしゃるでしょう。というのもこのセレン、肉や魚介類などに豊富に含まれていることから我々が普通に食事を分には不足することはまずないもので、問題となるのは過剰摂取なのです。

セレンは男性の1日の推奨摂取量30μgなのに対し平均摂取量は100μgと過剰気味。

セレンの過剰摂取による障害は呼吸困難や心不全、神経障害など重篤なものから下痢や抜け毛の増加、爪の変形などが挙げられます。つまりあまりにも過剰にセレンを摂取するとハゲを引き起こしてしまうのです。

納豆のセレンの含有量は?

ここからが本題。納豆とセレンの関係はどうなるのでしょうか。

納豆には確かにセレンが含まれているのですが、納豆学会が発表するセレンの数値があまりにも大きいため「納豆を食べるとハゲるのでは?」という噂が流れたのです。

上でも書きましたが、男性の平均的なセレンの1日の摂取量は100μgなのに対し限度量が300μg、そして何らかの中毒症状が出る料は800μgとされています。

そう考えれば普通に食事をしている分には脱毛などの中毒症状が出ることは考えられないのですが、納豆学会が発表している納豆100gに含まれるセレンの量は234μg。つまり納豆1パック(50g)では117μgのセレンを含んでいる計算に。

納豆を毎日食べている人はそれなりにいると思われますから、平均摂取量が100μgに対し納豆1パックだけで117μgという数値には違和感を感じざるを得ませんよね。

ただ、納豆学会が発表するセレンの数値が独り歩きし、この数値を信用するなら食べ合わせなどにより推奨量を簡単に突破してしまうことから「納豆を食べるとハゲる」という説が浮上したのです。

信用できない納豆学会の数値

しかし文部科学省が発表している2015年の日本食品標準成分表ではまったく異なった結果となっており、この中では納豆100gに対し含まれるセレンの量は一般的な糸引き納豆で16μgと納豆学会の234μgとは大きく乖離しています。

また、アメリカの農務省も同様のデータを公表しているのですが、その中では納豆100gに対しセレンは8.8μgと明記され、文部科学省が発表するセレンの含有量以上に少なくなっています。

ただ、アメリア農務省と日本の文部科学省の数値は近いのに対し、納豆学会の100g234μgはあまりにも突出しています。

非営利の1団体に過ぎない納豆学会と日本の文部科学省やアメリカの農務省…どっちを信用すると問われればおのずと答えは見えてきます。

納豆でセレンの過剰摂取に陥ることはない

納豆がハゲを引き起こすという根拠は納豆学会のセレン234μgに端を発していますが、この数値はまったく信用できないものなので心配無用です。

納豆1パックと同じくらいのイソフラボン含有量を誇る豆腐半丁のセレンが4μgなので、こういった面からもアメリカ農務省や文部科学省の数値が石製であることが分かります。

そうなれば限度量である300μgを上回るには平均摂取量の100μgを考慮しても20パックぐらい食べる必要があり、中毒症状が出るとされる800μgに至っては語るまでもありません。

納豆を食べてもハゲることはまずありえませんので、安心して下さい。

納豆でハゲの改善や予防を

これまで書いてきたように納豆には薄毛改善に効果がある栄養素が豊富に含まれており、髪の毛が気になっている人は積極的に食べるべき食品と言えます。

一部で囁かれる「納豆でハゲる」という噂もまったく根拠のない都市伝説レベルの嘘なので気にする必要は一切ありません。

ただし、確かに納豆は薄毛改善効果のある栄養を多く含んではいるものの、イソフラボン以外はサプリメントなどに比べ明らかに量は少ないので、納豆だけで髪を生やすのには無理があります。

本気で髪の毛を生やしたいのであれば、適切な育毛剤やサプリメントを使用しつつ補助的な意味合いで納豆を取り入れるのがベストになります。

育毛剤や発毛剤だけでも髪の毛が生える可能性は十分にあるものの、そこに生活習慣や食生活の改善を取り入れるとかなり効果的なので、その一助として納豆を取り入れるようにしてみて下さい。

納豆に物足りなさを感じる人は育毛サプリメント

納豆は確かに多くの育毛成分を含んでいますが、その量は決して満足できるものではなく、本気で体の中から育毛を考えるならイクオスサプリEXがおすすめです。

イクオス以外にもチャップアップやブブカなど育毛剤の定期コースでサプリメントが付属するものはありますが、このサプリメントは主要な成分の含有量が圧倒的で、価格面にもアドバンテージがあります。

イクオスサプリEX チャップアップサプリ ブブカサプリ
ノコギリヤシエキス 300mg 非公表 135mg
亜鉛 12mg 非公表 12mg
ミレットエキス 150mg 非公表 80mg
大豆抽出物 100mg 非公表 80mg

育毛サプリメントというとBOSTONサプリも有名ですが、あれも個々の成分の含有量は非公開であるため、しっかりと公表しつつ必要十分な料を配合するイクオスサプリEXは貴重な存在です。

コストパフォーマンスの観点では育毛剤とのセットがベストですが、定期コースであればサプリメントだけでもかなりお得なので、忙しくて栄養まで気を使っていられないという方はぜひ試してみて下さい。

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効果の大きいおすすめ育毛剤は?

育毛剤イクオスおすすめ

数ある育毛剤の中でもっともコストパフォーマンスに優れるのがイクオスEXプラスです。

これまで育毛剤61種、サプリメント46種だった成分数は2019年10月のリニューアルで育毛剤であるイクオスEXプラスが124種、イクオスサプリEXプラスが58種と大幅にパワーアップ。注目成分アルガス-2もより効果を高めたアルガス-3へ。

イクオスサプリEXプラスのノコギリヤシや亜鉛含有量もさらに増えており、もはやチャップアップやブブカゼロは過去のものと言っていいでしょう。イクオスEXプラスはそれほど突き抜けた存在になってしまいました。

価格面においても約5,000円の育毛サプリメントがセットになっているとは思えない初回6,980円、2回目以降7,980円。税込価格でも2回目以降8,778円とチャップアップの9,090円よりお得です。

育毛剤選びに迷ったらまずはこれを使っておけば間違いないでしょう。

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