育毛シャンプーで髪の毛は生えるのか?

育毛シャンプーで髪は生える?

薄毛が気になりだした人の多くが対処法としてまず手に取るのが育毛シャンプーです。お手軽なのがその理由なのでしょうが、これで髪の毛が生えるのか不安に感じている人も多いのでは?

世の中には「育毛」と名の付く、もしくはそれっぽい雰囲気を漂わせているシャンプーが溢れており、これられを使えば髪が生えるのではないかと期待している人もいるでしょう。果たしてこれら育毛シャンプーで髪は生えるのでしょうか?

そんな育毛シャンプー、最も有名どころではCMなどでお馴染みのアンファースカルプDが挙げられるでしょう。実際に手に取った方も多いのでは?

しかし、こういったシャンプーは価格的に3,000円~4,000円くらいと決して安いものではなく、私たちハゲとしては「育毛シャンプーで髪の毛が生えるのかどうか?」という問題は非常に気になりますよね。

  • 育毛シャンプーで毛は生えるのか?
  • 生えるならどの程度なのか?
  • どんなところに注目するべきなのか?

色々と不明瞭な点はあると思いますので、一つひとつ、できる限り疑問に答えていきたいと思います。

育毛シャンプーで髪の毛は生える?

まず、「育毛シャンプーで髪の毛は生えるのか?」という核心について。結論から書くと、育毛シャンプーで髪は生えません

「じゃあこの話題終わっちゃうじゃん」

いえいえ、この話には当然続きがあって、そもそも「育毛」というものにはある程度明確な定義があるのです。

■育毛の定義とは

「育毛」というのは今ある髪の毛を太くしたり成長を早めたり、抜け毛を予防したりといったものを指す。

髪の一本一本を強くしつつ抜け毛を予防することで、結果として髪の毛が増えたり濃くなったりといったことをサポートする…それが育毛。育毛シャンプー(薬用シャンプー)はもちろん育毛剤も例外ではない。

「髪の毛が生える」「発毛」と明記できるのは発毛剤のみで、日本においてはフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つの成分だけ。

つまり育毛シャンプーはもとより育毛剤ですら「髪が生える」とか「発毛する」という文言は法的に使うことはできず、それはイクオスなど効果の高い育毛剤に本当に髪の毛を生やす効果があったとしても…です。

■シャンプーの育毛成分は育毛剤に比べ少ない

育毛シャンプーにはグリチルリチン酸ジカリウムやセンブリエキス、ビワ葉エキスなどなど育毛剤と同じような成分が配合されている場合が多いもの。しかし育毛剤に比べると一つひとつの成分量は少ない傾向にあります。

例えば高い効果を望めるキャピキシルやピディオキシジルといった注目の成分を配合しているスカルプシャンプーが存在しますが、その含有量は育毛剤が2~5%くらいなのに対しシャンプーは1%程度。

当然ながら育毛剤より効果が落ちるのは仕方のないところ。

ただし、それはトップクラスの育毛剤と比べた場合のもの。低レベルな育毛剤と高レベルな育毛シャンプーを比べると、後者の方が成分的に優れている場合が多々あるのも確か。

■シャンプーは短時間で洗い流してしまう

育毛剤は頭皮に塗布したら浸透・乾燥するまで放置しますよね。そうすることによって頭皮の奥まで浸透させ効果を発揮するから。しかしシャンプーは当然ながら洗い流す必要があります。

育毛シャンプーの多くは2~5分ほどの泡パックを推奨してはいるものの、育毛剤に比べ有効成分が留まる時間はどうしても短くなってしまうため、効果もそれに応じた程度になってしまうのは致し方ないところ。

とはいえ、育毛シャンプーの中には下手な育毛剤より成分に力が入っており効果が期待できそうなものが存在するのも確か。そういったものは5分程度の泡パックでも十分な効果が得られるでしょう。

■育毛シャンプーは存在しない?

髪の毛に良さそうなシャンプーを「育毛シャンプー」とひとくくりに呼ぶことが多いものの、薬機法(旧薬事法)では育毛効果があるシャンプーというのは存在しません。育毛シャンプーというジャンルも。

育毛剤と同じ医薬部外品のシャンプーは「薬用シャンプー」に分類され、育毛剤と同じような育毛効果を謳うことはできません。医薬部外品の薬用シャンプーといえど抜け毛予防や発毛促進効果を謳うことはできないのです。

しかも、いわゆる“育毛シャンプー”の中には医薬部外品でないもの…つまり化粧品扱いの商品の方が多く、効果はさらに限定されます。

効果が高い育毛剤ですら謳うことができない「髪の毛が生える」などの発毛効果を、シャンプーに期待するのは無理があるのです。

ただし、それらはあくまで薬機法にのっとった表現の話であり、発毛効果が望める育毛剤や育毛効果が望めるシャンプーというのは確実に存在します。法的な観点から具体的な商品名を挙げることはできませんが。

どの商品がそれに該当するのかは今後の文面から察してください。

シャンプーでも一定の育毛効果は見込める

育毛シャンプーの育毛効果

改善が容易ではない男性型脱毛症(AGA)の人の髪を育毛シャンプーの効果のみで生やすというのは厳しいものがありますが、一定の育毛効果や、育毛剤との相乗効果は十分に期待できます。

それはなぜか?

■頭皮にしっかり吸収させることができる

一般的に育毛剤はお風呂上りなど頭皮の汚れや皮脂などを取り除いた状態で使います。一見すると最も育毛剤が吸収されやすい状況ではあるものの、実は頭皮がお風呂のお湯を吸っていて吸収しづらい状況ともいえるのです。

一方でシャンプーは髪をざっと素洗いした後に使用しますよね。それはつまり頭皮や髪の毛がほぼ乾燥している状態で使うことになります。

洗い終わった後に数分間の泡パックをすることでお湯を吸っていない頭皮にしっかりと育毛成分が浸透することになります。そういった面では育毛剤より恵まれた環境にあると言えるのではないでしょうか。

■育毛剤を使うならノンシリコンは必須条件

育毛シャンプーはほぼ100%ノンシリコン…つまりシリコンを使っていません。

一方、ラックスやエッセンシャルなど市販の安価なシャンプーのほとんどはシリコンを配合しており、髪にツヤや滑らかさを演出する一方でそれは頭皮や毛穴にもコーティングをしてしまう結果に。

「シリコンで毛穴が詰まるなんてことはない」「仮に多少詰まっても分泌される皮脂や髪の成長で押し出される」なんて声も聞きますが、育毛剤を使うのは風呂上り直後。皮脂の分泌や髪の成長など待っていられません。

そこへいくとノンシリコンシャンプーの場合そういったコーティングは行いませんから、頭皮や髪にしっかりと育毛成分を浸透させることができるのです。

もちろんこれは育毛シャンプーに配合される様々な育毛成分の浸透に関わってくるのは言うまでもありません。

髪の毛の成長を阻害し、シャンプーや育毛剤の成分の浸透を邪魔する可能性があるシリコンを配合しないことで、抜け毛予防や育毛促進効果が期待できるのです。

■頭皮の環境を健やかに保つ

市販されている一般的なシャンプーはシリコンを配合しているうえ、大半は高級アルコール系や石油系の洗浄成分(界面活性剤)を使用しています。

これは非常に安価かつ強い洗浄力が特徴となっていて、数百円という価格で提供するためにはこれら洗浄成分を使うのは自然の流れ。しかし強すぎる洗浄力で過剰に皮脂を奪ってしまうため頭皮には決して優しくありません。

台所や仕事で洗剤を頻繁に使っていると手がガサガサに荒れてしまうことを想像してもらうを分かりやすいでしょうか。

一方、育毛シャンプーのほとんどはアミノ酸系の洗浄成分を使用しています。

これは石油系のものとは違い洗浄力はマイルドで、頭皮の皮脂を取り去ってしまうようなことはないため頭皮が荒れることを防ぐことができるメリットが。一方で高価であることがネックで安いシャンプーにはおいそれと使えないのです。

マイルドなアミノ酸系の界面活性剤に加え抗炎症作用や保湿効果を持つ様々な育毛成分が配合されているため、頭皮の環境をしっかりと守ることに。それは抜け毛の予防にも繋がります。

「髪を生やす・育毛する」とうよりは「髪が生える土壌を作る・守る」という性質…それが育毛シャンプーの立ち位置になるでしょうか。

シャンプーのどんな点に注目すればいいのか?

育毛シャンプーの注目点

一口に「育毛シャンプー」「スカルプシャンプー」といっても、その内容は玉石混交。シャンプーを選ぶ際どんな点に注目すればいいのか気になるところですよね。

具体的に例を挙げていくと…

■洗浄成分・シリコン

まず、最低限髪の毛や頭皮に悪影響を与えないシャンプーの条件として…

  • 洗浄成分(界面活性剤)に何を使っているか?
  • ノンシリコンかどうか

この2点を見ておく必要があります。

基本的に2,000円以上するようなシャンプーのほとんどは洗浄力が強すぎない「ラウロイルサルコシンTEA」「ココイルグルタミン酸TEA」などのアミノ酸系洗浄成分とノンシリコンですが、ものによってはアミノ酸系ではない場合もあります。

高価なシャンプーに「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などに代表される高級アルコール系・石油系を使っていることはまず考えられないものの、洗浄成分はきちんとチェックしておくべきです。

また、相性の良いアミノ酸系洗浄成分とベタイン系洗浄成分を組み合わせている場合も多いため、「アミノ酸系だけじゃない!」と勘違いしないようにして下さい。

シリコンが入っているかどうかも重要です。

シリコンは頭皮に悪影響を与える可能性があるうえに、髪の毛をコーティングしサラサラにする作用があるため、薄毛の人が使うとボリュームが出ず薄さが強調されてしまいます。

洗浄力が強い高級アルコール系洗浄成分と違い、マイルドなアミノ酸系洗浄成分のシャンプーであればシリコンが入っていなくてもキシキシゴワゴワすることはほとんどないため、ノンシリコンは良いシャンプーのひとつの基準といえるのです。

■育毛成分

育毛系のスカルプシャンプーであれば、当然どんな育毛成分が入っているかもチェックするべき。

多くの商品には育毛剤でも使われるような自然由来成分を使用しており優れた保湿効果や抗炎症作用を持っていますので、様々な成分から幅広く効果を引き出すためにもこういった成分は10種くらい欲しいところです。

頭皮環境を整えるセンブリエキスやグリチルリチン酸など育毛剤の定番成分を配合しているものから、中にはキャピキシルやピディオキシジルといった注目成分や発毛成分ミノキシジルを配合したものも存在します。

シャンプーでは毛が生えないとはいえ、このレベルの成分が配合されると効果を期待せずにはいられない…といったところでしょうか。

■ノンシリコンとアミノ酸系などマイルドな洗浄成分は絶対条件
■キャピキシルなど注目成分や、中にはミノキシジルを配合するものも

ハゲが使ってはいけないシャンプー

薄毛の人が使うべきでないシャンプーは?

ここまで育毛に関するシャンプーを取り上げていますが、逆にハゲが使ってはいけないシャンプーとはどういったものなのでしょうか?

基本的にシャンプーで髪の毛が生えることはないものの、質の悪いものを使えば抜け毛が増えたり薄毛を助長したりすることは十分に考えられます。最もそのリスクが高いのはドラッグストアなどに売っている有名かつ安価なシャンプーです。

男性用にしろ女性用にしろ500円以下で買えるようなものはほぼ間違いなく「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」など高級アルコール系・石油系の洗浄成分を使っているので避けるべき。

そして、これら洗浄成分を使用しているものはシリコンがセットになっている場合がほとんど。育毛剤を使っている人は効果を最大限引き出すためにもシリコン使用のものは避けたほうがいいでしょう。

シャンプーは「安かろう悪かろう」が顕著。今ある髪の毛を守り育毛剤との相乗効果を考えるなら安いシャンプーは使うべきではありません。

シャンプーで髪は生えないが…

美容室に行ったことがある人であれば分かると思いますが、そういったお店では市販の安いシャンプーを使用することはほとんどなく、育毛シャンプーと同様にアミノ酸系など高価な洗浄成分を使用しつつノンシリコンのものを使用します。

お店の利益のため…という側面も否定はできないものの、こだわりのある店ほどシャンプーにも妥協しない傾向があり、それだけ髪や頭皮にとってシャンプーは重要だということの裏返しでもあるのです。

確かに育毛シャンプーの使用によって髪の毛が生えることはほとんどありません。しかし育毛効果…今ある髪の毛を太く元気したり、ハリやコシを出したりする効果なら期待できます。

一方、間違ったシャンプーを使用すればハゲを加速させてしまうばかりか、育毛剤の効果を弱めてしまう可能性も考えられるのです。

育毛シャンプーは値段的には決して安くはありません。とはいえ多くのものは1本で2ヶ月ほど使えるため育毛剤に比べればずっとリーズナブル。育毛への入門はもちろん本気で育毛・発毛に取り組んでいる人はシャンプーにもこだわってみて下さい。

効果見込めるおすすめ育毛シャンプー

最後に、いくつかおすすめの育毛シャンプーを紹介します。

■haru 黒髪スカルププロ

おすすめシャンプー haru kurokamiスカルプ 男女ともにおすすめできる最もバランスの良い育毛シャンプーといえば「haru kurokamiスカルプ」が挙げられます。

一応女性をターゲットにしているシャンプーですが、成分的には男性が使っても何ら問題がない…どころか素晴らしいので男性にも強くおすすめしています。

22種の育毛・エイジングケア成分の中にはミノキシジルの3倍の育毛効果があるとされるキャピキシルも配合。加えて内容量は400mlと多く使用期間は2~3ヶ月。本来女性向けとあって価格も定期コースで2,880円と男性用に比べ安価。

定期コースに期間の縛りはないためいつでも解約できますし、シャンプーとしては珍しく30日間の全額返金保証が付くなど至れり尽くせりです。

haru kurokamiスカルプの詳細

■BAKUシャンプー+トリートメント

おすすめシャンプー BAKUシャンプー 若干胡散臭いAV男優がイメージモデルとあって怪しい雰囲気を漂わせていますが商品自体は至って真面目に作られているシャンプー。

ミノキシジルとほとんど同じ分子構造であるため「ミノキシジル誘導体」とも呼ばれるピディオキシジルを配合しており、それ以外にもセンブリエキスや褐藻エキス、オウゴンエキス、ビワ葉エキスなど育毛剤の定番成分も配合。

内容量は500mlと非常に多く単品では2,380円、トリートメントとのセットは3,780円。2,000円相当のリジンのサプリメントが付くセットでは4,180円と非常にお得感がある価格設定。

BAKUシャンプーは個人輸入を行っている業者が製造・販売していることから、スカルプDやチャップアップシャンプーなどとは販路が違い目立つことはありませんが、隠れた名品といえるでしょう。日本製であることも見逃せない。

BAKUシャンプー+トリートメント

効果の大きいおすすめ育毛剤は?

育毛剤は数あれど、もっとも高い人気と信頼性を誇るのがチャップアップです。

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