発毛剤と育毛剤を効果・価格で徹底比較

はるか昔から男性の大きな悩みであったハゲ。近年は情報化が広がっているうえに日本人全体の平均年齢が上がっていることもあってより深刻な悩みになっている印象を受けます。

そんな薄毛の悩みを改善・解消してくれる可能性があるのが発毛剤や育毛剤の存在。しかし多くの商品が乱立する状況からどれを選べばいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか?

そんな状況を少しでも解決に導くよう、発毛剤と育毛剤の効果や価格、相違点など様々な面で比較してみたいと思います。

発毛剤と育毛剤の違いとは?

発毛剤と育毛剤の違い

薄毛が気になってきた方にとって救世主になるであろう発毛剤と育毛剤。「えっ、同じものなんじゃないの?」そう感じる方も多いかもしれませんが、この2つには明確な違いがあります。

発毛剤に関しては医療機関で処方されるプロペシアの主成分である「フィナステリド」と、ザガーロの主成分「デュタステリド」、そしてリアップなどに配合される「ミノキシジル」の3成分のみ。日本での扱いはすべて“医薬品”です。

一方、育毛剤は厚生労働省が「育毛効果が期待できる」と認可した成分を決められた量配合し、なおかつ各社が独自に色々な成分を配合したもので、分類はほとんどが“医薬部外品”となります。

ちなみに最近注目されているキャピキシル配合育毛剤は「厚生労働省に認可された成分を決められた量配合」という部分をクリアしていないので厳密には“化粧品”。しかしややこしいのでここでは便宜上育毛剤と呼びます。

つまり発毛剤と育毛剤の違いをザックリ書くと…

  • 発毛剤 … フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルを用いたもの
  • 育毛剤 … それ以外の頭皮・毛髪ケアローション

…となります。

ドラッグストアなどで市販されている発毛剤はミノキシジルを配合するリアップシリーズのみで、フィナステリド、デュタステリド内服薬はAGAクリニックや皮膚科などの医療機関で処方してもらう必要があります。

例外として、個人輸入を用いれば海外製の安いジェネリック医薬品が簡単に手に入りますが…これについては後述します。

発毛剤と育毛剤、髪を生やす効果が高いのは?

誰もが一番気になるのは「発毛剤と育毛剤、どちらの効果が高いのか?」という点ではないでしょうか。私たちハゲが望むのは若い頃のようなフサフサの髪を取り戻すことですからね。

結論から書くと効果が高いのは発毛剤です。

フィナステリドやミノキシジルといった発毛剤は世界中で医学的・科学的に発毛効果が認められています。つまり髪が生えなくなってしまったところから新たな毛を生やす効果があるというお墨付きを公的機関から受けた製品。

しっかりとした臨床試験を行い、厚生労働省やアメリカの食品医薬品局(FDA)などの機関から効果が認められているだけあって、効果に個人差はあれど薬自体の作用は確約されたようなもの。

ちなみにザガーロの主成分であるデュタステリドは厚生労働省から発毛成分として認可されているものの、これを認めているのは日本と韓国のみ。その点においてフィナステリドやミノキシジルより信頼性が劣ると見ることも。

高い発毛効果を示す発毛剤ですが、医薬品だけに副作用リスクがある点は大きなデメリット。特にフィナステリドやデュタステリドで確認される性欲減退や勃起障害といった性機能障害の副作用は男性にとって辛いところ。

育毛剤の効果は玉石混交

一方の育毛剤は基本的に発毛剤ほどの効果は望めない商品という位置づけに。

その理由は単純明快。髪の毛を生やす、発毛効果があると認められている発毛剤に対し、育毛剤はそういった効果が認められていません。薬機法によって発毛効果を謳うことすら禁じられているのです。

育毛剤の効果や目的は、現在生えている髪の毛にハリやコシを出したり、抜け毛を予防したりといったものが主。新たな髪の毛を生やすためのものではありません。

特定の成分では「ミノキシジルと同等の育毛効果」といったような比較をする場合もありますが、比べるのは育毛効果…つまり今ある毛をより太く早く育てる効果であり、的外れ感は否めません。

ただ育毛剤は発毛効果を謳ってはいけないと薬機法で決められているため、実際には発毛効果があったとしてそれを謳うことはできないという側面も。ゆえに育毛剤の効果は“未知数”と言わざるを得ないというのが現状です。

高機能な育毛サプリメントとセットになった育毛剤も存在するなど、総合的な効果は発毛剤にも劣らない商品があるのも確か。それでも育毛剤である以上「発毛する」とは口が裂けても言えないんですけどね。

一方で「どう考えても効果なんかないだろう」という商品が多いのも育毛剤の特徴。発毛剤と違い成分の自由度が非常に高いため、その効果はピンからキリまで。玉石混交と言って差し支えないでしょう。

また、育毛剤の大きなメリットの1つに副作用が少ない点が挙げられます。副作用リスクが懸念される発毛剤を嫌う人は多く、そういった場合は育毛剤がまず選択肢に入るのではないでしょうか。

ただ、強い作用を持つ成分には副作用があるのは当然という考え方も。「副作用が無いというのは効果が無いことの裏返し」と感じている人がいるのも確か。

間違いなく言えることは、現状では髪が生える根拠を示すことができる成分はフィナステリドとデュタステリド、ミノキシジルのみ。育毛剤に使われる成分はあくまでもメーカーなどが自称する参考値や自社データだということ。

実際には優れた育毛成分も複数存在するんですけどね。

特にミノキシジルの3倍の効果があるという触れ込みで一気に普及したキャピキシル配合の育毛剤には注目したい。価格もずいぶんこなれてきましたしね。

サプリメントが付属する育毛剤と発毛剤の比較

サプリメント付育毛剤と発毛剤比較

今現在人気の高い育毛剤はチャップアップやブブカ、イクオスなど定期コースで育毛サプリメントが付属するもの。育毛剤単体では発毛剤に敵わなくとも体の内部から育毛をサポートするサプリメントと併用することで高い効果が期待できます。

一方、発毛剤は多くの方がプロペシアなどのフィナステリド内服薬と頭皮に塗布するミノキシジル外用薬を併用しており、構図としてはフィナステリド内服薬+ミノキシジル外用薬vs育毛剤+育毛サプリメントの様相を呈しています。

どちらも「内服+外用」と体の内外から発毛や育毛にアプローチするという構図ながら、少なくとも“発毛効果”という観点から見れば当然ながらフィナステリドとミノキシジルに軍配が上がります。

というのも、サプリメントが付属し人気の育毛剤であるチャップアップやブブカ、イクオスはあくまでも“育毛剤”。発毛の根拠はなく、また育毛をサポートするサプリメントも髪の毛の成長に必要な栄養素を補うという性質のものだから。

フィナステリド内服薬のように薄毛を引き起こす男性ホルモンの生成を抑制するといった明確な根拠に乏しいと言わざるを得ないのです。

あくまでも根拠を最優先に考えるならですけどね。

数ある育毛剤の中でもチャップアップとイクオスは業界最高レベルの成分数を配合した育毛剤に、育毛成分として定評のあるノコギリヤシや亜鉛など多くの栄養素や成分を含んだ育毛サプリメントをセットにしています。

育毛剤や育毛サプリメントである以上、フィナステリドやミノキシジルのような発毛根拠はないし、それを謳うこともできません。しかしチャップアップやイクオスを使った人の多くが感じている確かな効果があるのは紛れもない事実なのです。

発毛剤と育毛剤の価格は?

ヘアケア商品の使用を考える上で効果と共に忘れてはならないのが価格です。

発毛剤や育毛剤は効果が出るまで最低でも3~6ヶ月の期間を要し、しかもその効果を維持するには使い続けなければならないため、月々の費用は非常に重要な要素となります。

一般的に効果の高さは価格に比例しますので、フィナステリドやミノキシジルといった効果の高い発毛剤は育毛剤に比べて価格が高くなると考えるのが常識。

医療機関でのプロペシアやザガーロを処方してもらうとともに、リアップX5プラスを併用するのであれば月々の費用は15,000円前後。育毛サプリメントが付属するチャップアップやイクオスの価格帯7,500~9,000円に比べると明らかに割高。

もうちょっと具体的に見てみましょう。

商品名 内容量 価格
プロペシア 28錠 6,000~7,000円
ザガーロ 30錠 9,000~10,000円
リアップX5プラス 60ml 7,611円
チャップアップ 120ml+36g 9,090円
イクオス 120ml+31.5g 7,538円

プロペシアやザガーロ、リアップX5プラス単品であればチャップアップやイクオスと同等レベルの価格ながら、発毛剤を併用しようとすると倍近い出費になってしまいます。

プロペシアのみ、リアップX5プラスのみと、育毛サプリメントがセットになったチャップアップやイクオス…どちらのほうが効果が高いのかについては様々な意見が飛び交っているものの、個人的には副作用リスクがほとんどないチャップアップやイクオスをおすすめしたい。

チャップアップの詳細

無添加育毛剤イクオスの詳細

キャピキシル育毛剤とミノキシジルの価格と効果比較

キャピキシル育毛剤とミノキシジル外用薬の比較

次に、育毛業界に革命を起こしたと言っても過言ではないキャピキシル育毛剤について見ていきます。

開発メーカーであるスイスのルーカス・マイヤー・コスメティックス社のデータによると、培養毛包を用いた試験においてミノキシジルの3倍の効果を発揮したキャピキシル。そのインパクトから日本でもこれを配合した育毛剤が一気に普及しました。

ただ、高価な成分ということもあって当初は定期コースでも1万円を大きく超える価格設定で、これにより使用を諦めた人もいるのではないでしょうか。

しかし最近は安いキャピキシルローションの登場や値下げによって1万円を切るものも増えてきました。ライバルとなるミノキシジル配合のリアップX5プラスと、比較的安価なキャピキシル育毛剤3商品の税込価格を比べてみると…

商品名 単品価格 定期コース価格
リアップX5プラス 7,611円
バイタルウェーブ 11,800円 8,200円
ボストン(BOSTON) 10,584円 9,504円
フィンジア 12,800円 9,980円

バイタルウェーブ、ボストン、フィンジアの3商品はどれも定期コースで購入すると1万円を切る価格になります。それでもリアップX5プラスに比べると若干高い。

しかし、開発メーカーが行った試験でミノキシジルより良好な結果が得られていることから、この程度の価格差であれば許容範囲なのかなという気もします。

また、本来血管拡張剤であるミノキシジルには副作用リスクが付きまといます。そういった点においてもリスクがほとんどないキャピキシルは優れています。

キャピキシル育毛剤はどれがおすすめ?

上記3商品以外にもいくつかのキャピキシル育毛剤が存在しますが、長期間の使用が前提となることを考えると選択肢はこの3つに絞られるのではないでしょうか。

価格的にはバイタルウェーブが頭一つ抜けた安さを実現しているが、この商品はキャピキシル5%以外の成分含有量が分からないという欠点が。せっかくのリデンシルも含有量が少なければ意味がない。

とすると、2017年末に大幅な値下げに踏み切ったボストンか、キャピキシル育毛剤の中で最も人気があるフィンジアの2択。どちらもキャピキシル5%以外に「ミノキシジル誘導体」と呼ばれるピディオキシジルを配合しているのが特徴。

ミノキシジルと酷似した分子構造を持つピディオキシジルはミノキシジルと同等の効果が期待され、ボストンが1.5%、フィンジアが2%配合しています。価格差約500円ということを考えるとややフィンジア優勢か。

キャピキシル育毛剤は、これから育毛剤や発毛剤を試してみたいという人はもちろん、既存の育毛剤やミノキシジル外用薬で効果が出なかった人に試してほしい商品です。

キャピキシル配合「フィンジア」の詳細

BOSTONスカルプエッセンスの詳細

個人輸入の発毛剤は安いが注意も必要

発毛剤個人輸入の注意点

厚生労働省から発毛効果が認められているフィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった発毛剤ですが、価格が高いのが難点。そのため、海外製の安価なジェネリック医薬品を購入する人が非常に多くなっています。

日本で購入する15,000円ほどかかるプロペシアやリアップX5プラスも、まったく同じ成分を配合した海外製の製品を個人輸入すると状況は一変。「最も安くお得に使える発毛剤の組み合わせ」でも取り上げているようにプロペシア+リアップX5プラスと同成分のものが月々2,000円ほどで収まってしまうのです。

そんなこともあって、本気で発毛に取り組んでいる方の多くは10年単位の超長期的な使用を視野に個人輸入を活用し負担を減らしています。

より効果の高い発毛剤が育毛剤よりずっと安い価格で使えるのであれば育毛剤に出番は無い…と考えても不思議はありませんが、そこには副作用と安全性、信頼性といった問題が付きまとう。

というのも、プロペシアと同じフィナステリド1mgのジェネリックは1ヶ月1,000円程度で使えるのが大きな魅力も、製造してるのはインドやタイ、フィリピンの製薬会社。

しかもこれらの企業はプロペシアやザガーロの特許が切れるのを待って発売された正式なジェネリック医薬品ではなく、同国の特許に対する甘い姿勢が生み出したコピー商品。ゆえに信頼性や安全性に懸念を抱く専門家も多いのが実情。

とはいえ、海外製プロペシアジェネリックの代表格であるフィンペシアやザガーロジェネリックのベルトリドなどを製造している製薬会社は世界中にジェネリック医薬品を流通させている大手でもあります。

日本で処方されるプロペシアやザガーロに比べれば安全性や信頼性に劣るのは間違いありませんが、大手製薬会社である以上ある程度の品質は担保されていると考えても差し支えありません。

薄毛に悩みながらも高価な育毛剤や発毛剤に二の足を踏む人は少なくありません。そんな人たちが利用する個人輸入の海外製ジェネリック。日本のものに比べ7分の1程度の価格で使用できるだけあって予想以上に多くの人が利用しています。

ただし、個人輸入であるため副作用などがあっても「自己責任」となってしまう点には十分注意してください。

フィンペシア1mgの詳細

ベルトリド0.5mgの詳細

発毛剤・育毛剤のメリットデメリット

発毛剤と育毛剤を比較した時、効果の高さと個人輸入を用いた場合の費用の安さから、すべての面において発毛剤が勝っているように感じますが、必ずしもそうではありません。

フィナステリドは前立腺肥大症向けの治療薬、ミノキシジルは高血圧患者に向けた血管拡張剤という生い立ちであるため、髪の毛を生やす効果以上に本来の作用が強く働き、それが副作用として出てくる可能性が高いのです。

一方、育毛剤は医薬品からの転用ではなく純粋に髪や頭皮に良い成分を配合しているため副作用はほとんどありません。育毛サプリメントに関しても基本は栄養補助食品ですからこちらも副作用の心配はなく、様々な栄養素を補給する点においてむしろ健康にはプラスに働くとみていいでしょう。

これらの事実から「副作用を覚悟しても髪の毛を増やしたい人が使う発毛剤」と「育毛と体への負担のバランスを考えた育毛剤」という住み分けが出来ていると言えるのです。

私なりにひとつの提案として…

  • 恋愛や結婚を視野に入れる独身男性は発毛剤
  • すでにパートナーがいる既婚男性は育毛剤

…という考え方もありだと思います、やや乱暴ですが。

また、先日「17型コラーゲン」の消失による薄毛の原因解明と、それを基にした薄毛治療の可能性が発表されたように、これからさらに効果的な治療法が確立されると思われますので、それまで髪の毛や毛根を少しでも残しておくために発毛剤を使うという考え方も。

ご自分の置かれている状況・環境を加味し育毛・発毛に対しどこまで望むのかを今一度冷静に考え、そして適切な発毛剤・育毛剤を選択するようにして下さい。


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