キャピキシルとミノキシジル どっちを使うべき?

新旧の強力育毛成分を徹底比較

キャピキシルとミノキシジルどっち

つい数年前まで髪が生える成分はミノキシジルとフィナステリドのみだった育毛業界ですが、近年の進歩は目覚ましく多くの成分が進出。中でも注目のキャピキシルをミノキシジルと比較してみましょう。

ミノキシジルは国内で唯一外用の発毛剤として認められている成分とあって、育毛成分はミノキシジルとの比較を行うことも多く、キャピキシルもその1つ。

「ミノキシジルの3倍の育毛効果」なんて言われることもあるキャピキシルですが、本当にそれだけの効果があるのかきになりますよね。

キャピキシルとミノキシジルの効果を示す客観的なデータから副作用、価格に至るまで様々な面で徹底比較していきますので、育毛剤選びの参考にして下さい。

ミノキシジルとキャピキシルの概要

ミノキシジルとキャピキシルを比較するにあたって、この2つがどういったものか詳しく知らないという人もいると思いますので、まずは簡単な概要から紹介したいと思います。

■ミノキシジルとは

ミノキシジルは本来高血圧の人に向けた血圧を下げるための血管拡張薬。服用した人の多くに髪の毛含め全身の毛が濃くなる「多毛症」の副作用が見られたことから、副作用の少ない外用薬としても使われるようになりました。

日本においては髪の毛が生える発毛剤として認められた第1号の成分であり、1999年に発売された大正製薬のリアップのみが流通しています。

本来持っている血行促進効果や、毛乳頭細胞や毛母細胞を活性化させる効果により発毛するとされており、世界的に効果が認められた成分ながら、副作用のリスクが付きまとう一面も。

特に内服薬であるミノキシジルタブレットは副作用が強いことで知られています。

■キャピキシルとは

キャピキシルはカナダのルーカスマイヤーコスメティクス社がまつげの成長を促進させる目的で開発したもので、その後髪の毛にも大きな効果が認められるとして育毛剤にも使われるようになった経緯があります。

培養細胞を用いた実験ではミノキシジルの3倍の効果が出たことで、その情報が独り歩きしている感もありますが、実際に効果を実感している人も多く存在します。

しかし、ミノキシジルに比べデータが少なく、また価格が高めというデメリットも抱えていて、ここをいかにクリアするかが普及のカギを握っていると見られます。

ちなみに、多くのキャピキシル育毛剤は5%配合となっていますが、これでは厚生労働省が定める医薬部外品の育毛剤の条件に該当しないようで、キャピキシルを用いたものは厳密には育毛剤ではなく「化粧品」となります。

ミノキシジルとキャピキシルの効果を比較

では具体的にこの2つの成分の効果を検証・比較していきましょう。

■ミノキシジルの効果

ミノキシジル外用薬は世界的に発毛効果が認められた成分で、多くの臨床試験や検証が行われているものの、視覚的に分かりやすくグラフ化したものはリアップX5のものしか見つからず。

ミノキシジル5%の効果

軽度改善まで含めれば20週(約5ヶ月)で90%以上に効果が出ており。その後は薄毛でない部分と同等レベルに髪が生える著明改善や、髪の毛は生えたもののそれほど密度が高くない中等度改善とともにじりじりと増えていきます。

プラセボ(偽薬)とミノキシジルを用いた二重盲検も活発に行われ、どの臨床試験でも有意な毛髪の増加が認められています。

■キャピキシルの効果

一方のキャピキシルはどうか?

キャピキシルはミノキシジルの3倍キャピキシルが「ミノキシジルの3倍の育毛効果」とされる所以は、開発元であるルーカスマイヤーコスメティクス社が行った試験による右図のデータによるもの。

これは培養された毛母細胞を用いた実験において、何も添加しない状況に比べミノキシジルは成長が52%促進され、キャピキシルにおいては156%もの育毛効果が示されたというもの。

ただ、これは培養細胞を用いたものなので、実際の人間の頭皮にそのまま当てはめるわけにはいきません。

そのため、実際に人間の頭皮を用いた検証を行ったのが下図。

キャピキシルはミノキシジルの3倍

左のグラフはA/Tレシオというもので、成長期にある髪の本数を休止期の髪の毛の本数で割ったもので、グレーのプラセボ(偽薬)では33%減少している一方で、キャピキシルを用いたものでは46%の増加を示しています。

そして右の写真は、上がキャピキシル使用前、下が使用後となっており、髪の毛が明らかに増えていることが伺えると思います。

ミノキシジルに比べ有意性を示しつつ人間の頭皮を使った試験で結果も出ているのですが、データの出所が開発メーカーで、かつしっかりとしたものがこれしか存在しないというのはマイナス点と言わざるを得ません。

ただし、データを出したとしてもぼやっとしたものばかりの日本の育毛剤メーカーに比べ、臨床試験に近いことまで行い公表している点は評価でき、ある程度の信頼性はあるのではないでしょうか。

…というか、翻訳が若干意味不明だから日本語で頼む…

気になる副作用は?

育毛剤と言えばやっぱり気になるのが副作用ですよね。

キャピキシルは高い育毛効果が期待できる一方で、副作用に関する報告は上がっていません。基本的にデリケートな部分から生えるまつ毛の成長を早める美容液を目的に開発されていますので、頭皮で副作用が出ることはありません。

一方、ミノキシジルは元々が血管拡張剤として使用されているものなので、ミノキシジルタブレットなどのような内服薬であれば、低血圧やめまい、動悸、それに伴う心臓への負担といった副作用が出る恐れがあります。

ただ、発毛剤のミノキシジルタブレットは血管拡張剤としての使用の5分の1の量である10mgが限度量とされていますので、副作用の頻度自体それほど高くありませんし、仮に何かしらの症状が出たとしても重篤なものになる可能性はほとんどありません。

外用薬になればもっと安全で、仮に副作用が出たとしてもほとんどは頭皮のかゆみやかぶれ程度のものという結果が臨床試験でも出ています。

とはいえ、ミノキシジル外用薬は医薬品だけに、注意書きには血圧や心臓に影響を及ぼす可能性やむくみを引き起こす可能性があると明記してあります。

副作用を心配すると、その思い込みだけで副作用らしきものが発現するプラシーボ効果も多く確認されていますので、心配な人は使用を避けたほうが無難かもしれません。

価格面ではミノキシジル有利か

新旧の強力な育毛成分であるミノキシジルとキャピキシル。誰もが気になるであろう価格面で比べてみると、昔からあるミノキシジルに軍配が上がります。

日本で唯一のミノキシジル外用薬であるリアップX5プラスなら約7,600円。一方でキャピキシルを配合した育毛剤は最も安いものの定期コースで8,200円。高いものだと14,000円ほどと高価。

ただ、どんなに安かろうが効果が小さく髪の毛の生えなければ意味がないので、こればかりはどちらが良いとは一概に言い切れません。

従来のミノキシジルで副作用がなくしっかりと効果が出ているのであればそれで十分ですし、仮に効果に満足していない、副作用が心配という場合にはキャピキシルを含有した育毛剤を試してみればいいのではないでしょうか。

育毛剤イクオスではこんなデータも

ミノキシジルの3倍の育毛効果があるという情報だけが独り歩きし、「唯一の外用発毛剤の3倍とかむしろ嘘臭い」と逆に胡散臭さを感じてしまうキャピキシル。

それは培養細胞を用いたものでの結果であるため、実際の頭皮に当てはめるわけにはいきません。そんな中、2016年9月にリニューアルした育毛剤イクオスが公表したデータに興味深いものがありました。

イクオスのキャピキシルデータ

自社製品であるイクオスを推すのは当然なので、ここではあえてalgas-2(アルガス2)を無視して、その下のミノキシジルとキャピキシルのデータに注目して下さい。

この調査はあくまでも自社データなのでどこまで信用できるかという問題はあるものの、イクオスとは関係のないキャピキシルとミノキシジルだけに、このデータには一定の信頼性があるのではないでしょうか。

まあ、イクオス自体高機能な育毛サプリメントが付いて7,538円と、効果・価格面で非常に優れた育毛剤なので、興味があるならイクオスを検討してみるのもいいかもしれません。

キャピキシルとミノキシジルの話に戻すなら、こういった他社のデータからも間接的にキャピキシルの効果が実証されてきている気がします。

キャピキシルとミノキシジルどっちを使うべき?

キャピキシルとミノキシジルどちらを使うべきか?

これまでの実績や確実性、価格を最優先に考えるならミノキシジルですが、副作用のリスクが付きまとう点は留意しておく必要があります。

一方のキャピキシルは副作用のリスクがなく、ミノキシジルより大きな効果を示す可能性があるものの、データや実績が少ない上に価格はお高め。

確実性を重視するなら、価格面でもやや優位なミノキシジルをまずは使ってみるべきと思われ、副作用に懸念がある人やミノキシジルを使って効果に限界を感じている人はキャピキシルを使えばいいのではないでしょうか。

私自身キャピキシルとピディオキシジルを配合したフィンジアを使っており、それをレポートした記事も書いていますので、気になる人は覗いてみて下さい。(→フィンジアを使ってみて分かった効果とその評価

今でこそ歴史の長いミノキシジルに一日の長があるものの、キャピキシルの効果や評判も徐々に広まってきていますので、遠からずキャピキシルがミノキシジルにとって代わる時代が来るのかもしれません。

キャピキシル育毛剤のおすすめは?

フィンジアおすすめ キャピキシルを5%配合した育毛剤はいくつかありますが、価格と成分のバランスが最も良いのがフィンジアです。

ミノキシジルの3倍の効果があるキャピキシルに加え、ミノキシジル誘導体であるピディオキシジルの配合濃度は業界最多となる2%。

育毛剤は浸透力に問題がある場合も多いのですが、フィンジアはカプサイシンによるゲートアクセス理論によりその問題を解決。どのキャピキシル育毛剤を使うか迷った時はフィンジアを選んでおけば間違いないでしょう。

フィンジアの詳細

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