ミノキシジルタブレット(ミノタブ)徹底比較

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ミノタブはどれがいい?

最強の発毛剤との呼び声も高いミノキシジルタブレット。

フィナステリド(プロペシア)やデュタステリドと発毛のメカニズムが違うことから併用している、併用を考えている人も多いと思います。しかしいくつか種類がありどれがいいか悩んでいる人も多いのでは?

基本的にはどの商品も成分含有量のラインナップは似通っており、特に男性にとって5mgと10mgは定番。それだけにどれも一緒のように感じるものの、製造国や価格には差がありますよね。

いったいどのミノキシジルタブレットを使えばいいのか?いくつかの面からあなたに最適なミノタブを探してみたいと思います。

ミノキシジルタブレットの種類

ミノキシジルタブレットの説明は「最強の発毛剤 ミノキシジルタブレット」で書いているので割愛します。

ここで比較するのは現在4種販売されている以下のミノキシジルタブレット。

  • ノキシジル(Noxidil)シートタイプ
  • ノキシジル(Noxidil)ボトルタイプ
  • ミノキシジルタブレット(Lloyd)

ノキシジルは中身自体同じ商品ながらシートタイプかボトルタイプかという使い勝手の違いと共に価格面でも違いがあるということで、一応別商品として取り扱っています。

後は比較的新しいLloyd社製のもの。2019年夏ごろまではアメリカ製のミノキシジルタブレットも存在していたのですが、価格が高く思うように売れないからなのか販売を終了してしまっています。

ミノキシジルタブレットの製造国とメーカー

まずは信頼性に直結する製造メーカーと国について取り上げてみます。

商品名 製造国 製造メーカー
ノキシジルシートタイプ タイ T.O. Chemicals Ltd
ノキシジルボトルタイプ タイ T.O. Chemicals Ltd
Lloyd社製ミノキシジルタブレット フィリピン LLOYD LABORATORIES, INC.

日本人の感覚からいうとこれら2ヶ国の信頼性は決して高くはないでしょう。少し前まで存在したアメリカ製のミノキシジルタブレットがあれば、間違いなくこれが信頼性NO.1だったのですが…

ただ、タイのT.O.Chemicals LtdにしてもフィリピンのLLOYD LABORATORIES, INC.にしても、新興国はもちろんアメリカなどの先進国にも拠点を持つジェネリック医薬品の大手メーカー。

特にロイド社(Lloyd)はフィンペシアより安いフィナロイドを発売したり、2018年に日本のジェネリック医薬品大手日医工と業務提携したりするなど注目度と信頼性を高めていますね。

そもそも海外の薬品を扱う個人輸入代行業者として20年以上の実績と信頼性があるオオサカ堂やアイドラッグストアーでは独自にミノキシジルタブレットの成分鑑定を行っているので「偽物なんじゃないか…」という心配は無用。

実際にアメリカ製が存在した当時からノキシジルが圧倒的な人気を誇っていましたしね。やはり圧倒的な安さは何物にも代えがたいのでしょう。

ミノキシジルタブレットの価格比較

次にこの4つのミノキシジルタブレットの価格を見てみます。すべて100錠。

商品名 製造国 2.5mg 5mg 10mg
ノキシジルシートタイプ タイ 2,848円 3,132円
ノキシジルボトルタイプ タイ 2,185円 3,009円
Lloyd社製ミノキシジルタブレット フィリピン 3,400円 3,700円 4,000円

見てのとおりノキシジルが最も安く、特に製造時に錠剤をボトルの中に入れるだけで済むであろうボトルタイプの安さが光っています。

ノキシジルのシートタイプ以外のミノキシジルタブレットはすべてボトルタイプであるため、使い勝手面に大きな差はありません。

いかにも“薬”という感じで1錠1錠分けられているシートタイプがいいかボトルタイプがいいかは好みの問題か。衛生面や持ち運びのしやすさではシートタイプに軍配が上がるでしょうか。

ただ、ノキシジルボトルタイプの5mgは特に抜きんでて安いので、フィナステリドやデュタステリドとの併用により出費を抑えたいのであれば、やはりノキシジルのボトルタイプになってくるでしょう。

個人的には後発のLloyd社にもうちょっと頑張ってほしいなと感じています。フィナロイドではフィンペシアより若干ながら安い価格設定で出しているのだから、ここでもせめてノキシジルに匹敵する安さにならなかったものか。

とはいえノキシジルには2.5mgの設定がないため、低用量のミノキシジルタブレットが欲しい場合はロイド製しか選択肢がありませんが。

ちなみに、2019年まで存在したアメリカ製のミノキシジルタブレットは10mg100錠で約6,000円でした。いくら信頼性が高いとはいえ長く使う必要があるだけにノキシジルの約2倍の価格というのはちょっと厳しいですよね。

ミノキシジルタブレット比較のまとめ

基本的にミノキシジルタブレットを価格重視で選ぶなら昔からあるノキシジルが今もベストチョイスとなり、好みやシーンによってシートタイプかボトルタイプかを選ぶといった感じになるでしょうか。

私はやはり価格の安さからボトルタイプを選んでいます。万が一の外出時には小さいピルケースを用いるためシートにこだわる必要もありませんし。

一方、製造国などの信頼性を考えるならアメリカ製が良い…のですが、これが販売終了になってしまった現在、タイ製かフィリピン製しか選べないのが実情。

タイもフィリピンも同じ東南アジアの国々とあってあまり違いはない印象。であればタイのノキシジルで十分な気もします。もちろんボトルタイプ。

ただLloyd社製の場合、フィナステリド内服薬であるフィナロイドとのセット販売ではかなりお得になるという特徴も。価格的にはフィンペシア+ノキシジルとまったく同じ値段設定。

前述したようにLloyd社は日本の日医工と業務提携するなど信頼性は高い。そのためフィナステリド内服薬とセットで購入するのであればLloyd社製のミノキシジルタブレットが選択肢に入ってくるかと。

「初めて使うから軽いものを使いたい」という人や、低用量でも十分効果が出る女性であればLloyd製の2.5mgしか選択肢がないことも付け加えておきます。

また、ミノキシジルタブレットには相応の副作用リスクがあるため、可能な限り医師の判断のもと処方してもらうようにしてください。

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