発毛剤や育毛剤、トニック、育毛シャンプーの違い

発毛剤、育毛剤、トニック、育毛シャンプーの違い

最近髪の毛が薄くなってきたから何かしらの対策をしなければ…そう感じ色々と調べてみたものの、あまりにも種類が多くて驚いた方も多いのではないでしょうか。

科学的、世界的に効果が実証されているフィナステリド(商品名:プロペシア)やデュタステリド(商品名:ザガーロ)、ミノキシジルをはじめ、市販の育毛剤、育毛トニック、育毛シャンプーなど挙げ出したらきりがありません。

大きく分けると「発毛剤」「育毛剤」「育毛トニック」「育毛シャンプー」あたりになるでしょうか。私自身も薄毛に悩むまでは「トニックって何だ?」と疑問に思っていたくらい。

ここでは発毛剤・育毛剤と育毛トニック、育毛シャンプーの線引きや違い、効果などについて詳しくかつ簡潔に取り上げていきますので、今後の育毛ライフの役に立てていただければ幸いです。

発毛剤とはどんなもの?

発毛剤とは?

まず最初に取り上げるのは「発毛剤」。

発毛剤とは一口に言ってしまえば「発毛することが認められている医薬品」。日本の厚生労働省はもちろん、アメリカの食品医薬品局(FDA)など世界の公的機関から効果が認められている成分もしくはそれを用いた薬のこと。

医療機関で処方されるプロペシアや個人輸入で買える廉価なフィンペシアに代表されるフィナステリド内服薬と、2015年に認可されたザガーロ、ベルトリドといったデュタステリド内服薬、そして大正製薬のリアップX5プラスや個人輸入で買えるカークランドやフォリックスなどのミノキシジル配合商品がそれにあたります。

  • フィナステリド
  • デュタステリド
  • ミノキシジル

世界的に見るとフィナステリドとミノキシジルのみが発毛成分として認められており、日本においてはデュタステリドを加えた3つということになります。

これらにどういった特徴があるか、ひとつずつ簡単に説明しておきましょう。

フィナステリドの特徴

フィナステリドを配合したプロペシアが日本で承認されたのは2005年。

男性型脱毛症(AGA)の原因とされるジヒドロテストステロン(DHT)の生成に深く関わる「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」の働きを阻害することで薄毛を治療します。

プロペシアの効果

その効果は高く、7割前後の人の改善が見られ、AGAの進行を食い止めていることに関しては9割以上に人に効果を発揮しています。

一方で男性ホルモンであるDHTの生成を抑制するという性質上、性欲減退や勃起障害といった副作用も。男性としては辛い…というか悲しい副作用であるため、使用を躊躇してしまう人も多くなっています。

デュタステリドの特徴

ザガーロの効果

デュタステリドを主成分としたザガーロが厚生労働省に認可されたのは2015年。最も新しい発毛剤ということになります。

作用はフィナステリド同様5αリダクターゼを阻害するというものですが、2型の5αリダクターゼのみを阻害するフィナステリドに対し、デュタステリドは1型と2型の両方を阻害するため、効果はフィナステリドの1.6倍とも。

その点については喜ばしいことなのですが、副作用もフィナステリドより強いという意見も散見されるなど、必ずしも良い面ばかりではありません。

また、医療機関で処方を受けると1ヶ月あたり9,000~10,000円ほどかかるという費用の高さもネックになっています。

ミノキシジルの特徴

ミノキシジルは外用薬として使われる発毛剤であり、世界的には様々な商品が販売されていますが、日本においては大正製薬のリアップシリーズが独占している状況となっています。

フィナステリドやデュタステリドのように男性ホルモンに働きかけるのではなく、毛包に作用することで成長因子を増やし毛母細胞を活性化するとされます。実際のところ発毛メカニズムの完全解明には至っていないのが実情。

ミノキシジルの効果

世界的なスタンダードである5%配合のもので高い発毛効果を示しているものの、元々が血圧を下げるために作られた成分であるため副作用に対する懸念も。

外用薬の場合、ミノキシジルの典型的な副作用であるめまいや動悸、血圧低下などの副作用はほとんど見られませんが、頭皮のかゆみや炎症といったものは比較的多くなっています。

ちなみに「最強の発毛剤」との呼び声も高いミノキシジルタブレット(内服薬)は、効果もさることながら副作用も強く、その副作用ゆえこれを発毛剤として認めている国はひとつもありません。


これら発毛剤は高い発毛効果がある一方で性機能障害や低血圧などといった様々な副作用リスクがあります。副作用の有無は個人差が大きいものの、使用するにはある程度の覚悟が必要になる薬でもあります。

とはいえ発毛効果は他の育毛剤の追随を許さないほど高く、また個人輸入を使えば国内の育毛剤より安価かつ高い効果を望めるとあって当サイトでも一番人気のある商品郡となっています。

ただ、発毛剤は副作用に加え初期脱毛も強く身体に与える悪影響も無視できないので、まずは副作用の心配が無い市販の育毛シャンプーや育毛剤を使ってみて、それでも効果が見込めない場合の最終手段とするべきか。

■発毛剤の発毛効果は高いが、それだけに様々な副作用も持つ

育毛剤とは?

次に取り上げるのは「育毛剤」です。

世の中では発毛剤と育毛剤を混同して語られる事が多いこともあって、多くの人がこれらの違いを認識していないと思われます。

前述したように発毛剤は日本において「医薬品」であり発毛効果があると実証されたもので、かたや育毛剤のほとんどは「医薬部外品」。街中やネット上で見るローションタイプのヘアケア製品のほとんどは育毛剤と思って間違いありません。

基本的に新たな毛を生やす「発毛」を目的としたものではなく、今ある髪の毛をしっかりと成長させる「育毛効果」があると認めらたもの。仮に発毛効果があったとしても、薬機法によりそれを謳うことはできません。

ゆえに育毛剤に発毛効果があるかどうかには言及できないものの、期待できそうな成分を配合しているものも存在します。

しかし育毛剤の質や効果は玉石混交と言わざるを得ず、適切な育毛剤を選べば発毛剤に負けないほどの効果を期待できる一方で、質の低い育毛剤を使っても全然効果がないという事態になりかねません。

どんな育毛剤を使えばいいの?

発毛剤と違い育毛剤は数多くの商品が乱立しており、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

個人的にはミノキシジルと同等の育毛効果を持つM-034を配合し、なおかつ育毛サプリメント付属で比較的リーズナブルなイクオスチャップアップはインターネットを中心に販売する育毛剤の中でもトップクラスの人気を誇っています。

もうちょっと革新的な育毛剤を使いたい場合、価格はちょっと高くなってしまうもののミノキシジルの3倍の育毛効果を謳うキャピキシル配合のフィンジアボストンがおすすめでしょうか。

育毛剤のメリットは発毛剤のような副作用の心配がほとんどない点や初期脱毛がないことなどが挙げられます。価格的にもAGAクリニックなどで処方されるプロペシアやザガーロと同等、場合によっては安いくらい。

プロペシアやミノキシジルを使ったことがある人なら分かると思いますが、副作用もさることながら発毛剤の初期脱毛は衝撃の一言。

それが本当に初期脱毛ならいいが、「発毛剤が合わなくて悪化しているのでは?」という疑心暗鬼に陥り使用継続をためらうほど。育毛を始めたばかりの方は気軽に始められる育毛剤から試してみるほうが良いと思います。

■発毛効果を公式に認めれていないだけでそれに順ずる効果を持つものも多い
■育毛剤の大きなメリットは初期脱毛と副作用の心配がない事

育毛シャンプーとは?

育毛シャンプーとは育毛や頭皮の保護などを優先的に考えたシャンプーの総称。ただ、育毛剤と違い「育毛シャンプー」という区分は存在しないため、薬機法により「発毛」はもちろん「育毛」を謳ってはいけない商品がほとんどとなります。

育毛シャンプーの目的は髪を生やすことではなく頭皮の保護や環境改善が目的。アミノ酸系の洗浄成分を使うことで、頭皮や髪にダメージを与えがちな洗浄力の強い市販のシャンプーに比べ頭皮に優しくなっています。

また、センブリエキスやグリチルリチン酸ジカリウムなど育毛剤に使われる天然のスカルプ成分を使用していることが多いのも特徴。育毛剤同様、抗炎症作用や血行促進効果が期待できるでしょう。

育毛シャンプー自体は髪を生やす効果や育毛促進効果はほとんどありませんが、薄毛の原因のひとつである頭皮環境の悪化を予防したり改善したりすることで間接的な発毛促進効果を期待できます。

頭皮に塗布する発毛剤や育毛剤を使っているのであれば、育毛シャンプーにより頭皮環境を改善することによってその効果を最大限引き出すことができるのも大きな強み。

市販のシャンプーと育毛シャンプーの違い

そもそもなぜ市販の安いシャンプーが頭皮に悪いか?

市販の廉価なシャンプーのほとんどは洗浄力が強く頭皮に必要な皮脂を過剰に取り去ってしまう高級アルコール系の洗浄成分を使っています。

それだけ強い洗浄力のある界面活性剤で髪を洗うと、頭皮はもちろん髪の毛もキシキシしてしまいます。それをごまかし滑らかな指通りを演出するのがシリコン。

シリコンは髪の毛を滑らかにするものの、頭皮に良いとは言えないため近年はノンシリコンのシャンプーが勢力を拡大。

育毛シャンプーは高級アルコール系の界面活性剤を使わずアミノ酸系などの洗浄力のマイルドなものを使うことで皮脂を適度に残し、ノンシリコンと相まって頭皮環境を改善、健全にします。

加えて多くの天然由来成分によって頭皮のケアも行なえます。強力な洗浄力で頭皮の皮脂や汚れを取り去る市販のシャンプーに対し、髪の毛が健やかに生える土壌を作り出すのが育毛シャンプーということになるでしょうか。

ただ、安価な高級アルコール系洗浄成分に対しアミノ酸系は材料費が高価であるため、どうしても価格が高くなってしまうというのが最大にして唯一のデメリットともいえるでしょう。

■育毛シャンプー自体に髪の毛を生やす発毛・育毛効果はほとんどない
■育毛シャンプーは頭皮環境を改善する事で間接的に育毛を助ける

どんなシャンプーを使えばいいの?

現在、育毛シャンプーやスカルプシャンプーというものが数多く販売されており、中でも有名なのがスカルプDあたりになるでしょうか。

スカルプDであればドラッグストアなどでも売っているため手軽に手に入るというメリットがあるものの、有名で買いやすいという点を除き純粋に価格や成分を見ると、決して優れているとは言えません。

個人的にはキャピキシルを配合し内容量も多く、価格もそれほど高くないharu黒髪・スカルププロや、海外製になりますがピディオキシジル配合で圧倒的に安いBAKUシャンプーあたりにでしょうか。

ある程度高くてもいいというのであれば、育毛剤の定番成分がこれでもかと配合されたヘアトニックブラックシャンプーという選択肢もあります。

育毛剤も併用するとなると出費が膨らみがちになってしまいますので、状況に応じて良いもの、安いものを使い分けるといいかもしれませんね。

ヘアトニックブラックシャンプーの詳細

育毛トニックとは?

最後に取り上げるのは育毛トニック。

育毛剤や育毛シャンプーは育毛に興味がない人間でも字面でなんとなくその効果を感じ取ることが出来ますが、育毛トニックは事情が異なる。

育毛トニックの「トニック」の意味がいまいち分からないため、私自身も薄毛が進行し育毛や発毛を余儀なくされるまで育毛トニックというカテゴリをよく知りませんでした。私と同様の人も多いのではないでしょうか?

育毛トニックとは簡単に説明するとスプレーで頭皮に直接噴射し、その勢いや成分により頭皮を刺激、血行を促進し抜け毛を予防するというもの。加えてメントールなど清涼感のある成分が入っていることが多くなっています。

有名どころだとCMなどでよく目にする「サクセス」やバスクリンの「インセント」、アンファーの「スカルプジェット」がそれにあたります。

価格も1,000円前後と育毛剤や育毛シャンプーに比べ手軽なので「育毛の第一歩」として使用している方も多いかと。ただ、育毛剤同様医薬部外品であるため同じカテゴリの商品と感じがちですが、この2つはそもそもの目的が違います。

育毛トニックの注意点

抜け毛の予防や髪の毛を元気に育てる発毛促進効果、育毛効果が育毛剤の主な目的になっているのに対し、育毛トニックの目的は血行促進しつつ頭皮の炎症を抑え、清涼感を得るためのもの。

そのため、成分的にも育毛剤とは大きく異なっています。

ジェット噴射により頭皮に刺激を与えることによって血行を促進させ、同時に皮脂も取り除きます。ただし、育毛シャンプーのところでも書いたように頭皮の皮脂は単純に除去すればいいというものではありません。

頭皮の皮脂は本来肌を守るために存在しているもので、これを過剰に除去すれば頭皮は乾燥しフケやかゆみの原因になりますし、頭皮環境に重要な保湿という観点でも良くありません。

また育毛トニックに配合される清涼感を演出し血行を促進するとされる成分は刺激が強いものも多く、育毛剤や育毛シャンプーが自然由来成分で血行を促進しようとしているのに対し、育毛トニックは刺激によって血行を促進します。

メントールなどの成分はその瞬間こそ気持ちが良いかもしれませんが、それが頭皮にとってプラスになるかどうかは別問題といえます。

せっかく育毛剤や育毛シャンプーにより頭皮環境を良く保っていても、育毛トニックを使う事によってそれを台無しにする可能性は否定できません。

もちろんこういった効果は個人差があり一概に「どう」とは言えず、育毛トニックを使って効果があったという方も多くいらっしゃるでしょう。大きな問題がなく評判もそれなりに良いから今日まで販売できているのでしょうが、本格的な発毛・育毛を目指す当サイトにおいてはあまりおすすめしません

しかし「トニック」と銘打っていてもスプレータイプの育毛剤である場合も。キャピキシルやピディオキシジルを高濃度で配合し高い効果が期待できるフィンジアもこれにあたります。

実際にフィンジアが「ヘアトニック」と名乗っていることからも、育毛剤と育毛トニックに明確な線引きはないのかなという印象。

本気で髪の毛を生やしたいと考えているなら基本的に育毛トニックやヘアトニックはおすすめできないが、中にはフィンジアのように本格的な育毛剤でもヘアトニックを名乗っているものも存在しますので、このあたりはしっかりと見極めたいところ。

キャピキシル配合「フィンジア」の詳細

■育毛トニックは価格面で手軽だが頭皮への悪影響も否定できない
■当サイトの判断としては育毛トニックはおすすめしない

結局どれを使えばいい?

発毛剤や育毛剤、育毛トニック、育毛シャンプーの違いについてここまで書いてきましたが、「結局どれを使えばいいんだよ」と感じる人も多いのではないでしょうか?

こればかりは「現在の髪の毛や頭皮の状況によって違う」と言わざるを得ないものの、一定の方向性を示すことはできます。

薄毛になっていない場合

薄毛にはなっていないものの30代に突入し髪の毛のハリやコシがなくなってきたという場合は、まず手軽な育毛シャンプーで対策してみるのが吉。

育毛シャンプーを使うことで髪の毛のハリやコシを出すことが期待できますし、今使っているシャンプーと交換すればいいだけという手軽さは大きな魅力。育毛剤はどうしても手間がかかってしまいますからね。

ただし、髪の毛が明らかに細くなっている、やや薄毛の兆候が見て取れるという場合は育毛シャンプーでは状況改善に至らない可能性が高まります。なぜなら育毛シャンプーは頭皮の環境改善や維持が主な目的だから。

男性型脱毛症(AGA)が疑われる場合スピードが明暗を分けます。早めに対策することで若い頃のようなフサフサの髪を取り戻せる可能性が高まりますので、少しでも薄毛が疑われる場合は副作用のない育毛剤から試してみるべきでしょう。

ここでのおすすめはやはり育毛剤と育毛サプリメントによって体の内外から育毛を目指せるチャップアップやイクオス。とりあえずこの2つを使っておけば間違いありません。

チャップアップの詳細

無添加育毛剤イクオスの公式サイトへ

薄毛が目立ってきている場合

薄毛が目立ってきている場合には一刻の猶予もありません。

これまで育毛剤を使ったことがない人であればまずは上記のチャップアップやイクオスなどを使用してみるのがベストであることに変わりはありませんが、すでにこれらを使っていて効果に満足できない場合は状況が異なります。

次なる選択肢としてはフィンジアボストンのようなキャピキシル育毛剤か、思い切ってフィナステリドやミノキシジルといった発毛剤か。

副作用リスクをある程度許容できるのであればフィンペシアベルトリドといった内服の発毛剤が効果的。価格も圧倒的に安いですしね。個人輸入に抵抗がある場合は医療機関でプロペシアやザガーロを処方してもらいましょう。

内服の副作用は嫌だが強い外用薬を使いたいのであればミノキシジルを15%配合したフォリックスFR15あたりがおすすめ。ミノキシジルといえど外用薬であれば副作用のリスクはそれほど高くないですからね。

基本的に育毛トニックはどのシーンにおいてもあまりおすすめはできません。安価という強い武器はあるものの、強い刺激から逆効果になる可能性もあるから。

育毛シャンプー、育毛剤、発毛剤の中からご自分の状況に合わせて適切な選択を行うようにしてください。

フォリックスFR15の詳細

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