タバコを吸ってもハゲない方法とは
年々喫煙率は下がってきているとはいえ、働き盛りに男性にはタバコを吸っている人も多いのでは?しかし喫煙は薄毛の原因の1つとされ気になりますよね。タバコを吸ってもハゲない方法ってないのでしょうか?
喫煙率が最も高い年齢層というのは30~40代。しかしこの年代はまさに薄毛になりだす年齢とも重なり、「もしかしたらタバコが原因かも…」と不安に感じながらも止められない人は多いでしょう。
禁煙できればそれに越したことはなく、育毛関連のサイトや書籍でも当然のように禁煙を勧めてきますが…やっぱ辛いですよね。
ここではタバコによる髪の毛への害を極力減らす方法を考え、どうにか共存の道を探っていきたいと思います。
タバコで薄毛になるとされる原因
タバコによる薄毛への圧力をできる限り緩和する方法を考える上で、まずは喫煙によりどういったメカニズムで薄毛になるのかを知っておく必要があります。
喫煙でハゲるとされる主な要因を挙げてみると…
■血行が悪くなる
おそらく誰もが真っ先に思い浮かぶであろうタバコの害が血管縮小作用による血流の悪化ではないでしょうか。
血流の悪化により頭皮に酸素や栄養が行き渡りづらくなり、結果髪の毛の生産が滞りがちになり薄毛になってしまうというもの。
ただ、生活の中に血行を悪くする原因となるストレスなどが溢れていますし、血行を促進させても薄毛は思うように改善しないことから、薄毛に対してはそれほど大きな影響はないのかもしれません。
■ビタミンを破壊・消費する
タバコを吸うとビタミンCが破壊・消費されるという話を機来たことがある人も多いと思います。
このビタミンC、主に美容面に必要な印象を抱いている人もいらっしゃるかもしれませんが、後述する活性酸素を除去する抗酸化作用があることでも知られており、体の老化予防に欠かせない成分。
ビタミンCの1日の必要摂取量は100mgとされるなか、タバコを1本吸うと約25mgが消費されるといわれます。つまり4本吸うと1日のビタミンC必要量が消費されてしまう計算に。
また、ビタミンCの陰に隠れていますが、喫煙はビタミンEも消費します。
ビタミンEはビタミンC以上の抗酸化作用を持ち、さらにこの2つは相乗効果により抗酸化力を強める働きがありますので、薄毛改善にとっても必要とされる成分なのです。
■活性酸素が増える
タバコの煙には「過酸化水素」という活性酸素が多量に含まれており、かつ喫煙自体にも体内で活性酸素を生み出す作用があります。
活性酸素は増えすぎると体の正常な細胞を酸化・変質させ老化を早めることが知られています。これは毛母細胞や毛乳頭細胞も例外ではありません。
■DHTが増える
以前、ハーバード大学の公衆衛生学部の調査により喫煙で薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)が平均13%増えるという研究結果が公表され話題になったことがあります。
タバコを吸うだけで男性型脱毛症(AGA)の直接の原因であるDHTが増えるというのは恐ろしい話です。
タバコのネガティブ面を取り除く方法
上記のようにタバコには様々な薄毛の要因があり、それだけに「ハゲたくないなら禁煙しろ」という風潮に繋がっているのですが、これらの影響を軽減し薄毛を食い止める方法もあるはず。
具体的なものを挙げると…
■ビタミンなど抗酸化作用の強い成分を補う
タバコでビタミンCやEが消費されてしまうのであれば、外からそれを補えばいい…かなり乱暴な考え方ですが、一応理にはかなっています。
ビタミンCが多い食品は野菜や果物、日常的なものであればパプリカやブロッコリー、キウイフルーツ、柿、イチゴなどに多く含まれています。
一方でビタミンEはひまわり油やべにばな油など油脂類に多く、食べ物ならアーモンドや落花生などのナッツ類、魚介類にも比較的多く含まれています。
そんな中で注目したいのが赤パプリカ。
上でも書いたように色付きのパプリカにはビタミンCも多く含まれているため、赤パプリカを食べればビタミンCとビタミンEが同時にしっかりと摂取できます。
一方、他の抗酸化作用がある成分を摂取するという方法も。
代表的なのはトマトに含まれるリコピンや、ニンジン、かぼちゃに多いβ-カロテン、そして紅鮭に多く含まれるアスタキサンチンあたり。これらは非常に強い抗酸化力を持っています。
かぼちゃはビタミンCやビタミンEも比較的多いためおすすめ。
タバコを吸うと活性酸素が増えてしまうと同時に、それを除去するビタミンCやビタミンEが消費されてしまうため、抗酸化作用のある成分を意識的に摂取することが重要になります。
近年薄毛と活性酸素の関係が注目されているのも頷ける。
■血流改善に努める
タバコを吸うと血管が収縮し血行が悪くなってしまいます。
1本吸った際に血管の収縮が起きる時間は20分程度とそれほど長いわけではありませんが、仮に1日20本吸うとすればその時間は単純計算で400分にも及びます。
仕事中であればちょっとしたストレッチをこまめに行う、休みであれば有酸素運動を30分程度行うようにすればタバコの血流悪化を緩和することができます。
日常生活において血管を収縮させてしまう原因の多くはストレスになりますので、これを軽減させるのも大きな効果が期待できます。しかし仕事をしていると「ストレスを溜めるな」といっても難しい話。
ちょっと体を動かせば血行も改善しますし、思わぬストレス解消になったりすることも。そのストレス解消が薄毛改善に繋がることもありますので、騙されたと思って取り入れてみて下さい。
■減煙する
止めろとは言わん、少し減らせ。
「タバコはちょっと吸っただけでも多大な害がある」といった脅し文句で禁煙を迫る場面をよく目にします。しかし本数が多ければ多いほど悪いのは確かで、裏を返せば少なければ害も減少する。
タバコって「この状況だったら吸う」といった慣性で吸っている場面も多くありますので、タバコを吸う前に「本当に吸いたい?」と自分に問いかけると思わぬ本数減に繋がるケースが多々あります。
本数を減らせばハゲの原因とされるDHTの増加も抑えられるでしょうから、可能であれば吸う本数を減らすことも考えるべき。
■電子タバコに替える
従来の紙巻きタバコに比べ悪影響が少ないとして近年注目されている「iQOS(アイコス)」や「プルーム・テック」に替えるというのもひとつの手。
ただ、どの程度の影響があるか分かっていない面もあり、一部では「紙巻にはない有害物質がある」なんて話もあるため、これが薄毛リスクを低下させるとは必ずしも言い切れないが。
■育毛剤・発毛剤を使う
最終手段としてはやはり育毛剤などの使用に行きついてしまいます。抜けるならそれ以上の発毛促進効果で補うという乱暴かつ豪快な考え方。
育毛剤にはDHTの生成を抑制したり血行を促進させたりする成分が多く含まれており、チャップアップやイクオスのように育毛サプリメントがセットのものであれば、体の内側からもDHT抑制やビタミンやミネラルの摂取といった育毛に取り組めます。
喫煙が引き起こす薄毛を補って余りあるほどの効果があるのが育毛剤ですから、薄毛が止まらない場合は育毛剤の使用を検討するべき。
実はそれほど多くない?喫煙者のハゲ
タバコでハゲるというのはもはや常識と思えるくらい浸透してきていますが、周囲を見渡すとタバコを吸っていてもフサフサの人間って結構多いんですよね。
正直言うとデブのほうが遥かにハゲている印象。
喫煙によって悪化する血流やビタミンの消費程度で薄毛になることはないという説も根強く、また約13%増えるとされるDHTも、それを受け止めるレセプターの感受性が強くなるわけではないので影響はほとんどないとも。
「百害あって一利なし」と言われるほど様々な悪影響があるタバコですから、髪の毛にとってプラスに働くことはないにしても、過度に恐れる必要もないのかもしれません。
その薄毛、原因はタバコではないのかもしれませんよ。
タバコと上手に付き合おう
薄毛の原因になるとされているタバコですが、それが具体的にどの程度影響するのか見えてこない面も多々あります。
それでも体にとっては確実に悪影響を及ぼすもので、髪の毛にも何らかの悪影響があると考えるのが自然でしょう。
「じゃあ禁煙しろ」と言うのは楽だが、タバコが人生の楽しみの一つになっているケースも非常に多く、「タバコを止めた方が幸せ」なんて考え方は善意の押しつけに他ならない。
タバコの悪影響を軽減させ薄毛を改善する方法はいくらでもありますし、そもそもその薄毛がタバコによるものかどうかも分からない。
タバコはあくまでも嗜好品。悪影響を理解しつつも上手に付き合っていくという選択肢があってもいいのではないでしょうか。
育毛剤という最終手段もあるしね。
効果の大きいおすすめ育毛剤は?
数ある育毛剤の中でもっともコストパフォーマンスに優れるのがイクオスEXプラスです。
これまで育毛剤61種、サプリメント46種だった成分数は2019年10月のリニューアルで育毛剤であるイクオスEXプラスが124種、イクオスサプリEXプラスが58種と大幅にパワーアップ。注目成分アルガス-2もより効果を高めたアルガス-3へ。
イクオスサプリEXプラスのノコギリヤシや亜鉛含有量もさらに増えており、もはやチャップアップやブブカゼロは過去のものと言っていいでしょう。イクオスEXプラスはそれほど突き抜けた存在になってしまいました。
価格面においても約5,000円の育毛サプリメントがセットになっているとは思えない初回6,980円、2回目以降7,980円。税込価格でも2回目以降8,778円とチャップアップの9,090円よりお得です。
育毛剤選びに迷ったらまずはこれを使っておけば間違いないでしょう。
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