QEPPER(ケッパー)はイクオスと比較してどう?
競争の激しい育毛剤市場において2015年、また新たな育毛剤が発売されました。
それは昼の情報番組である「バイキング」で育毛に効果があると紹介され注目を集めた「ラズベリーケトン」を配合する「QEPPER(ケッパー)」という育毛剤。
この新たな育毛剤は、サプリメントが付属する定期コースが存在する点や価格において大人気育毛剤であるイクオスやチャップアップと共通点が多く、実際にこれらを意識して作られた育毛剤と推測されます。
後発でありながらチャップアップやイクオスと類似感のあるQEPPER(ケッパー)。常識的に考えればすでに人気を不動のものにしているこれら育毛剤より勝る点が多くないと勝負にならないはず。
ここではサプリメント付き育毛剤の中で最もコストパフォーマンスが高いイクオスと、新たな育毛剤ケッパーを徹底的に比較したいと思います。
QEPPER(ケッパー)との成分は?
ではまずイクオスとQEPPER(ケッパー)の成分を比べてみましょう。
QEPPER(ケッパー)の育毛成分は以下のように有効成分3種とその他の成分8種の計11種となっています。
●その他の成分:冬虫夏草エキス、ショウキョウエキス、海藻エキス-1、ビワ葉エキス、ヒオウギ抽出液、チンピエキス、アロエエキス-2、香料(ラズベリーケトン)
11種…
チャップアップは70種、イクオスは2016年9月の大幅リニューアルで31種から61種に倍増させている状況でQEPPER(ケッパー)の11種というのはあまりにもインパクト不足に感じます。
実際に全成分を比べてみましょう。
ケッパーとイクオスの全成分比較
イクオス | QEPPER(ケッパー) |
---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム 塩酸ジフェンヒドラミン センブリエキス 精製水 海藻エキス(1) 海藻エキス(5) ビワ葉エキス オウゴンエキス ボタンエキス イエローヒマラヤンラズベリー根エキス カンゾウ葉エキス ニンジンエキス シラカバエキス クワエキス コンフリーエキス シナノキエキス ヒキオコシエキス(1) ヒオウギ抽出液 ドクダミエキス クララエキス(1) ベニバナエキス(1) セージエキス シャクヤクエキス ジオウエキス ダイズエキス アシタバエキス クロレラエキス ローマカミツレエキス アルニカエキス オドリコソウエキス オランダカラシエキス ゴボウエキス セイヨウキズタエキス ニンニクエキス マツエキス ローズマリーエキス サクラ葉抽出液 天然ビタミンE グリシン L-アルギニン L-アラニン L-セリン L-バリン L-プロリン L-スレオニン L-イソロイシン L-ヒスチジン L-フェニルアラニン L-アスパラギン酸 L-メチオニン クエン酸 クエン酸ナトリウム ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 塩酸リジン L-ピロリドンカルボン酸 DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液 濃グリセリン 水酸化ナトリウム アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム ヒアルロン酸ナトリウム(2) 水溶性コラーゲン液(3) 1.3-ブチレングリコール 水素添加大豆リン脂質 ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 乳酸ナトリウム液 ラウリルジメチルアミンオキシド液 フェノキシエタノール D-パントテニルアルコール 無水エタノール エタノール |
グリチルリチン酸2K 塩酸ジフェンヒドラミン センブリエキス 冬虫夏草エキス ショウキョウエキス 海藻エキス-1 ビワ葉エキス ヒオウギ抽出液 チンピエキス アロエエキス-2 香料(ラズベリーケトン) |
いや、分かっていたんですけどね。この2つの育毛剤の全成分を比較すれば悲しい感じになることは。だってイクオスの61種に対してケッパーは11種ですからね。
考えようによっては「厳選した成分のみを高濃度で配合しているのかもしれない」という見方もできますが、成分含有量を明記していない以上その可能性は低いか。
ケッパーの一つひとつの成分が本当に高濃度であれば、それを前面に押し出すでしょうからね。しかしケッパーの公式サイトを見てもそういった気配なはい。
近年の育毛剤は多くの成分によって多角的な育毛を目指すのが主流。そういった点において11種の成分しか配合していないケッパーは時代遅れなのかもしれません。
有効成分は完全に同一
医薬部外品の育毛剤と名乗る上で必要になる3種の有効成分の方に目を向けると、「グリチルリチン酸2K」「塩酸ジフェンヒドラミン(HCl)」「センブリエキス」という組み合わせは両者とも完全に一致しています。
この組み合わせはインターネットを中心に販売する育毛剤として最も人気が高いチャップアップと同様であるため、後発のイクオスやケッパーが追随したと見るのが自然か。
ただ、3種の有効成分が同じとなるとケッパーにとってより厳しい状況になる。なぜなら、残り8種のその他の成分で独自性や有効性を演出する必要がありますからね。
QEPPERとイクオスの注目成分は?
では、ケッパーやイクオスの注目成分とは何なのか?
この2つの育毛剤の成分で最も注目すべきは、M-034と呼ばれる「海藻エキス-1(ミツイシコンブエキス)」をさらにパワーアップさせたイクオスのAlgas-2と、QEPPER(ケッパー)が最大の売りとしているラズベリーケトンでしょうか。
この2つの成分がどういったものか見てみると…
■Algas-2(アルガス2)
「M-034」という成分をご存知でしょうか?人気育毛剤であるイクオスやブブカ、チャップアップに配合され、「ミノキシジルと同等の育毛効果がある」として前面に押し出しているもの。
イクオスではM-034にプラスして「ペルベチアカナリクラタ」という別の海藻エキスを配合し、相乗効果を狙った「Algas-2(アルガス-2)」という新成分として展開しています。
その効果は絶大で、医薬品の発毛剤であるミノキシジルや、そのミノキシジルの3倍の育毛効果があるとされるキャピキシルローションより高い効果を示しています。
医薬部外品の育毛剤としてはもちろん、医薬品であるミノキシジルを用いたローションを含め最も効果が期待できる育毛剤として君臨しているのがイクオスと言っても過言ではないでしょう。
■ラズベリーケトン
一方、ケッパーの売りはラズベリーケトン。
ラズベリー(キイチゴ)の香り成分で、育毛やダイエットに効果のある「IGF-1(インスリン様成長因子)」が活発に分泌されるようになるとされ、昼の情報番組である「バイキング」でも育毛効果が紹介されました。
IGF-1は髪の毛の成長を促す成長因子としてたびたび目にする物質だけに、これが本当であれば期待できそうではありますが…
ただ、情報番組で取り上げられて割にラズベリーケトンがIGF-1を活性化するという明確なデータに乏しいのが実情。イクオスがミノキシジルやキャピキシルとの詳細な比較データを出しているのに対し、根拠不足は否めません。
実際、薄毛に効果があるだけのしっかりとした根拠があれば、他の育毛剤が追随してもおかしくないのですが、ケッパー発売から3年以上たったにもかかわらずラズベリーケトンを配合する育毛剤はほとんど目にしません。
ケッパーはラズベリーケトン以外は非常に凡庸なものが7種類という印象しかなく、また含有量や濃度についての明記も一切ないため特別濃密ということもなさそうです。
いわゆるM-034といわれる海藻エキス-1を配合してはいますが、イクオスの進化に比べるとやや時代遅れ感は否めないかと。
育毛剤の成分比較ではイクオスの圧勝という結論で間違いありません。
QEPPER(ケッパー)のサプリメントはどうか?
では次にサプリメントの成分を原材料名から見てみます。
公式サイトでプッシュしているのはイソフラボンとカプサイシン。同社では「ダブルインパクト」という同2成分をメインにした育毛サプリメントを販売しており、この2つ相乗効果でラズベリーケトン同様に髪の毛の成長を促すインスリン様成長因子(IGF-1)を分泌させる…というのが大きな売り。
ただ、イソフラボンとカプサイシンを摂取することでIGF-1が増えると提唱した名古屋市立大学の岡嶋教授は、19編の論文の捏造・改ざんに関わったとして停職6ヶ月の処分を受け、その後退職するという事態に。
捏造された論文の中にイソフラボンとカプサイシンを扱ったものが含まれているのかどうかは不明ながら、信頼性が失墜したのは言うまでもありません。
イクオスサプリEXとの比較
育毛サプリメントが付く定期コースが最大の売りであるケッパーですが、そのサプリメントの成分は少ないと言わざるを得ません。
実際、イクオスサプリEXと比べてみると…
イクオスサプリEX | ケッパーサプリメント |
---|---|
ノコギリヤシ種子エキス末 亜鉛含有酵母 フィッシュコラーゲンペプチド ダイズ抽出液(イソフラボン含有) ヒハツエキス末 ミレットエキス末 イチョウ葉エキス末 L-リジン L-バリン L-ロイシン L-イソロイシン L-メチオニン L-フェニルアラニン L-トレオニン L-トリプトファン L-ヒスチジン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 ナイアシン パントテン酸 ビタミンC 葉酸 L- シスチン ヒアルロン酸 フィーバーフュー乾燥エキス(ナツシロギク) カプサイシン L-アルギニン 高麗人参エキス ガニアシ ケラチン加水分解物 αリポ酸 生姜エキス ヨモギエキス 根昆布末 食用酵母 コエンザイムQ10 結晶セルロース サイクロデキストリン ステアリン酸Ca 微粒二酸化ケイ素 糖転移ビタミンP |
黒大豆種皮エキス 大豆イソフラボン バナナエキス ショウガエキス ヘマトコッカス藻抽出物(アスタキサンチン) ギャバ ヒハツエキス ホエイペプチド(シアル酸) 香辛料抽出物(カプサイシン) |
育毛剤同様圧倒的な差があります。
成分量もさることながらQEPPER(ケッパー)には育毛サプリメントの成分として定評のある「ノコギリヤシ」や「亜鉛」「フィーバーフュー」「ミレットエキス」も配合されておらず、またイクオスサプリEXで積極的に配合されているビタミンやアミノ酸も一切配合されていません。
ちなみにこの2つの育毛サプリメントは内容量31.5gと全く同一。内容量は同じだけど、ケッパーサプリの成分数が極端に少ない理由は、成分が少ない分一つひとつの量は多いのか、それともただ単に“スカスカ”なのか…
ちなみにQEPPER(ケッパー)のサプリメントが売りにしているイソフラボンとカプサイシンはイクオスサプリEXにも配合されています。
総合的な育毛という観点から考えると、ノコギリヤシや亜鉛といった基本すら押さえていないケッパーのサプリメントに期待するのは酷か。
定期コースに付属する育毛サプリメントもイクオスの圧勝とします。
最大の焦点、QEPPER(ケッパー)の価格は?
QEPPER(ケッパー)は育毛剤、サプリメント共に、ライバルとなるであろうイクオスに比べて成分数が明確に少ないものの、サプリメントが付いた定期コースが6,800円だった旧イクオスのように価格面で圧倒的アドバンテージがあればまた見方も変わってきます。
というわけで、多くの方が利用しているサプリメント付きの定期コースの税込価格をイクオスと比べてみます。参考までにチャップアップも加えてみましょう。
商品名 | 育毛剤成分数 | サプリ成分数 | 価格 |
---|---|---|---|
QEPPER定期コース | 11種 | 9種 | 9,720円 |
イクオス定期コース | 61種 | 46種 | 7,538円 |
チャップアップ定期コース | 70種 | 32種 | 9,090円 |
…ちょっと厳しいです。
後発でサプリメント付きの育毛剤ということでイクオスと色々と被るところがあるため、どうしても比較対象になってしまいます。
育毛剤成分数31種、サプリメントも貧弱で、チャップアップやブブカなどに比べ見劣りした旧イクオスは、その分定期コース税込み6,800円という価格面での圧倒的なアドバンテージで人気を博しました。
その後育毛剤の成分を61種と倍増させ、かつ弱点であったサプリメントの成分を15種追加、内容量も9gから31.5gと3倍超にパワーアップさせた上で上記の価格に改定した経緯があります。
一方のQEPPER(ケッパー)は育毛剤の成分11種、サプリメント8、9種、そして価格はイクオスより2,000円以上も高い9,720円…後発のサプリ付き育毛剤という点でイクオスともろ被りなうえに成分数において明確に劣り、そして価格も高いとあってはどこを褒めていいのかわからないというのが本音でしょうか。
現在の育毛剤の進化を鑑みるに、ケッパーは育毛サプリメント込みでも5,000円程度が妥当な気がします。
育毛剤屈指のコストパフォーマンスを誇るイクオスと比べるのは酷というものか…当然ながら価格でもイクオスの圧勝となります。
QEPPER(ケッパー)に使う価値はない?
商品を紹介する立場としてはQEPPER(ケッパー)に対し何かしらの良い点を見つけ販売に結びつけるべきなのでしょうが、少なくともハゲに悩む消費者という観点からはこれをおすすめする理由は見当たりません。
もっと独自路線を貫いてくれればイクオスやチャップアップといった人気育毛剤が効かなかった方に向け価値を見出せもするものの、イクオスやチャップアップと同じ路線なのに成分が圧倒的に少なく、価格も高いとあっては…
現状においてケッパーをおすすめする明確な理由が見当たりません。あえて挙げるとするなら、ラズベリーケトンがどうしても気になる人向けといったところでしょうか。
もしかしたらQEPPER(ケッパー)を販売する会社が自社製品の弱点に気付き、今後改良をしてくる可能性も考えられますので、そういった場合はその都度追記していきたいと思います。
とはいえ、発売から3年以上経ち各育毛剤が進化を遂げている中でケッパーは放置…もう改良するつもりはないのでしょう。
ケッパーとイクオスを比較してきましたが、言うまでもなくイクオスがおすすめという結論に。
返金保証 | 永久 | 初回割引 | ― | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
単品購入 | 7,400円 | 定期コース | 9,090円 |
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